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2005年10月8日12:50(日本時間)頃、パキスタンとインドの国境付近でマグニチュード7.7の地震が発生し、隣国のアフガニスタンを含め甚大な被害が出ている模様です。地震による被害状況は以下の通りです。(10日14:30現在、米地質調査所、米CNNテレビ、英BBCテレビなどからレスキューナウまとめ)
【発生事象】 発生:日本時間10月8日12:50(現地時間8:50)頃 震源地:北緯34.4度、東経73.7度 パキスタンの首都・イスラマバードから約95キロ北北東、カシミール地方の山岳地帯 震源の深さ:10キロ 地震の規模(マグニチュード):7.7(米地質調査所 10日修正)
マグニチュード4.0以上の余震と見られる地震が断続的に発生。
【津波情報】 気象庁によると、この地震による津波の心配はない。
【避難指示・勧告など】 情報収集中
【人的被害】 邦人被害: パキスタン・イスラマバード市内で高層アパートが倒壊、JICA職員とその息子の邦人父子2人が死亡、妻も重傷。 在パキスタン日本大使館によると、在留邦人約800人のうち、ほぼ全員の安全を確認。 JICA本部によると、パキスタン派遣の関係者・家族約130人のうち、死者以外の全員の安全を確認。 在インド日本大使館によると、インド国内での邦人被害は入っていない。
死者: [パキスタン] シェルパオ内相は、確認されただけで1万9136人に達したと述べた。3万人に上るという情報あり アザト・カシミール地方(実効支配地域)で約1万7000人 うち同地方の主要都市ムザファラバードで約1万1000人 パキスタン軍兵士215人 北西辺境州で1700人以上 マンセラで2つの高校の校舎が倒壊、約400人 イスラマバード市内で49人
[インド] 600人以上との情報あり。 ジャム・カシミール州(実効支配地域)で500人以上 うち同州ウリで家屋倒壊に伴う電気ショートによる火災、100人以上 パキスタン実効支配線付近で地滑り、兵士50人以上
[アフガニスタン] 東部ナンガハル州で家屋倒壊、子供4人 うちジャララバードで家屋崩壊、子供2人
負傷者: [パキスタン] シェルパオ内相は、確認されただけで4万2397人に達したと述べた。 [インド] ジャム・カシミール州で約2000人以上 [アフガニスタン] 東部のジャララバードで1人
行方不明: [パキスタン] イスラマバード市内で高層アパートが倒壊、住民ら約300人ががれきの中に生き埋めとなり、未だ50人が取り残されているとの情報 [インド] ジャム・カシミール州で家屋倒壊、住民ががれきの下にとの情報
【物的被害】 住宅: [パキスタン] アザト・カシミール地方では大半の家屋が倒壊 イスラマバード市内西部にある12階建て高層アパート1棟が倒壊、2棟も被害 住民ら約300人ががれきの中に生き埋めとなり、邦人家族を含む多数の死者・負傷者 [インド] ジャム・カシミール州で数千棟が倒壊 同州ウリでは80%以上の家屋が全半壊 [アフガニスタン] 家屋約10棟が倒壊
非住家: [パキスタン] アザト・カシミール地方で学校、モスク、病院などが倒壊 マンセラでは2つの高校校舎が倒壊 中部パンジャブ州ラワルビンディで学校倒壊 東部ラホールでビル倒壊 イスラマバード市内ではモスクの塔が傾いたり、建物にひびが入る
その他: [パキスタン] カシミール地方で地滑りにより複数の村が壊滅したとの情報
【日本政府の対応】 政府は8日夜、パキスタン政府の要請を受け、国際緊急援助隊の派遣方針を決定。消防・警察・海上保安庁関係者ら救助チーム49人が9日午前に出発。医療チーム21人も10日午前出発へ。 政府は9日午前、毛布やテント、浄水器など2500万円相当の緊急援助物資を送ることを決定。 政府は9日夜、被災状況視察などのため、外務副大臣をイスラマバードに派遣する方向で調整。 外務省は9日夜、被害拡大を受け緊急対策本部を設置、情報収集を行い新たな救援措置を検討。
【支援・現地情報サイト】 日・パ旅行社 http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/
NWA(日パ・ウェルフェアー・アソシエーション) http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/pakistan.htm
オバハンからの気まぐれ通信 http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/tushin23.htm
アジア防災センター http://www.adrc.or.jp/top_gen_j.php
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol. 1 募金受付開始!!
