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日本エレベータ協会によると、協会に加盟するエレベータメンテナンス会社が管理するのは首都圏で約22万7,000基。復旧に関わる作業員は都内だけで約2,600人というから、作業員の絶対数が足りていないのだ。7月の地震では交通機関が麻痺したため、作業員が現場に到着するまでに時間がかかり、1日近く閉じ込められたケースもあったという。
政府の中央防災会議が行った予測では、東京湾北部で地震が起きた場合、マンションのエレベータは18万基停止し1,500人、商業ビルで12万基停止し1万1,000人、合わせて30万基、1万2,500人の閉じ込め被害を想定している。
では、対策は進んでいるのか。国土交通省によると、首都圏のエレベータの約7割は「地震時管制運転装置」を導入している。7月の地震時の閉じ込め被害を重くみた内閣府などは、この装置の導入を義務付ける方向で検討している。製造とメンテナンスを行っている東芝エレベータ(東京・品川区)は10月から、エレベータ内から連絡を受ける「サービス情報センター」の電話回線数を1エリアあたり10倍に増加させたほか、全国10数か所のセンターを2か所に集約するなどの対策を講じている。
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