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日本SGI 株式会社(社長:和泉 法夫、本社:東京都渋谷区)と株式会社ゼンリン(社長:原田 康、本社:北九州市小倉北区)、さらに株式会社レスキューナウ・ドット・ネット(社長:市川
啓一、本社:東京都品川区)の3社は協業し、各社の技術を組み合わせ、災害救助に必要な各種情報を統合して可視化する、レスキュー(災害救助)支援に最適な総合情報システムの開発に合意しました。
今後3社は、災害に関する各種情報を地図情報上に有機的に連動させ、視覚的にわかりやすい情報として総合的に表示・活用できる可視化ソリューションの実現をめざします。新システムの開発および構築において各社が、技術開発、コンサルティングやシステム・インテグレーションも含めて協業していきます。
そして、年内をめどに、政府機関や各自治体、地方公共団体の災害対策関連施設をはじめ、全国に店舗・営業網を持つ民間企業の災害対策のニーズに対応した効果的なレスキュー支援に最適な総合情報システムの提供をめざします。
阪神淡路大震災や米国のニューヨーク世界貿易センタービルなどの同時多発テロなどによって、国内においても災害に対する関心が急速に高まっており、自治体や民間企業において災害対策に関するさまざまな取り組みが進められています。
しかし災害救助においては、まずは災害状況をリアルタイムに的確に把握し、それに対して迅速に対応して災害救助の指揮をおこなうことが必要です。そのため3社は、各社の技術やソリューション、コンテンツを統合し、震度分布や安否情報などを地図情報上に集約して可視化することにより、視覚的にわかりやすい情報として提供するシステムの開発をおこないます。
日本SGI は、すでに大規模可視化システムにおいて、製造業でのデザインレビューや科学技術計算分野での膨大なデータの大規模計算処理結果の可視化など、豊富な経験と実績を持ちます。今回の開発に向けて、従来のシミュレーション分野だけでなく、災害状況の情報をリアルタイムに表示かつ多角的に分析するため、先端技術分野で培った可視化技術を提供します。
また、ゼンリンは地図情報、そのグループ会社であるゼンリンデータコムはWeb対応地図情報システムおよびインターネット経由での配信サービス、同じくジオ技術研究所は3次元デジタル地図を提供します。特にジオ技術研究所の3次元デジタル地図は、建物の壁面テクスチャ、出入り口や駐車場、看板まで含めた外観や方向案内などの道路標識まで表示し、街並みをリアルに再現することが可能で、実際の災害現場の状況を把握するには重要な役割を担います。
そしてレスキューナウは、24時間365日稼動するレスキューナウ危機管理情報センター (RIC24)が収集する危機管理情報を携帯電話やインターネットなどを通じてリアルタイムで配信しており、従来の危機管理情報がここで収集された情報と連動することで、より効果的な情報活用を目指します。
このように、システムやコンテンツ、情報などを有機的に組み合わせて、効果的に可視化された情報を総合的に表示するシステムを利用することにより、各自治体の行政区分を超えた広域の情報伝達や、災害救助活動の連携を図ります。
今回開発するシステムは、従来のマクロ的視点の災害情報に加え、レスキューナウが今後収集を予定している、個人の危機管理に役立つミクロ情報も含めた災害に関する情報を、SGI
の可視化技術を用いて、PCや携帯画面から大規模ビジュアライゼーションシステムなどの映像表示システムに投影するものです。また、ゼンリン・グループが提供する2次元および3次元地図のレイヤーに組み合わせて、関連する情報の統合的な可視化を行ないます。
この新システムは災害救助現場の指令センターシステムの役割を担うもので、刻々と変化する災害現場のリアルタイムな情報を効果的に表示して、被害状況を迅速に把握することが可能です。またこうした情報を蓄積し、履歴データベースとして分析することで災害を未然に防いだり、効果的な対策の準備にも利用可能です。具体的には、特定の地域に頻発している犯罪などを地図情報と照らし合わせて分析し、的確な防犯体制を組むことなどが可能となります。
日本SGI とゼンリンは2002年6月、「災害救助指令センターシステム」の構築に向けて基本合意をしていますが、今回はこれを基盤に同グループおよびレスキューナウに協業の枠を拡大し、具体的な製品化に向けた開発を推進することを正式発表するものです。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社レスキューナウ・ドット・ネット
広報担当 大槻
Eメール:press@rescuenow.net
TEL:03−5759−6775
ホームページURL:http://wwww.rescuenow.net/
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