パキスタン北東部で10月8日午前8時50分 (日本時間8日午後12時50分) に発生したマグニチュード7.6の地震に対して、(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)は緊急救援活動を開始しました。
当会は、11日早朝に隣国アフガニスタンのジャララバード市にあるアフガニスタン事務所からスタッフ2名を陸路で現地に派遣し、被害状況の調査と救援活動の準備に入りました。両名は、パキスタン国内の被災地である北西辺境州のワジルバーグ(ペシャワール)、マルダン、アバダバット、マンセラ等で調査にあたっています。
東京事務所からは、現在帰国中のアフガニスタン事務所所長の伊藤丈二と緊急救援室長の関尚士が、14日に現地に入り先行チームと合流して活動に従事する予定です。 なお、アフガニスタン事務所では、パキスタン国境のアフガニスタン国内の地震被害についても情報収集と調査を続行中であり、必要に応じて支援を開始します。被災地では、今後以下のような救援活動を実施する予定です。※状況に応じて変更の可能性があります。
◆被災者への日用生活用品配布 ◆被災者避難施設の提供と運営支援 ◆被災した子ども・被災遺児に対する支援 ◆仮設の託児所、保育所等の仮設施設設置・運営支援、プログラムの提供 ◆学用品、遊具、図書などの支援 ◆教員、施設職員の研修 ◆心のケアなど その他
昨年末に発生したスマトラ島沖津波災害では、多くの方々にお力添えいただきましたが、今回の未曾有の災害に際しても一人でも多くの被災者の支えとなるべく努めていきたいと思います。改めて皆様にご支援をお願い申し上げます。
募金について ■募金受付の郵便振替口座加入者名:社団法人シャンティ国際ボランティア会 口座番号:00150−9−61724 ※通信欄に「パキスタン」とご記入ください ※郵便局からの振り込み手数料は免除されます
■お問い合わせ 高橋(広報課)、関、鈴木(緊急救援室)
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2・3F TEL 03−5360−1233 FAX 03−5360−1220 URL http://www.sva.or.jp/ E-mail eru@sva.or.jp
| ■シャンティ国際ボランティア会(SVA)活動報告vol.2 | |
パキスタン地震救援活動 プレスリリースVol. 2
緊急救援室長・関 尚士からの現場リポート
10月8日午前8時50分(日本時間8日午後12時50分)パキスタン北東部で発生した地震で、死者は5万人を超え、未だ12万人の子どもが支援の手を待っている。国連のアナン事務総長も記者会見を開き、国際社会のさらなる協力を訴えた。
2名を含む職員4名をペシャワールに派遣し、ペシャワールを拠点に北西辺境州のManseura郡、Abottabad郡内の調査を実施した。多数の死者を出した村の住民の多くはその土地にとどまること自体を拒否しており、すでに住民が消え失せてしまったコミュニティもいくつかある。
Abottabad郡の群都Manseura町からBalakot方面へ北上すると標高1000メートル前後の山間にGariHabibullah町がある。町の中心部から集落に入っていく手前に女の子が通うGariHabibullah中学校がある。同校には750名が通学していたが、震災により285名が校舎の下敷きとなってしまった。倒壊現場に重機が入れず手作業で85名の亡骸が引き上げられものの、200名は未だ建物の下に眠っており、崩れ落ちたコンクリート壁の隙間から見える学用品、取り出され置き去りにされたたくさんの学生鞄などが痛々しい。
SVAスタッフの調査の結果、Manseura郡は未だ混乱状態が続いており計画的に物資配布ができる状態ではないということから、当会はAbottabad郡のShinkiari町での支援を決定した。
Shinkiari町は震源地から北西へ約20kmに位置し、13の集落(村)で形成される。全1500戸のうち、115戸が全半壊した。住民の多くはこの土地に残って暮らしを再開していきたいという。幹線道路裏手に続く低所得層の世帯には救援物資が満足に行き渡っていないSVAは必要としている人に確実に救援物資が届くように事前に被災者宅を一戸一戸訪問し調査を実施している。今後は毛布や防寒衣(チャダ:大判のストールの様なもの)生活再建のための生活必需品(鍋・米・油など)を配布しながら、被災した子どもを対象に調査を進めていく予定。
■現地調査報告会開催のご案内
■11月1日19:00〜
SVA東京事務所1F 最寄駅:JR総武線・千駄ヶ谷駅 徒歩5分
緊急救援室・関尚士が現場の様子を報告 参加費500円(SVA会員無料)
事前申し込必要
■募金受付の郵便振替口座
■加入者名:社団法人シャンティ国際ボランティア会
口座番号:00150−9−61724
※通信欄に「パキスタン」とご記入ください
※郵便局からの振り込手数料は免除されます
■お問い合わせ
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所
