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■台風11号に関連する気になる点(提供:ウェザーサービス株式会社
 
■なんでこんなに進み方が遅いのでしょうか?通常はどれくらいですか?
→現在日本列島の東側に高圧部があり、それに進路を阻まれて速度も上がらない状況にあります。また、通常であれば転向してからは偏西風に流されていくのですが、現在偏西風も弱く、速度が上がらない一因となっています。一般に夏台風は上空の風が弱いために秋の台風と比べて速度が遅く、かつ迷走する傾向があります。11号台風にも同じ傾向が出ているともいえるでしょう。
 
■進み方が遅いということはそれだけ被害が大きくなる可能性が高いということですか?
→台風の速度が遅い場合、長時間にわたって影響をうけますので、被害は大きくなる傾向が当然あります。
 
■気象から見て今回の台風の特長と注意点は?
→確かに11号台風は少し変わっています。
通常であれば転向点(進路が西よりから東よりに変わり北上を始める地点)を過ぎると、速度を早めながら北上するのが通常のパターンです。
その際の速度は時速60〜80kmに及び事もあります。今回の11号台風は紀伊半島の南で進路は東よりに変え、その後も時速20km程度で進んでいるという点では特異な台風といえます。今回の台風は進路の前面に強い雨雲がありますが、後面の雲はさほど強くありません。従って、台風の通過後は比較的短時間で雨は止むと思われます。ただ、風は残りますので、引き続き注意は必要です。
 
■台風の中心が抜けてからのほうがより、風、雨が強くなる傾向があると聞きましたが・・?
→確かにその通りです。吹き返しの風には注意が必要です。中心の通過後は風向きが変わりますので、合わせて注意した方がよいでしょう。
 
■台風の定義は風速17m/s以上だったかと思います。アメダスをみるとそのような所はありませんでしたが・・?
→台風の定義は『中心での最大風速が17.2m/sec(34ノット)以上の熱帯低気圧』をいいます。厳密には発生場所にも関係しますが、あまり気にしないでよいと思います。アメダスで17m以上の風が観測されていなくても中心でも同様とは限りません。
 
 
   
   
 

 

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