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02/11/18 (月) 18:40 更新
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vol.55■エルニーニョ現象
  【エルニーニョ現象のニュース】
11月11日、気象庁はエルニーニョ監視速報でエルニーニョ監視海域の10月の海面水温の基準値との差は+1.1℃だったと発表しました。これで今年は5年ぶりにエルニーニョが発生したことになります。またこの傾向は来年春まで続くものと見られています。
 
エルニーニョ現象とは
 
エルニーニョ現象とは、右図の様に太平洋の赤道付近の中部から東部、ペルー沖にかけての海面水温が数年に一度大規模に上昇する現象をいいます。 正確にはエルニーニョ監視海域(北緯4度〜南緯4度、西経150度〜西経90度)の水面温度が基準値(1961〜1990年の30年平均値)より0.5℃高い期間が6ヶ月以上続くものを言います。逆に、0.5℃低い期間が6ヶ月以上続く現象をラニーニャといいます。
 
エルニーニョ最盛期といわれる1997年11月(気象庁)
 
エルニーニョ現象による異常気象
  エルニーニョは日本から遠く離れた太平洋中部から東部ペルー沖で起こる現象で、その影響が日本でいつもはっきりと現れるとは限りませんが、夏は長梅雨、冷夏、冬は暖冬になりやすい傾向があります。 世界全体で見ると多雨や少雨、高温や低温などの異常気象を引き起こし、水害や旱魃、大規模な山火事やそれに伴う煙害の原因となっています。
 
エルニーニョ現象による天候の特徴
エルニーニョ現象発生時の冬は、アジア南部や日本付近では高温傾向がみられます。北米や南米、アフリカ南部などでも高温傾向の地域がみられます。一方、中国北東部から東シベリアにかけて低温傾向となります。降水量は、日本付近や中央アジア付近で多雨傾向がみられます。また、南米の南部やアメリカ合衆国南部なども多雨傾向となっています。一方、太平洋西部熱帯域やオーストラリアなどの広い範囲では少雨傾向がみられます。
 

エルニーニョ現象時の冬(12月〜2月)

 
 
関連リンク
エルニーニョ/ラニーニャ現象の情報(気象庁)
エルニーニョ(東京大学気象システム研究センター)
NOAA/PMEL/TAO El Nino Theme Page
 
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