高橋(広報課)、関、鈴木(緊急救援室)
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F
TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220
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| ■シャンティ国際ボランティア会(SVA)活動報告vol.3-2 | |
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol. 3-2
◆http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html◆
〜緊急救援室長・関尚士からの現場リポート・2〜 10月8日午前8時50分(日本時間8日午後12時50分)パキスタン北東部で発生した地震で、死者は7万人を超えた。国連は厳しい冬の到来の前に被災者300万人に冬用テントや食料を渡さなければ、さらに多くの死者が出ると発表した。
■救援物資の配布を開始■ 10月24日よりマンセラ郡(Mansehra)のシンキャリ(Shinkiari)およびマクリア(Makria)両地区の被災世帯約450戸(約3100名)に対して救援物資の配布を開始しています。必要としている人に確実に届くよう、配布に先立って被災者世帯一家屋ひと家屋を訪ね回り、物資引き換え用のチケットを配布。当日は混乱を避けるためアボタバッド(Abottabad)市内の学校の敷地を借りて「ホームキット」(鍋・コップ・油・米や毛布などの救援物資のセット)をチケットと引き換えに配布を行なっています。配布作業には、敷地を提供してくれた学校の生徒たちが荷降ろしから配布作業、門外での交通整理まで手伝ってくれる場面もありました。同学校の先生からは、「被災した人々に対して何らかの支援がしたいと思っている学生たちも多いのですが、実際にはチャンスがありませんでした。このような機会を学生に与えてくれたことに本当に感謝いたします」という言葉が寄せられました。 物資を受け取った被災者からは喜びの言葉が多く聞かれ、重い物資を背負って村へ戻っていく姿は心なしか力がみなぎっているように見えました。
□参考写真□ http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051028-1.jpg http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051028-2.jpg
■今後の支援計画■ 当面の生活維持を目的にホームキットの配布を行なったシンキャリ(Shinkiari)地区、マクリア(Makria)地区の各被災世帯に対しては、12月頃を目処に生活再開に役立つツールの配布を再度行なっていく予定です。 また両地区にある5つの公立小学校(児童数約1000人)に対し文房具・学用品、遊具・スポーツ用品、絵本や図書を配布し、早期の心のケアをめざしたチャイルドフレンドリースペースの運営支援も行なっていく予定です。 校舎が全壊したマクリア(Makria)地区女子小学校には、上記の物資に併せて仮設テント、机、黒板などを提供し、ファシリティ面でのサポートも行なっていきます。
■アフマドさん (Ishtiaqe Ahmad) へのインタビューより■ <写真中央:18歳 左右は妹たち Shinkiari地区 Kandariユニットにて> 「地震が起きた日からゆっくり寝ることもできず疲れています。自宅が倒壊してしまい、今は家族全員 屋外で寝泊りしています。今一番困っているのは、テントと毛布、食べ物です。昔から暮らしてきたこの 村を離れたくはありませんが、一番大事なのは家族のことなので他に移らなければいけなくなるかもしれ ません。」
□参考写真□ http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051028-3.jpg
■ご協力をお願いします!!■ ■募金受付の郵便振替口座■ 加入者名:社団法人シャンティ国際ボランティア会 口座番号: 00150−9−61724 ※通信欄に「パキスタン」とご記入ください ※郵便局からの振り込手数料は免除されます
■お問い合わせ■ 関、鈴木(緊急救援室)、高橋(広報課) 社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220 URL:http://www.sva.or.jp/ E-mail:eru@sva.or.jp
| ■シャンティ国際ボランティア会(SVA)活動報告vol.4 | |
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol. 4
◆http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html◆
〜みなさまからのお力添えをお願いします〜
