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02/11/05 (火) 2:28 更新
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vol.31 ■カンピロバクター食中毒
 
3月9日、東京都衛生局に入った連絡によると、5〜6日にかけ江東区の総合病院で入院患者や医師など47人が嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴えていたことが分かった。職員7人の便から細菌のカンピロパウダーが検出されたため江東区保健所は食中毒と断定、同病院の給食センターに業務停止処分を出すという。
 
2月、淡路島に修学旅行中の高校生らが集団食中毒になった問題で、兵庫県衛生食品課は3月4日、宿泊先のホテルで食べた「鶏ささみサラダ」が原因と特定し、患者らから食中毒菌「カンピロバクター」を検出した。これまでに症状を訴えた患者計197人は、既に全員が回復している。 
 
カンピロバクター菌とは?
最近になって発生件数が増ており、ふだんは鶏や牛などの腸に住んでいる。少量で感染し、人から人へ直接感染したり、ペットから接触感染する例もありる。
 
菌の性質
鶏や牛、豚などの家畜や、犬などのペット類の腸管内に分布し、これらの動物のふんに汚染された肉や水を介して食中毒を引き起こします。この菌は、微好気(少量の酸素がある状態)という特殊な条件下で増殖し、常温の空気中では徐々に 死滅するが、4℃以下の温度ではかなり長い間生きている。また、少量の菌量でも発病するため、飲用水の汚染があった場合には大量の患者発生をみることもある。
 
主な症状
潜伏期間が2〜7日あり、発熱、けん怠感、頭痛、めまい、筋肉痛がおこり、次に吐き気や腹痛におそわれる。 その後、数時間から2日後までに下痢がおこり、水のような便が出る。1日の下痢回数は2〜6回くらいで、ときには10回以上におよぶこともある。
 
予防法
カンピロバクター菌は熱に弱いので、食肉・飲料水などは加熱する。また、食肉などを冷蔵庫に保管するときは、ビニール袋や容器に入れ、他の食品に接触・汚染しないように努めること。 さらに、この菌の消毒には、熱湯が有効なため包丁・まな板は熱湯により消毒し、消毒後はよく乾燥すること。
 
【関連リンク】
カンピロバクター菌について
 
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