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みゃるの避難日記 三宅島から遠く離れて
三宅島・雄山の噴火で火砕流の被害にあった神着地区にあるペンション、SNAPPERSを (スナッパース)ご主人と経営されている、みゃること野田理恵(のだ りえ)さん。 ペンションが火砕流に直撃されるという予期せぬ災害にあって、その状況を冷静に インターネットで発信し続けたみゃるさんに、雄山での出来事を綴っていただきます。
   

17-2 避難カーづくり

 


倉庫代わりの軽ワンボックスの方には、ペットボトルの水と、客を当て込んで買ってしまったウーロン茶各1ケース。
 着替えは、下着類とTシャツとイージーパンツなど、洗濯が簡単で、乾きやすい物をたくさん。
 タオル、バスタオル。読んでいない本を1箱。トイレットペーパー1袋。
猫のえさ、猫のトイレ砂各1袋。お風呂道具、洗濯用品。
万が一、避難所から、そのまま上京することになった際に必要になる、東京用の服、かばん、靴などを、ひとまとめにした、東京用セット。
役に立つのか疑問だけれど、一応、キャンプ用品セットと、布団を余分に一組。簡単に食べられる食料。
たたんだ段ボール箱をいくつかと、発泡スチロールの箱1つ。
 やればやるほど、いろいろな場合が想定できて、荷物が増えてしまうが、
あまり物を増やすと、人間分のスペースがなくなりそうなので、適当にやめ。
 夜になり、同じ地区の都道沿いのかなりの人達が、避難所に向かったことを知った。台風の北上に伴う雨で、泥流が出てからでは、遅いということだ。
 迷った。避難所にいる時間は、極力短い方がいい。
どうしようか。夜8時。空には星が見える。
天気予報や天気図では、雨が、何時に降り出すのかは、わからない。
 猫と人間が乗り込めばいいだけの状態にして、雨が降り始めるまで
家にいることにした。12日1時を過ぎても、雨は降り出さなかった。
避難所に行ったら、寝る他にやることがないので、
夜更かしをしておいた方がいいのだけれど。
 2時を過ぎて、なんだか、面倒くさくなってしまって、眠ることにした。
よく考えてみたら、家の周りで降らなくても、沢の方で雨が降る可能性もある。
ここで夜空をにらんでいても、意味ないかもしれない。
無線放送が入ってからで、いいことにしよう。

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(野田理恵)

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