10月8日現地時間午前8時50分パキスタン北東部で発生した大地震から1ヶ月が経過した。 この地震による死者は8万7000人を超え(そのうち少なくとも2万人の子どもが死亡)、約200万人の子どもが負傷したり親族が亡くなるなどしている。厳冬期を前に被災地では未だ最低限の救援さえ行き渡っていない地域もあり、一刻を争う事態となっている。
※パキスタン救援事業メインページ: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html ※報告会使用スライド掲載ページ: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051101-rep.html
■救援物資配布■ 10月30日、マンセラ郡マクリア地区にて約200世帯1,600名を対象に2回目の「ホームキット」配布を実施しました。 マクリア地区は、当会が1回目に物資配布を行ったシンキャリ地区に隣接しており、約450世帯から成る地区です。450世帯のうち半数の約250世帯が家を失うなどの被害を受けていますが、救援物資はほとんど行き渡っておらず、住民は自ら瓦礫を集め仮設の住居を建てて生活を送っています。
SVAは前回と同様に物資配布に先だって、必要としている人に確実に届くよう、被災者世帯ひと世帯ひと世帯を訪ね回り、物資引き換え用のチケットを渡しました。当日の混乱を避けるため、事前に被災者に了承を得た上でペシャワールにおいて当面の生活を維持するための「ホームキット(鍋・コップ・油・米や毛布などの救援物資のセット)」をチケットと引き換えに配布しました。帰宅の際は当会がトラックを用意し、アボタバッド市まで住民、物資を送り届けました。
※救援物資配布の様子: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051024.html
■今後の支援計画■ シンキャリ地区、マクリア地区の各世帯には12月頃に生活再建に必要な用具一式(農耕器具・家畜など)を配布していく予定です。
またマクリア地区女子小学校は、依然として倒壊した校舎の瓦礫が敷地内に横たわっており、授業の再開目処もたっていません。『子どもたちが何もすることなく家にいる状況を考えれば、出来る限り、1日でも早く授業を再開したい』という言葉を受け、11月中旬までに両地区にある5つの公立小学校(児童数約1,400人)に対し、文房具・学用品、遊具・スポーツ用品、絵本や図書を配布していく他、早期の心のケアをめざしたチャイルド・フレンドリースペースの運営支援も行っていきます。
校舎が全壊した小学校には、上記の支援に併せて仮設校舎、机、黒板などを提供し、ファシリティ面でのサポートも行っていく予定です。しかし、降雪期が目前に迫っている中、SVAを含む各援助機関は資金難から被災者のニーズに対して十分応えられない状況が続いています。改めて皆さまにご支援のほどをお願い致します。
※マクリア地区と小学校の様子: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051025.html
◆募金受付の郵便振替口座◆
加入者名: 社団法人シャンティ国際ボランティア会 口座番号: 00150−9−61724 ※通信欄に「パキスタン」とご記入ください ※郵便局からの振り込手数料は免除されます
◆お問い合わせ◆ 関、鈴木(緊急救援室)、高橋(広報課) 社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220 URL:http://www.jca.apc.org/sva/ E-mail:eru@sva.or.jp
| ■シャンティ国際ボランティア会(SVA)活動報告vol.5 | |
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol. 5
◆http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html◆
〜みなさまからのお力添えをお願いします〜
10月8日現地時間午前8時50分パキスタン北東部で発生した大地震から1ヶ月半が経過しました。 この地震による死者は7万3320人を数え(そのうち少なくとも2万人の子どもが死亡)、約200万人の子どもが負傷したり親族が亡くなったとされています。本格的な冬を迎える前にさらなる支援が求められています。
※パキスタン救援事業メインページ: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html ※報告会使用スライド掲載ページ: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051101-rep.html
