西伯町(さいはくまち)役場に、災害対策本部が設置されている。 役場前では、ポリタンクにつめられた近くの三朝町の天然水が、配送されるのを今かと待ちわびている。町の消防団が、ポンプ車の後部に載せて、断水した家々へ個別 に運ぶのだそうだ。
職員の方々は、一斉に休息をとることはなく、手(腹?)の空いた者から何時でも食べられるようにと、カウンターにおにぎりが山となっている。 お茶・ドリンクも思ったより豊富に用意されている。 「皆さんも是非どうぞ。」と我々も勧められる。汗水流して支援をされている職員の方から先に、などと思いながらも、やや遠慮がちに、同じ皿のおにぎりをほおばる。心遣いが有り難い。こそばゆい感じだ。
町役場の裏では、何事もなかったかのように、農作業が行われている。その「のどかさ」の中、十分、数十分に一度の割合で、まるで杭打ち機で杭を打っているような、突然の余震に襲われる。
(長木)