2016
12.2723:30

〔鳥インフル〕日本国内の高病原性ウイルス感染 11月以降100件を超える(12/27現在)

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11月以降、日本国内の各地で野鳥や養鶏場の鶏などから、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)の検出が相次いでおり、12月26日時点において感染事例が100件を超えています。
環境省は11月21日、警戒レベルを最高の「3」に引き上げました。感染確認地域では周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し監視を強化しています。同じ場所でたくさんの野鳥が死んでいる場合は、都道府県や市町村に連絡すること、野鳥が死んでいるのを見つけた場合は素手で触らないこと、触ってしまった場合は手洗い・うがいを行うこと、野鳥のフンを踏んでしまった場合には他の地域にウイルスを運ばないよう消毒することを呼びかけています。
農林水産省は11月28日、鳥インフルエンザ防疫対策本部を設置しました。養鶏農家などに対して、衛生管理を徹底するとともに、飼養家きんに異状を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡するよう呼びかけています。

■日本国内での鳥インフルエンザウイルス感染確認状況(2016年11月以降)
※高病原性鳥インフルエンザが確認された都道府県の2例目以降は、高病原性確定事例のみ記載
※確認されたウイルスの型は特記なき場合「H5N6亜型」
※日付は確定日

鳥インフルエンザウイルス感染確認状況マップ(2016年11月以降)

鳥インフルエンザウイルス感染確認状況マップ(2016年11月以降)

【農場(養鶏場など)】
高病原性感染事例:7件(5道県)

<北海道>
●清水町:養鶏場の鶏(12/16)

<青森県>
○青森市:農場の食用アヒル(12/1・5) → 12/27移動制限区域解除
※12月5日に感染が確定した農場は、1日に確定した農場の移動制限区域内(約300m離れている)に位置している。

<新潟県>
○関川村:養鶏場の鶏(12/1) → 12/27移動制限区域解除
○上越市:養鶏場の鶏(12/2) → 12/28移動制限区域解除予定

<熊本県>
[H5亜型]
●南関町:養鶏場の鶏(12/27)

<宮崎県>
●川南町:養鶏場の鶏(12/21)

【野鳥】
高病原性感染事例:117件(15道府県)

<北海道>
●苫小牧市:ハヤブサ1羽(12/5)
●北見市:オオハクチョウ2羽(12/8・13)
●上士幌町:フクロウ1羽(12/20)
●音更町:ハヤブサ1羽(12/22)
[H6N2亜型(高病原性ではない)]
・中標津町:オオハクチョウ1羽(11/21)

<青森県>
●八戸市:オオハクチョウ1羽(12/15)
●三沢市:コブハクチョウ1羽(12/20)
●弘前市:オオタカ1羽(12/22)
●平内町:オオハクチョウ1羽(12/22)
●むつ市:オオハクチョウ1羽(12/22)
[A型陽性反応→不検出]
・鶴田町:オオハクチョウ1羽(12/8)
・青森市:ノスリ1羽(12/13)

<岩手県>
●盛岡市:オオハクチョウ2羽(11/28、12/26)
●滝沢市:マガモ1羽(12/19)
●一関市:コハクチョウ1羽(12/22)

<宮城県>
●登米市:マガン1羽(11/29)
●栗原市:マガン1羽(12/5)
[A型陽性反応→不検出]
・多賀城市:オオハクチョウ1羽(12/13)

<秋田県>
●秋田市:コクチョウ3羽(11/21・28)、シロフクロウ3羽(11/30、12/12)

<福島県>
●福島市:オオハクチョウ1羽(12/8)
[A型陽性反応→不検出]
・矢吹町:オオハクチョウ1羽(12/20)

<茨城県>
●水戸市:オオハクチョウ1羽(12/7)、ユリカモメ3羽(12/12・26)、コブハクチョウ23羽(12/13~)、コクチョウ1羽(12/26)
●鹿嶋市:ユリカモメ1羽(12/26)

<栃木県>
●真岡市:オオタカ1羽(12/16)

<新潟県>
●阿賀野市:コハクチョウ9羽(12/7~)、オオハクチョウ1羽(12/13)
●上越市:ハシボソガラス1羽(12/9)、ハヤブサ1羽(12/9)

<長野県>
[A型陽性反応→不検出]
・安曇野市:コハクチョウ1羽(12/14)

<愛知県>
●名古屋市:コクチョウ3羽(12/12)、シジュウカラガン2羽(12/13・20)、マガモ2羽(12/13)、ヒドリガモ1羽(12/13)

<三重県>
●明和町:オオタカ1羽(12/20)

<京都府>
●コブハクチョウ7羽(12/23)

<兵庫県>
●小野市:カモ類のフン(12/1)

<鳥取県>
●鳥取市:オナガガモのフン(11/21)、コガモのフン(11/21)、ヒドリガモ・ヨシガモのフン(11/28)
●米子市:コハクチョウ2羽(11/30)

<長崎県>
[A型陽性反応(確定検査中)]
・諫早市:ハヤブサ1羽(12/22)

<鹿児島県>
●出水市:ツルのねぐらの水(11/18)、ナベヅル23羽(11/22~)、ヒドリガモ3羽(11/28、12/6)、カモ類のフン(11/28)、オナガガモ1羽(11/29)、マナヅル1羽(11/29)

※H5N6亜型は2014年にアジア各地で確認され、ヒトへの感染も中国で1例確認されている。今シーズンは10月末以降、韓国で野鳥および養鶏場での感染が確認されている。

◆環境省|高病原性鳥インフルエンザに関する情報
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/
◆環境省|死亡した野鳥を見つけたら(ポスター)
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/leaflet/leaflet-a.pdf
◆農林水産省|鳥インフルエンザに関する情報
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/

[関連記事]
・韓国における高病原性鳥インフルエンザ状況、過去最悪ペース(12/16)
http://www.rescuenow.net/?p=4880
・〔鳥インフル〕ヨーロッパでH5N8亜型ウイルスの感染が相次ぐ(11/18)
http://www.rescuenow.net/?p=4715

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