■学用品の配布を実施■ SVAは11月17日にマンセラ郡マクリア地区の公立小学校1校(児童数165名)に対して文房具セット(鉛筆、ノート、かばんなど)、スポーツ用具(サッカーボール、クリケットセットなど)、黒板の提供を行いました。地震によって同校の校舎2棟のうち1棟が倒壊、もう1棟は大きな被害を受けています。そのため授業が行えず、現在学校は休校している状況です。子どもたちは心に大きな傷を負いながらも、キラキラとした目で文房具セットを眺め「早くもらった文房具で勉強がしたい。」と話してくれたのが印象的でした。 同日、シンキャリ地区の私立小学校1校(児童数455名)に対して文房具(鉛筆、ノートなど)、遊具、黒板、大型テントの提供を行いました。パキスタンでも教育の重要性が認識されており、少しずつ貯金をしながら少しでも子どもに良い教育を受けさせたいという家庭の子どもたちが1ヶ月100ルピー前後(日本円にして約200円)の授業料を払って通っています。また、校長先生の配慮により貧しい家庭の子どもたち25名が無料で授業を受けています。同校の被害は甚大であるにも関わらず、調査・支援を実施したのは当会が初めてで校長先生を始め教員の方から感謝の言葉を頂きました。
※文具セットを手にした子どもたちの様子: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051124/20051124-1l.jpg
■今後の支援計画■ SVAは上記の学校以外に、校舎に甚大な被害を受け野外での授業を余儀なくされている公立小学校4校(児童数943名)に対して、文房具セット(鉛筆、ノート、かばん)・学用品、スポーツ用品、先生が必要とする物資(出欠ノートなど)の配布を行うと共に、安心して授業が行える環境〜仮設校舎〜を提供し、行く場所を失った子どもたちが冬季期間も集える場〜チャイルド・フレンドリースペース〜の運営も行っていきます。 また、12月初旬にホームキットを配布した450世帯に対して生活再建セット[ガスコンロ(炊事・暖房・灯りとして使用可能)、スコップ、ミシンなど]を配布する予定です。 被災地では、各地にテント村が作られ厳しい冬を乗り越えようと努力が続けられていますが、SVAを含む各援助機関の資金難は続いており、十分な支援が行えない状況が続いています。 本格的な冬を迎える前に改めて皆さまにご支援のほどをお願い致します
※青空教室の様子: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051124/20051124-2l.jpg
◆募金受付の郵便振替口座◆ 加入者名: 社団法人シャンティ国際ボランティア会 口座番号: 00150−9−61724 ※通信欄に「パキスタン」とご記入ください ※郵便局からの振込手数料は免除されます
◆お問い合わせ◆ 関、鈴木(緊急救援室)、高橋(広報課) 社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220 URL:http://www.sva.or.jp/ E-mail:eru@sva.or.jp
| ■シャンティ国際ボランティア会(SVA)活動報告vol.6 | |
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol. 6
◆http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html◆
〜みなさまからのお力添えをお願いします〜
10月8日にパキスタン北東部で発生した大地震から2ヶ月が経過しました。 被災地の中でも標高の高い地域では11月下旬に本格的な降雪が観測され、多くの被災者は十分な越冬準備もできないまま厳冬期を迎えようとしています。
※パキスタン救援事業メインページ: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html ※報告会使用スライド掲載ページ: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051101-rep.html
■第二次物資配布を実施■ 12月11日、SVAはマンセラ郡シンキャリ地区の住民約200世帯に対し、ガスヒーター(灯り・調理・暖房としても使用可)、洗濯洗剤、スコップ、くわ、ミシン、床に敷く敷物、水浴び用バケツなどの『くらしの再開を支える』生活物資を無事配布し終えました。 同地区においては、食糧やテント、毛布などの緊急物資配布を震災発生直後に実施していますが、今回の第二次支援にあたっては改めて被災者一人ひとりからの聞き取りが行われ、地域性や文化の違いにも配慮がなされた生活用品12品目が選定されました。 被災者の多くは農業によってくらしを営んできましたが、元来裕福な地域でないこともあり、女性は自宅で衣服を縫うなど内職をしながら家計を支えていました。送り届けられた物資の中でも特にミシンについては喜びの声が高く、外で働くことのできない女性たちにとって何よりもの贈り物となったようです。
※救援物資を受け取った人々のインタヴュー: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051119.html
