【発生事象】
梅雨前線の影響で27日から大雨が続いている新潟県では29日午前2時までに、住宅への浸水は約800棟となるなど被害は拡大している。魚沼市では男性1人が土石流に流され重傷。また同市の国道で発生した土砂崩れに巻き込まれ、5人が軽傷を負っている。長岡市や柏崎市など県内約4500世帯に避難勧告が出されたほか、三条市は初めて「避難勧告準備情報」を発令し、約170人が避難した。同県は28日夕方、梅雨前線豪雨対策本部を設置する一方、陸上自衛隊へ柏崎市の孤立地区救出のため災害派遣を要請した。
【避難指示・勧告など】
避難勧告:柏崎市1380世帯
上越市(柿崎地区、浦川原区)
魚沼市(旧堀之内町、旧守門村、旧小出町)
長岡市(旧中之島町、旧越路町)
小千谷市
川口町
栃尾市
新発田市(314世帯に出ていた避難勧告は28日午前5時半に解除。900人以上が一時自主避難)
避難準備情報:長岡市は午後4時10分、約400世帯に「避難準備情報」を発令した。
自主避難:十日町市(旧松代町)
三条市(住民170人が28日午前3時53分、自主避難)
【人的被害】
死者:なし
重傷者:1人(魚沼市内の道路で土砂をかたづけていた44歳男性が重傷)
軽傷者:1人(魚沼市の国道291号で通行中の車両が土砂崩れに遭い5人が軽傷)
行方不明:1人(栃尾市内の74歳男性が田んぼを見に行ったまま不明)
【物的被害】
床上浸水:7棟
床下浸水:98棟
住宅以外の浸水:10棟
土砂崩れ:35カ所
通行不能:20カ所。長岡市蓬平町の県道で発生した土砂崩れにより、同地区にいた64人が地区外へ出られなくなり、30世帯が孤立。
堤防・護岸決壊:柏崎市の鵜川などで堤防や護岸が決壊。
【ライフライン被害】
電力: 長岡市の約1000世帯が停電中。
原子力発電所:情報なし
ガス:情報なし
水道:小千谷市浦柄地区の76世帯で、28日午後2時前から給水が停止。
通信:新潟県への電話がつながりにくくなったことから、NTTは28日夜、災害伝言ダイヤル171の運用を開始した。現在、このサービスを利用できるのは柏崎市、長岡市など市外局番が「0256」「0257」「0258」の地域のみ。
その他:三条、新発田両市内の28の小中高校などが28日は臨時休校。
【交通系被害】
鉄道:JR信越線(直江津〜長岡駅間)、磐越西線、飯山線、只見線などで運休
道路:高速道路
北陸道(上り 丸岡IC←朝日IC)雨 速度規制
北陸道(下り 朝日IC←丸岡IC)雨 速度規制
北陸道(柿崎IC─長岡JCT)通行止め解除
関越道(長岡IC─六日町IC、小千谷IC─六日町IC)通行止め解除
一般道路
国道8号
新潟県刈羽郡刈羽村赤田町方〜新潟県柏崎市曽地北田 規制解除
国道17号
新潟県北魚沼郡川口町川口〜新潟県北魚沼郡川口町坂塚 通行止め
フライト:情報なし
船舶:情報なし
| ■一般ボランティアの受け入れ開始 |
(2005/06/29更新) |
にいがた災害ボランティアネットワークHPより転載しました。
柏崎市社会福祉協議会では、一部一般ボランティアの受け入れを開始しています。
ただ、被害状況が正確につかめてはいませんので、断片的な情報に頼らず、ニュース・ホームページ等で十分に情報収集を行ってから行動するようにしてください。また、現地での活動や物資の提供を希望される方は、柏崎社会福祉協議会(0257-22-1411)に必ず連絡をお願いいたします。
なお、活動に際しての必要機材、飲料水、食事、宿泊場所等の手配・準備は各自でお願いします。
2005年6月29日9:00、豪雨災害にかかるボランティア本部が設置されました。
新潟県・新潟県社協・日赤新潟支部・新潟県共同募金会・JC・新潟県市長会・NPO協働型のボランティア本部です。
現在、ボランティア本部スタッフが、柏崎市の現状把握に動いています。
川は決壊したところも有るものの、土砂の流出は少なく、雨水による浸水被害が主のようです。
6月29日14:00現在柏崎市では床上50軒床下205軒(今後の調査で増える見込み)です。
ボランティアニーズは・濡れた家具・建具の搬出と掃除が活動の中心になると考えられます。
明日6月30日(木曜日)から本格的にボランティアの受け入れを開始し、柏崎ボランティアセンター本部(新潟県社協)と前線基地(コミュニティーセンター)でボランティア活動を開始する見込みです。
(NPO団体にいがた災害ボランティアネットワークによる情報)
| ■災害ボランティア安全衛生マニュアルver.4.1 |
(2005/06/29更新) |
洙田靖夫氏※による「災害ボランティア安全衛生マニュアルver.4.1」です。ボランティアに参加される方、ボランティア関係の方は是非ご一読ください。
災害ボランティア安全衛生マニュアルver.4.1
http://www.rescuenow.net/other/anzen_manual_ver4.1.pdf
※洙田労働衛生コンサルタント事務所/日本予防医学リスクマネージメント学会幹事
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