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■SARS関連情報
中国およびアジア各国で流行している重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染者は未だ拡大している。世界保健機関 (WHO) によると、5月12日現在の累積症例数は33カ国(地域)で7447名、死者は552名で、世界各国に及んでいる。

感染症情報センターでは、「飛沫による感染が主たる経路と考えられるものの、手指や物を介した接触感染、糞便からの糞口感染、空気感染の可能性なども、完全に否定することはできません。」と述べており、マスクによる予防のほか、手洗いも励行されている。
重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行している、香港市内の様子。<写真提供:牧野香織氏>
 
 
 
■北里大学と日本SGIがSARSウイルスのタンパク質立体構造を予測(5/12)
北里大学薬学部の梅山秀明教授を中心とした研究者と、日本SGI 株式会社は共同で、アジア各国を中心に被害が拡大している新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS)のタンパク質立体構造を世界で初めて予測し、その構造データをワクチンや治療薬の開発に役立つように、無償提供サービスを開始した。(日本SGI社リリースより)
SARSウィルスのRNA Polymerase立体構造
 
■CDCによる、SARSの家庭内感染を防ぐための勧告
・感染予防は、症状が消失しても10日間は継続するようにする。
・可能な限り外出を控えるようにする。
・くしゃみや咳をする時には、鼻や口を覆うようにする。
・非感染者と接触する際は、マスクなどを装着するようにする。
・患者の体液に触れてしまった場合は、直ちに手を洗うようにする。
・食器やタオルなどを共用するのは避けるようにする。
・患者が触れた物品に対する消毒は、一般的な家庭用洗剤で十分だが、頻繁に消毒するようにする。
 
CDCによる原文(英文)
infoseek(無料翻訳サイト)
 
■企業におけるSARS対策の事例
[中国への出張も多いN株式会社(兵庫県明石)の社内通達より]
 
総括安全衛生管理者に対し、産業医として「助言」を行い、4月初めに、総括安全衛生管理者名で課長級以上の全員に通達を出しました。

内容は、
1.香港および中国広東省への渡航禁止(現在、北京市を追加するよう助言中)
2.石けんと水による手洗いの励行
3.必要な場合は、マスクの着用
4.出国前と帰国後の検診の義務付け
5.呼吸器症状の出現や感染者との接触があれば病院に行く等です。

帰国後の処置としては、上記のように産業医の検診を必ず受けるというのはありますが、自宅待機までは現在のところ考えておりません。

現在、助言を行っているのは、
1.北京市へ渡航禁止(トランジットを除く)
2.帰国直前に行う電話連絡等で、健康チェックを行い、必要ならば現地の病院へ行くよう指示する。
3.一連の指示に従わない者には、ペナルティを与える。
です。

また、助言するか否か考慮中の事項は、
1.濃厚な接触を伴う風俗産業での遊びを自粛する。
2.帰国者の自宅待機を行う。
です。

洙田靖夫,nameda yasuo
N株式会社(兵庫県明石市)産業医
日本予防医学リスクマネジメント学会評議員

 
SARS対応マニュアル(中堅企業版)  
SARS危機管理対応組織(案) PDF:10KB
SARS患者発生時の連絡網および連絡手順(案) PDF:13KB
SARS患者発生時の連絡内容(案) PDF:9KB
 
■読む知るレスキュー
「重症急性呼吸器症候群(SARS)について」 竹田@ロードアイランド
詳細へ
高性能フィルター・マスクはショップレスキューでも取り扱っております。
 
 
関連リンク
新感染症病棟マニュアル(国立国際医療センター)
PDF【378KB】
SARS患者の看護
「国立感染症研究所」感染症情報センター
重症急性呼吸器症候群(SARS)に関するWHOの情報
「国立感染症研究所」感染症情報センター
重症急性呼吸器症候群(SARS )の累積患者報告数
我が国における「重症急性呼吸器症候群(SARS)」の疑い例等の報告状況

朝日新聞 SARS感染者、福岡行き飛行機に搭乗 邦人106人も

読売新聞 WHO、SARSで香港・広東への渡航自粛勧告

多摩立川保健所と村山大和保健所のホームページ

 
■損害保険会社、各社によるSARS補償を拡大
 
 


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