2016
07.1206:24

2016年の災害を振り返る~海外~<1月~6月>

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レスキューナウ 危機管理情報センターでは、海外で発生した大規模な災害や、多数の死傷者が発生した事故・事件の被害状況について随時情報掲載を行っています。
2016年上半期を締めくくるにあたり、改めて今年発生した海外案件について振り返ります。

※被害の内訳については、原則的にレスキューナウによる情報取りまとめ時のものです。それぞれの記事の最終更新日以降の状況については反映されていないことがあります。

●1月
【1日:フィリピンで新年を祝うイベントで事故】
死者2人 負傷者約400人
フィリピンで、新年を祝う花火大会などのイベントで爆発などの事故が相次ぎ、多くの死傷者が出たり、住宅が燃えるなど大きな被害が出た。

【22日~23日:アメリカ東部で大雪 首都と10州で非常事態宣言】
死者10人
発達した低気圧の影響で、アメリカ東海岸では広い範囲で記録的な大雪が降り、これまでに道路の凍結による交通事故などで少なくとも10人が死亡したほか、多数の航空便が欠航するなど公共交通機関にも大きな影響がでた。このため、首都ワシントンとニューヨーク州など10の州で非常事態宣言が発表され、市民に不要不急な外出を控えるよう呼びかける事態となった。

●2月
【1日~:中南米を中心にジカ熱感染急拡大 WHOが緊急事態宣言】
死者3人
WHO(世界保健機関)は、蚊が媒介する感染症で、中南米を中心に感染が急速に拡大しているジカ熱について、感染が他地域にも広がるおそれがあるとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。コロンビア国立衛生研究所は5日、患者3人がジカ熱が原因とされるギランバレー症候群を併発し、いずれも死亡したと発表。保健当局によると、ジカ熱が直接的死因とされるのは初。また、欧州でも妊婦が初感染するなど急速に感染が拡大した。

【7日:台湾南部でM6.4】
日本時間04:57頃 死者22人 負傷者500人以上
台湾南部・高雄市付近を震源とするM6.4の地震が発生。16階建てのビルが倒壊したり、多くの住宅が全壊するなどの被害。

【9日:ドイツ・バイエルン州で列車同士の衝突事故】
日本時間14:48頃(現地時間9日06:48頃) 死者4人 負傷者およそ150人(うち10人が重傷)
ドイツ・バイエルン州南東に位置するバートアイブリンク近郊で、列車同士が衝突し、車両が脱線する事故が発生。

●3月
【2日:インドネシア・スマトラ島南西沖でM7.8、日本への津波の影響なし】
日本時間21:49頃
インドネシア・スマトラ島南西沖を震源とするM7.8の地震が発生。西スマトラ州、北スマトラ州、アチェ州などスマトラ島の5州に津波に対する警戒が呼びかけられた。スマトラ島中部パダンでは小規模な津波を観測。日本の影響はなかった。

【5日:タイ・首都バンコクで乗合ボート爆発】
現地時間06:30頃(日本時間08:30頃) 負傷者50人(うち邦人1人)
タイの首都バンコクの運河で、水上バスとして使用されている乗合ボートが爆発。ボートには通勤客など約70人が乗船していた。

【19日:ロシア南部でアラブ首長国連邦の旅客機が墜落】
03:50頃(日本時間09:50頃) 死者62人(乗客55人、乗員7人)
ロシア南部・ロストフ・ナ・ドヌーの空港で、アラブ首長国連邦・ドバイ発ロストフ・ナ・ドヌー行きのフライ・ドバイ981便(乗客乗員62人搭乗)が着陸に失敗し、墜落する事故が発生。

【22日:ベルギー・ブリュッセルの空港や地下鉄駅で爆発 邦人2人重軽傷】
空港:08:00(日本時間16:00)過ぎ 死者14人 負傷者80人  地下鉄:09:00(同17:00)過ぎ 死者20人 負傷者106人
ベルギーの首都・ブリュッセル郊外にあるザベンテム国際空港で2度の大きな爆発。その後、中心部の地下鉄マルベーク駅でも爆発が発生し、多くの死傷者が出た。
過激派組織ISが、Webサイト上にISの犯行であると認める声明を発表。ベルギー政府は全土のテロ警戒レベルを最高に引き上げた。

【29日:エジプト機ハイジャック】
午後
アレクサンドリア発カイロ行きのエジプト航空機MS181便(乗客乗員62人 A320-200)が銃で武装した男にハイジャックされ、キプロスのラルナカ国際空港に着陸し、当局が犯人と交渉を続け犯人は逮捕された。ハイジャックされた当時、この旅客機には乗客乗員62人が乗っており、空港着陸後に多くの乗客が解放されたが、乗客3人と乗員4人を人質に立てこもった。

