04年3月17日 SVAイラン南東部地震被災孤児支援事業経過報告書
1.
日付報告
2004年3月1日
2.
団体名
社団法人シャンティ国際ボランティア会
3.
派遣職員
緊急救援室長 関 尚士、小野寺 菜穂
4.
事業パートナー
ケルマン州福祉局(Welfare Organization, Kerman)
5.
実施期間
2004年1月15日〜2004年4月15日
6.
受益者
被災区域からケルマンに送られてくる孤児800名
7.
現地の状況
孤児への支援を行っているケルマン州福祉局によると、両親を無くした子供が1964人、父親を失った子供1039人である。バムにいる孤児の数はおよそ1225名で、それぞれ親戚のテントなどに身を寄せている。500名の登録が完了し、正規登録された子供たちから資金援助を行っている。震災から2ヶ月たった現在でも子供の動きは流動的で掌握し続けることが極めて困難な状況にある。当面の対象とされているケルマン市の8センターの子どもたちには、保護されたバムの児童が136人、もともと孤児院にいる子供を含めると335人(うち199人が女子)となっている。
8.
達成状況
(1)孤児への生活必需品の配布活動
市内8センターに対する物資の購入と発注は、2月20日に全て完了。配布活動も9割以上を終え、孤児350名に対して生活必需品(約120品目)が届けられた。
上記施設以外にもバムの被災孤児が庇護されている箇所が確認されつつあるため、現在これらのセンターに対しても支援を継続するため調整を続けている。
(2)孤児受け入れ施設の修復整備活動
4月以内の完成を目処に休日返上で修復作業が進行中。壁面整備、屋根の吹き替え、上下水道の設置、電気配線などが既に終えられ、今後は各部屋のドアや窓の備え付け、厨房や浴室の手入れなどが手がけられる。全体の30%が完了済み。整備が完了すると360名の孤児を保護できる見通し。
9.
新規事業の調査
バム市内で再開した幼稚園を対象に、仮設園舎設置、生活必需品の配給、幼稚園
教員の研修を支援することを検討しており、現在調整中。
10.
連絡先
東京事務所:関、貴島、三宅
電話番号:03-5360-1233
FAX番号:03-5360-1220
11.
支援金の送金先
(1)郵便振替
----------------------------------------------------
加入者名 SVA緊急救護募金 口座番号 00170-8-397994
----------------------------------------------------
通信欄に「イラン地震」と記入ください。手数料は、免除されます。
(画像をクリックすると大きなサイズでご覧頂けます。)
学用品を受け取る子供たち
Omid幼稚園にて
崩れた家屋
Setareh幼稚園
修復が進む孤児院
亡くなった姉妹、友達の遺影を手に
Omid幼稚園にて
テントの前でたたずむ親子
発火に備えた消火器