■今後の支援計画■ 来る12月18日にマンセラ郡マクリア地区の約250世帯に対して第2次支援物資の配布を行う予定です。 また、子どもたちが安心して過ごせる遊び場、チャイルドフレンドリースペースの開設も7つの小学校において進行中です。すでに3校にて仮設校舎の設置が完了し、活動も開始しています。本格的な冬の訪れの前までに、子どもたちが自由につどえ、安心して遊び・学べる空間を提供してゆけるよう、今後も急ぎ準備を進めてゆきたいと思います。
※マクリア女子小学校に設置された仮設小学校: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051128.html ※小学校、子どもたちに贈られた文具・遊具: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan20051117.html
◆募金受付の郵便振替口座◆ 加入者名: 社団法人シャンティ国際ボランティア会 口座番号: 00150−9−61724 ※通信欄に「パキスタン」とご記入ください ※郵便局からの振込手数料は免除されます
◆お問い合わせ◆ 関、鈴木(緊急救援室)、高橋(広報課) 社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220 URL:http://www.sva.or.jp/ E-mail:eru@sva.or.jp
“子どもたちの心に、栄養をあげたい” チャイルド・ブック・サポーター募集 月々2,000円でアジアの子どもたちの教育支援となる図書館活動を支えていただくサポーターを募集しています。詳しくは…http://www.jca.apc.org/sva/cbs/index.html
| ■シャンティ国際ボランティア会(SVA)活動報告vol.7 | |
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol. 7
◆http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html◆
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA) 2006年2月1日発行 パキスタン地震救援活動報告 Vol. 7 http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/20060201.pdf
※パキスタン救援事業メインページ:http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html
■救援活動の動向■ 地震発生から3日後の10月11日、アフガニスタン事務所スタッフが初動調査のため現地入りしました。そして、日本からは当時一時帰国中だったアフガニスタン所長と緊急救援室長の2名が14日に現地ヘ向かい先行チームと合流、北西辺境州において調査を実施しました。多数の人が犠牲になった村では、その土地に留まること自体を拒む人々も多く、住民の姿がまったく見られない集落も少なくありませんでした。調査の結果、当会はマンセラ郡のシンキャリ地区、マクリア地区での支援を決定しました。幹線道路裏手に続く低所得層の世帯には、救援物資が満足に行き渡っていない状況でした。
※倒壊した校舎:http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051101/20051101-15l.jpg
■物資配布を実施■ 10月20日にSVA支援地区の住民約450世帯に対し、当面の生活を維持するための『ホームセット(鍋、油、米など)』を配布しました。必要な物を必要な人に確実に届けるために、被災者宅を一戸一戸訪ね歩き、事前に引き換え用チケットを手渡していきました。第一回目の物資配布当日には、敷地を提供してくれた学校の生徒たちが荷降ろしから整理・配布までボランティアとして手伝ってくれました。先生からは「被災した人々に何らかの支援がしたいと思っている学生たちも多いのですが、実際にはチャンスがありませんでした。このような機会を与えてくれたことに本当に感謝しています」という言葉が寄せられました。 12月11日には、第一次物資配布と同じ450世帯を対象に、地域性や文化の違いにも配慮がなされた『くらしの再開を支える生活物資』〜ガスヒーター、洗濯洗剤、スコップ、くわ、ミシンなどを贈り届けることができました。被災者の多くは農業によってくらしを営んできましたが、元来裕福な地域ではないこともあり、女性は自宅で洋服 を縫うなどの内職を家計を支えています。手渡された物資の中でも特にミシンについては喜びの声が高く、外で働くことのできない女性たちにとって何よりのプレゼントとなったようでした。
※配布された救援物資: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051024-15.jpg
