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■フィリピンで大規模地すべり(2006/02/25更新)


日本時間2月17日11:00頃、フィリピン中部・レイテ島南部で集中豪雨による大規模な地滑りが発生し、甚大な被害が出ている模様です。地滑りによる被害状況は以下の通りです。(28日6:00現在、レスキューナウまとめ)

【発生事象】
発生:日本時間2月17日11:00(現地時間10:00)頃
発生場所:フィリピン中部・レイテ島南部 南レイテ州セント・バーナード市ギンザウゴン地区周辺

概況:レイテ島南部では今月に入り2週間以上豪雨が続き、観測雨量は半月で平年2月の1ヶ月分である100mmを大きく上回る約500mmに達していた。各地で土砂崩れが相次ぐ中、同地ではカン・アバグ山から大量の土砂が崩落、人口約3000人が暮らす地域が土砂に埋め尽くされた。
フィリピン政府は合同演習中だった米軍海兵隊などに支援を要請、数千人規模で救助活動を展開。しかしその後も地盤が不安定な状態が続き、流入した土砂は深さ最大20m以上にもなるとされる中、活動は難航している。
24日、フィリピン南レイテ州のレリアス州知事は、生存者の捜索活動の打ち切りを発表。今後は被災者の支援活動に重点を置くとのこと。

【人的被害】
死者:132人(24日現在、フィリピン政府発表)
負傷者:救助活動により数十人が病院に収容されている模様。
行方不明:約1600人(24日現在、フィリピン政府発表) ただし、全容はいまだ判明していない。

邦人被害:マニラの日本大使館によると、22日現在、日本人が巻き込まれたとの情報はない。

【物的被害】
住宅:同地域の住居約500軒のほとんどが土砂に埋まったとされる。
非住家:ギンザウゴン小学校が土砂に埋まる。当時、児童約250人が授業を受けていたとされる。

その他:地滑り発生の直前にレイテ島でマグニチュード2.6の地震が発生しているが、因果関係は不明。また、過度な森林伐採が遠因との指摘もなされている。

【避難状況】
南レイテ州知事は周辺地域の住民に避難命令を発令。
セントバーナード市中心部に避難センターを設置、約1600人が避難。衛生状況の悪化により、感染症流行が危険視されている。

【日本政府の対応】
政府は19日、フィリピン政府の要請を受け、2500万円相当の緊急援助物資の供与を決定。21日にフィリピン政府に引渡し。

【支援・現地情報サイト】
AMDA(現地で緊急医療支援活動を展開)
http://www.amda.or.jp/
アジア防災センター
http://www.adrc.or.jp/top_gen_j.php
フィリピン・インサイド・ニュース
http://www.t-macs.com/index.htm
日本ユニセフ協会
http://www.unicef.or.jp/

 

 
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