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みゃるの避難日記 三宅島から遠く離れて
三宅島・雄山の噴火で火砕流の被害にあった神着地区にあるペンション、SNAPPERSを (スナッパース)ご主人と経営されている、みゃること野田理恵(のだ りえ)さん。 ペンションが火砕流に直撃されるという予期せぬ災害にあって、その状況を冷静に インターネットで発信し続けたみゃるさんに、雄山での出来事を綴っていただきました。

 

3-1.大山鳴動しないで、人の子100万匹。

 


えー、100万匹は誇大広告です。
でも、日本全国で考えたら、このくらいにならないかな、と。

大入り満員のおかげで、噴火だ、地震だに、かまっていれない。 「おにぎり120個、朝6時半まで」「お弁当30個追加。」 なんて、景気のいい連絡がガンガンはいる。  ただし、家は、弁当屋ではないので、本当は、つらい。 平行して、宿泊している人の食事も作るので 。
景気がいいのは、食数だけ。
噴火騒ぎから3日目、予約キャンセルが出始めた。

商店の様

7月中の予約は、今年は特に学生の合宿が多く、また、全体的に予約が早めだった。週末や、海の日がある週は、もうだいぶ前から予約を締め切っていた。前半の週末の穴は、もう埋まらない。大打撃だ。
雄山は、何も変わらないのに・・・。
 西側に、海底噴火があったそうだ。どんな様子なのか、見てみたい。
私は、ダイビングは、もうずっとしていなかったりするが、
そこだけは、行ってみたいなぁ。そんな話をしていたら、海底噴火の位置は、水深80mだと教えてくれた人がいた。
それじゃぁ、深すぎて、人が行けないじゃないか。
がっかり。新しいダイビングポイントになるかと思ったのに。
 目が回るほどの忙しさと、次々に入る予約のキャンセル。
忙しいから、精神的に落ち込んでいられなかった。
それが、とてもありがたいことだった。
 新聞社と、テレビ局各1社が、帰ることになった。
こういうの、空振りというのだろうか。
暑い中、1日中外を動き回って、本当にお疲れさまでした。
人騒がせなオオカミ少年みたいな、雄山を嫌いにならないでください。
カメラマンだったら決定的な写真、映像を取りたかったよね・・・。
人知れず、海の底で噴いたんじゃ、どうしようもない。
 その日の午後、湯の浜港で、自分の持ち船で避難している、坪田の家族が、来てくれた。ものすごくうれしい。はしゃぎ回りたいぐらいうれしかった。
「シャワーを使わせて。」って、なんでもっと早くに来てくれなかったんだろう。
ずっと待っていたんだよ。誰も来てくれないかと思った。
お願い、今夜も、明日も来てよ。
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(野田理恵)
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