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みゃるの避難日記 三宅島から遠く離れて
三宅島・雄山の噴火で火砕流の被害にあった神着地区にあるペンション、SNAPPERSを (スナッパース)ご主人と経営されている、みゃること野田理恵(のだ りえ)さん。 ペンションが火砕流に直撃されるという予期せぬ災害にあって、その状況を冷静に インターネットで発信し続けたみゃるさんに、雄山での出来事を綴っていただきます。
   

12. 泥流

 


7月26日(水)

大した雨ではないと思っていた。
枯れかけのように見えた木々の葉が、見る見る蘇り、色を取り戻す様子がうれしかった。
自宅の窓から外を眺め、「もっとふれー!!」と思っていた。

が、またもや、島下、下馬野尾地区に避難勧告が出たようだ。
火山灰が滑って、また陸の孤島になるから?
あの辺の降灰量はすごかった。
あれに雨が降ったら、ひとたまりもないかもしれない。

夕方になって、島下の友人達が来てくれた。
島下地区に避難勧告が出ていることは知っていたので、今日は、餃子パーティーの準備がしてある。
パーティーというと、大げさだが、普段から、やっていることで、たくさん餃子を作っておいて、ホットプレートで餃子を焼きまくり、ひたすら食べる、という、ただそれだけ。
しかも、餃子と、ウインナーしかないのだ。

それにしても、島下には知った顔が他にもあるが、他の人は、みんなどうしているのか、気になった。
避難先は、神着老人福祉会館と聞いているが、あそこは、畳の部屋ではあるが、スペースは充分にあるのだろうか。
食事って、どうしているのだろう。
こんな時、家のような民宿は、体の弱い年寄りの避難所になれないものだろうか。
避難所というのは、何か決まりがあるのかもしれないが・・・。
たぶん、ここの家の方が、居心地はいいのではないか・・・な・・・。

泥流で削り取られた都道


    



 

(野田理恵)

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