ザルビビさんへのインタビューより <写真の女性:推定55歳、SVA事務所にて> 夫は、地震の前に病気で亡くなりました。地震で家が全壊し、途方にくれていたところに配布の話がきて息子と一緒にやってきました。私の家はこの小さな息子以外は娘が3人で、外に出て働くことはできません。今回、ミシンがもらえると聞いてうれしくてやってきました。ミシンなら娘でも家の中で仕事ができるし、自分たちのシャルワ・カミーズ(衣服)を縫うことができます。以前は、ミシンで学校の制服を作る内職をしたことがあります。本当に何もかもなくして途方に暮れていたときに差し伸べて下さった皆様の助けは忘れません。
※ザルビビさん: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051216/20051216-2l.jpg
■物資配布を実施■ SVAは、心に傷を負った子どもたちのために震災直後から調査活動を開始し支援を行っています。地震発生から1ヶ月半が経過した11月17日、マンセラ郡マクリア地区の公立小学校1校(児童数165名)に対して文房具セット、スポーツ用品、そして黒板などが手渡されました。3名の幼い命が犠牲となった同校は、重機が入れないがゆえに倒壊した校舎の瓦礫が依然敷地内に横たわっています。子どもたちは心に大きな傷を負いながらも、キラキラとした目で受け取った文房具セットを見つめ、「早く勉強がしたいなぁ」と話してくれました。 同日、シンキャリ地区の私立小学校(児童数455名)に対しても文房具、黒板、大型テントなどの提供を行いました。パキスタンでも教育の重要性が認識されており、毎月少しずつ貯金しながら少しでも子どもに良い教育を受けさせたいという家庭の子どもたちが月100ルピー(日本円にして約200円)の授業料を払って通っていました。 現在、SVAは教員のための短期研修も行っており、子どもたちが安心して遊び・学べる場となる『チャイルド・フレンドリースペース』の開設を11の小学校において進めています。すでに6校にて文具・図書・遊具の配布と仮設校舎の設置が完了し、活動が開始されています。学校が冬季休みの間も子どもたちが自由に集え、安心して遊べる空間を提供していく予定です。また3月の新学期開始後には、遠足の実施も計画しています。一日でも早く子どもたちに元の笑顔が戻ることを祈りながら、これからもSVAは救援活動を進めていきたいと思います。 ※子どもたちに話を聞くスタッフ:http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20051117/20051117-m-4.jpg ※完成した仮設校舎と子どもたち:http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/200601/pakistan200601-1-6l.jpg
引き続きみなさまのご理解・ご協力頂けますよう、よろしくお願い致します。
◆募金受付の郵便振替口座◆ 加入者名: 社団法人シャンティ国際ボランティア会 口座番号: 00150−9−61724 ※通信欄に「パキスタン」とご記入ください ※郵便局からの振り込み手数料は免除されます
◆お問い合わせ◆ 関、鈴木(緊急救援事業担当) 社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA) 東京事務所 〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220 URL:http://www.sva.or.jp/ E-mail:eru@sva.or.jp
1日1クリック、“あしたのもとクリック募金”にご協力ください! 1月1日から味の素株式会社さまの「あしたのもとクリック募金」で当会の『パキスタンの子どもたちへ学用品支援』が始まりました。1クリックで1円のご寄付となります。クリックする方には一切お金がかかりません。ぜひ1日1クリックのご協力をお願いいたします。みなさまの1クリックが子どもたちの明日をかえます。 http://www.ajinomoto.co.jp/phila/index.html
銀座ソニービルにてパキスタン救援アピールイベント開催中! 銀座ソニービル館内にてSVAが加盟するジャパン・プラットフォーム(JPF)主催パキスタン地震救援アピールのイベントが開催されます。SVAの活動を紹介したパネル等も展示されますのでご友人やご家族とともにぜひお立ち寄りください。 【期間】 2006年1月30日(月)〜2月5日(日) 7日間 【場所】 ソニービル館内1F、2F階段壁面 【告知URL】 http://www.sonybuilding.jp/csr/10.html
| ■シャンティ国際ボランティア会(SVA)活動報告vol.8 | |
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol. 8
(社)シャンティ国際ボランティア会です。
10月8日現地時間午前8時50分、パキスタン北東部で発生した大地震から半年が経過しましたが、未だ復興の兆しが見えない中、長期にわたる簡易テントでの生活に人々は疲労し、将来への不安を抱えながら日々の生活を過ごしています。