【31日:インドで高架道路倒壊】
12:00頃 死者18人以上 負傷者約80人以上 行方不明者約150人
インド東部コルカタで建設中の高架道路が崩壊し、直下の道路を走行していた車両や通行人が巻き込まれ多くの死傷者が出る事態となった。なお、同国では近年、ずさんな工事が原因とみられる倒壊事故が相次いで発生している。

●4月
【3日:アメリカ東部・ペンシルベニア州で列車脱線事故】
朝 死者2人 負傷者35人
アメリカ東部ペンシルベニア州で長距離列車が線路上で建設用の大型機械と衝突し、列車の機関車部分が脱線する事故が発生。列車には300人程の乗客乗員が乗車していた。

【16日:エクアドル付近でM7.8・日本への津波影響なし】
16日18:58頃(日本時間17日08:58頃) 死者650人以上 負傷者15000人以上 行方不明者50人以上
エクアドル付近を震源とするM7.8の地震が発生し、多くの死傷者行方不明者が出たほか、建物倒壊や橋が崩落するなど大災害となった。津波警報センターは、津波に関する情報を発表。この地震による日本への津波の影響はなかった。なお、エクアドル付近では、その後、M6.0級の地震が相次いで発生した。
・4月20日17:33頃 M6.1
・4月22日12:03頃 M6.0
・5月18日16:57頃 M6.7
・5月19日01:46頃 M6.8

●5月
【上旬~:カナダ・アルバータ州北東部で大規模山火事】
カナダ・アルバータ州北東部のフォートマックマレーで大規模な山火事が発生し、19日までに約48万ヘクタールが延焼し、約10万人が避難したほか、同市の空港は閉鎖。同州は緊急事態宣言を発表した。

【18日:エジプト航空機 消息不明】
深夜(日本時間19日09:45頃)
パリを出発したエジプト航空MS804便(フランス・パリ発 エジプト・カイロ行き/エアバスA320型機)の機影が地中海(エジプト空域内)の約11000m上空でレーダーから消えた。同機には乗客56人・乗員10人の計66人が搭乗。その後、ギリシャ軍の船が、ギリシャ南部・クレタ島付近の海上で、同機の一部の可能性のあるプラスチックの破片が発見された。

【19日:インドで最高気温51度を記録】
死者300人
インドの北部から西部にかけての広い範囲で熱波に見舞われており、19日にはインド国内の過去の記録を更新する最高気温51度を観測。熱波の影響により、インドでは約300人の死者を確認。

【21日:バングラデシュ南部 大型サイクロンによる被害 23人死亡・50万人避難】
死者23人 避難者50万人
バングラデシュ南部沿岸で大型サイクロン「ロアヌ」が上陸。各地で洪水や土砂崩れが相次ぐなどして、死者や建物浸水による避難者が出る事態となった。

●6月
【12日:アメリカ・フロリダ州オーランドで銃乱射事件】
02:00頃(日本時間15:00頃)発生 死者50人 負傷者100人以上
アメリカ南東部フロリダ州オーランドにあるナイトクラブで、男が持っていたライフル銃や拳銃を乱射。現地メディアによるとアメリカ国内で発生した銃の乱射事件では過去最悪の規模。なお、銃を乱射した男は警察との銃撃戦の末、店内で死亡。過激派組織ISが犯行声明を発表。

【23日:中国・江蘇省で大規模な竜巻 死者98人 負傷者800人以上】
午後 死者98人 負傷者800人以上
中国東部・江蘇省塩城市で大規模な竜巻や突風が発生し、家屋の破損、工場が吹き飛ばされるなど大きな被害が出た。

【23日~:アメリカ南部で大規模洪水】
死者23人
アメリカ南部のウェストバージニア州で大雨による大規模な洪水が発生、家屋の倒壊や停電などの被害。44郡に非常事態宣言が出され、最大で州兵500人が救助活動に当たった。

【28日:トルコ・イスタンブールの空港で自爆テロ】
22:00頃(日本時間29日04:00頃) 死者41人 負傷者239人
トルコ最大の都市イスタンブールのアタチュルク国際空港国の際線ロビー入口付近で、厳重警備の中、3人組とみられる男が銃を乱射した後に自爆するテロ事件が発生。この影響で、欠航・遅延が相次いだほか、HISでは29日の日本発のツアーを中止するなどの影響。過激派組織ISによる可能性。
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