2017
03.0912:07

レスキューナウがラジオ出演。2017年3月7日(水)J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」

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by レスキューナウ

(写真:当日のラジオブース。別所哲也さん(右)の質問に三澤が答える。)
2017年3月7日(水)別所哲也さんがナビゲーターのJ-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」MORNING INSIGHTのコーナーで、弊社危機管理情報センター専門員の三澤裕一が出演しました。3月3日に発売した「大地震・火災・津波に備える 震災から身を守る52の方法[改訂版]」の内容から「災害のイマジネーション力」をテーマにお話しました。

三澤裕一(みさわ・ゆういち):
株式会社レスキューナウ 危機管理情報センター専門員。2006年入社、RIC24で情報収集・配信オペレーションに従事。気象情報サービスの企画・立案のほか、自治体職員向けに災害時のインターネット広報をテーマとした研修の講師も担当。

レスキューナウの役割は?

災害発生時、さまざまな状況で判断を迫られることがあります。例えば地震が発生した場合、その場から動いたほうが良いか、動かない方がいいかという判断に迫られたとき、電車の運転見合わせの情報メールが来たら、遠くへ移動はできないから、その場で安全な場所に移動しようというような行動に移ることができます。そういった場面で必要な情報を必要なときにお届けするのがレスキューナウの役割です。

具体的に災害をイメージする

企業の担当者さまと話をしていても、いままでは防災備蓄、水や食料…といったところを備えていらっしゃいましたが、東日本大震災を経験されてからは、備えのイメージがより具体的になっていると感じます。会社にずっと詰めて緊急対応しなくてはいけない。そんなときは対応要員の下着が必要になってくるよね…といったより具体的なイメージです。

「まずは水と食料‥」?

多くの方に「防災対策していますか?」と投げかけると「災害用の食品を。懐中電灯を…」と言われるんですが、それは災害が発生した後に必要なもので、揺れた瞬間にまず自分が生き残らなければ、せっかく準備した備蓄も必要なくなってしまいますよね。ですからまずやるべきことは自分の身を守るためには何をすれば良いのか、優先順位は備蓄からではないですよと本で触れています。命を守ることが大切です。家屋の耐震補強、家具の転倒防止がまずは重要ですね。

1995年の阪神・淡路大震災では神戸市で亡くなったかた(関連死を除く)の約8割が家具や家屋の下敷きになって亡くなったというデータがあります。首都直下型地震の想定でも家具や家屋の下敷きで亡くなるかたのほうが、火災よりも多く想定されています。

「グラっと来たら火を消す」は?

私も小さい頃は「地震だ火を消せ」と習いました。それは1923年の関東大震災が元になっています。当時は木造家屋が多く、当日も昼食時でした。火が燃え拡がり、風も強かったのでそのような標語が生まれたんです。一方で現代の住宅は素材も燃えにくいですし、ガスも自動で供給がストップするしくみになっていますから「火を消す」よりは身の安全を優先していただきたいです。

地下街で災害にあったときは?

地下街は閉鎖された空間ですから地震や火災がおこるとパニックになるかもしれません。一番怖いのはパニックで将棋倒しなどになることですね。実は地下街は非常に避難誘導の設備や防災設備が整っている場所でもあります。停電になっても非常灯もつきますし、30メートルおきに非常口があるなど、意外に思うかもしれませんが、地下街は災害については安全な場所と言えます。

スーパーマーケットでカゴを頭巾代わりに?

(笑)アタマを守るということですね。

帰宅困難者。東京湾北部は帰宅困難者447万人という推計も、職場や学校で起こった場合はどうしたら?

やはり身の安全を第一に考えることだとおもいます。どういうものが倒れてきそうか、どこが危険な場所なのか、反対にどこが安全なのか、どういったものが役に立つのかを確認して、ご自身でシミュレーションするのが大切だと思います。

むやみに帰ろうと思わないのも大事ですよね?

家族が心配な方もいらっしゃるかと思いますが、むやみに帰ってしまうとご自身が命をおとす危険性があります。せっかく家族に会うために帰っているのに、自分が犠牲になってしまっては意味がありません。まず情報を確認して安全か調べることが大切です。行った先に火災や、ガス漏れがあるかもしれないですし。

<質問1>会社のデスクにヘルメットと防災グッズがありますが、重いので避難時にはどうかと思うのですが?

移動しやすい重さはあると思います。動きやすい格好にしたほうがいいですね。

<質問2>折りたたみ式のヘルメットが全員に配布されていますが家にはありません。

家でヘルメットはないかもしれません。家庭にあるものを代用してはどうでしょう?クッションなど代用できるものを探すことです。そもそも家具が倒れてこない状況をつくる事が大事ですね。

東日本大震災6年、危機管理のプロである三澤さんが伝えたい事は?

何よりも災害時をイメージして、ご自身の生活スタイル、例えば「この時間はこの場所にいる」…それぞれの場所で地震が来たらどうするのか、それぞれリスクの整理をしていただきたいと思います。同時に耐震補強とか転倒防止が本当に大切です。「これが正解です」というのはないですから、それぞれの事情にあった対策を考えてみてください。

大地震・火災・津波に備える 震災から身を守る52の方法[改訂版]
http://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-0946-1.html
目黒公郎 (監修), 株式会社レスキューナウ (編集)
発売日:2017年3月3日
ISBN:978-4-7762-0946-1
価格:800円(税別)
「すぐに火を消せ」は大間違い/家具の転倒をカンタンに防ぐ裏ワザ/「歩いて帰宅」なんて大嘘、むやみに歩くな!/地震発生後、家族の安否はこうやって確認しよう/水・食料の備蓄より、まずは自宅の安全が最優先/自宅の耐震性を手軽に計れるチェックポイントとは?/液状化―住んでいる家の地盤は大丈夫か/被災者の声を生かした防災グッズ ―ほか、役立つ情報が満載!

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