2015
08.2117:46

〔桜島〕今後の活動の変化を注意深く監視する必要-火山噴火予知連

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21日午後、火山噴火予知連絡会拡大幹事会が鹿児島地方気象台で開催され、大規模な噴火が懸念される桜島について、「現時点では、規模の大きな噴火が発生する可能性は8月15日時点に比べて低下しているが、今後の活動の変化を注意深く監視する必要がある」としました。
なお、南岳直下付近を震源とする火山性地震が引き続き観測されているほか、ちょうど会議中の21日13:59頃には、昭和火口で19日未明以来となるごく小規模な噴火が確認されています。気象庁は噴火警戒レベルを4(避難準備)のままとして警戒を呼びかけています。

■噴火の状況
・14日01:15 昭和火口で今年691回目となる爆発 大きな噴石が7合目(昭和火口より200~300m)まで弾道を描いて飛散

・15日07:00頃~ 島内を震源とする地震が多発、山体膨張を示す急激な地殻変動を観測
・15日10:15 噴火警報発表、噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げ

・19日02:03 昭和火口で高感度カメラで明瞭に見える火映を観測
・19日03:13 昭和火口でごく小規模な噴火(火口縁上高さ500m)

・21日13:59 昭和火口でごく小規模な噴火

■火山性地震等の状況(21日15:00現在)
・15日 火山性地震 1023回 有感地震 4回(震度2:3回・震度1:1回)
・16日        71回
・17日        17回
・18日        21回
・19日        13回 火山性微動 1回
・20日        16回
・21日15:00現在    5回

■火山噴火予知連絡会の見解
・活発した火山活動は、南岳直下の海面下1~3kmを中心とする領域にマグマがダイク状に貫入して、圧力が増加したことにより発生していると考えられる。
・解析では、地下の体積膨張量は約200万立方メートルと見積もられる。これまでのところ、今回貫入したマグマがさらに火口近くまで上昇していることを示す兆候はみられていない。
・再びマグマ貫入がある場合などには、火山活動の活発化は避けられないものとみられ、引き続き火山活動の変化を注意深く監視していく必要がある。

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