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アメリカでは毎年約2500人が重症のリステリア症を発症し、うち約500人が死亡している。これは、毎年、米国内で食中毒による死亡者の約5%を占めている。
この原因となるリステリア菌は自然界に広く分布しており、健康な大人なら心配はないが、乳幼児や高齢者は髄膜炎や敗血症になる恐れがある。妊婦の感染率も高く、感染すると流産や早産、死産にもつながる。また、ガン・糖尿病・肝臓病・エイズ患者、ステロイドを使っている人など、免疫力が弱まっているため感染率が高い。
発症すると、発熱や筋肉痛、吐き気や下痢などの症状を引き起こす。さらにひどくなると、頭痛やふらつき、痙攣などをの症状が現れることもる。また、髄膜炎・敗血症を起こすことがある。
予防法
□ 動物性の生の食物(例えば、牛肉、豚肉、にわとり・七面鳥の肉等)はよく加熱すること。
□ 生野菜は食前によく洗うこと。
□ 加熱していない肉は、調理済みの食物から離しておくこと。加熱していない肉を盛っていた皿をそのまま食事に使わないこと。
□ 滅菌していない生の牛乳、あるいは滅菌していない生の牛乳で作った食物を避けること。
□ 加熱していない生の食物を扱った後は、手、包丁、まな板をよく洗うこと。
◆妊娠中の女性や免疫力が弱まっている人達は、次のようなことにも注意した方が良いでしょう。
□ ソフトチーズは避けること。
(例えば、フェタチーズ、ブリーチーズ、カマンベールチーズ、ロクフォーチーズ,メキシカンスタイルチーズ等)
*プロセスチーズ、クリームチーズ、コッテイジチーズやヨーグルトは、避ける必要はありません。
□ ハードチーズについても、日本に輸入されたものからリステリア菌が検出された事例があるので避けた方がよい。
□ 残り物の食物や調理済みの食品は、食べる前に強く熱を加えること。
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