以下に現在の状況につきましてご報告申し上げます。
◆◆ パキスタン地震救援活動報告 Vol.8 ◆◆ 〜緊急救援担当・鈴木晶子の現場レポート〜 2006年4月10日発行
社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA) 〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2・3F TEL 03-5360-1233 / FAX 03-5360-1220
※パキスタン救援事業メインページ: http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/pakistan.html ※この記事の印刷用pdfファイル http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/20060410.pdf
10月8日現地時間午前8時50分、パキスタン北東部で発生した大地震から半年が経過しましたが、未だ復興の兆しが見えない中、長期にわたる簡易テントでの生活に人々は疲労し、将来への不安を抱えながら日々の生活を過ごしています。しかし、このような厳しい状況が続く被災地にも春が訪れ、人々の心を癒すかのように小鳥がさえずり、色とりどりの花がわずかながらも安らぎを与えています。
■遠足事業の実施■ 長い冬が明け春の陽気に包まれた3月、子どもたちの長期にわたる被災生活のストレスを癒すため、当会が支援を行っている公立小学校10校(児童数約2000人)を対象に、遠足事業を実施しました。パキスタンでも学校行事の中に遠足事業は組み込まれているものの、当会が支援をしている公立小学校は実施するだけの資金がなく、長年遠足を実施できずにいました。 低学年の子どもたちは学校からバスで1時間の場所にある公園へ、高学年の子どもたちはパキスタンの首都イスラマバードへ(学校からバスで約4時間)向かいました。どの子どもたちもバスで遠出をするのは初めてです。 遠足当日、女の子たちはピンクや赤の鮮やかなシャルワ・カミーズ(民俗衣装)に身を包み、精一杯のおしゃれをしてバスに乗り込みました。どの子どもの顔にも笑顔がこぼれ、バスから見える景色に大はしゃぎしていました。イスラマバードに着いた子どもたちはやや緊張気味でしたが、お弁当をおいしそうに食べた後は広い芝生の上でかけっこをしたり、花を摘んだりと楽しいひと時を過ごしました。子どもたちの笑顔を見て、彼らにはたくさんの物よりも子どもが子どもらしく思い切り楽しめる時間が必要なのではないかと感じたひと時でした。 ▽お弁当を食べながらおしゃべりの時間 http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20060410-1l.jpg
■仮設校舎兼図書室の贈呈式を実施■ SVAは震災直後から子どもたちへの支援を行ってきました。子どもたちの多くは心に傷を負っており、中には夜泣きをしたり、心のバランスを失ってしまった子どももいます。そのような子どもたちに必要なのは、安心して遊び、学べ、笑顔を取り戻せる場所です。当会はこれまでシンキャリ地区、マクリア地区の小学校に対して仮設校舎兼図書室(チャイルド・フレンドリースペース)の設置、学用品、スポーツ用品の提供を行い、各生徒には学用品のセットを配布してきました。 また、学校の教員に対しては、子どもの心のケア活動の一環として、図書室の利用方法、絵本の効果などを盛り込んだ研修会を実施しました。 11校21棟の仮設校舎兼図書室が完成し、活動が開始されたことを受けて、去る2月25日、各学校へ正式に仮設校舎兼図書室が贈呈される運びとなりました。これからは、各学校の先生たちが工夫を凝らし、子どもたちが“楽しめる場”を作り上げてくれることでしょう。 ▽冬休み中も多くの子どもが足を運ぶ図書室 http://www.jca.apc.org/sva/aid/pakistan/img/20060410-2l.jpg
◆募金受付の郵便振替口座◆ 加入者名: 社団法人シャンティ国際ボランティア会 口座番号: 00150−9−61724 ※通信欄に「パキスタン」とご記入ください ※郵便局からの振り込手数料は免除されます
◆お問い合わせ◆ 鈴木晶子、伊藤解子(緊急救援事業担当) 社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220 URL:http://www.sva.or.jp/ E-mail:eru@sva.or.jp
『子どもたちの心に栄養をあげたい』 チャイルド・ブック・サポーター募集中!月々2,000円 でアジアの子どもたちの教育支援となる図書館活動 を支えていただくサポーターを募集しています。 URL http://www.jca.apc.org/sva/cbs/index.html
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