|
■
今日の三宅島 (9月3日)
今日も暑い。
少し前より噴煙が空高く上がり始めている。ここのところ毎日噴煙は上がっているが、規模の大きなものだ。
今日役場に確かめたところ、今後の情報については、HPについて東京都と協力しあい、更新していくようだ。
何とか、毎日島の情報を発信するよう願いたい。
ともかく、MXTVの活躍を期待する。これに向けて動いてくれている人がいる。感謝申し上げながら、何とか実現していただきたいものだ。
いよいよ島での生活も残すところ2日、一晩を残すところとなった。島を出るまでに何事もないことを祈る。
■
今日の三宅島 (9月1日)
朝4時に目を覚まし、空を仰ぐと灰交じりの雨が降っていた。
又、車が灰で、掃除しなければ使用できない。
かなり強い刺激臭が漂う。ツンと鼻から頭に抜けるような臭い。
長い時間外にいると心なしか頭痛を感じた。
前の道路が水に濡れ、滑りやすくなっている。
長靴を履いて歩いてみたが、坂道の途中なので良く滑る。
事務所に向け、家を出たがハンドルが滑る。
改めて4駆にして発信した。同地区から出勤している、同僚が電話にて、やはり私の家の近くで交通に支障あり、車が連なっていると言うことで、反対周りの出勤だった。
以後、村内放送がかかり、やはり交通止めとなった。
今日は、村や東京都でも三宅島火山活動に対する対策会議が開かれていると言うことである。
明日の子供の引き渡しにつき、本日上京しようと思ったが、ここ2〜3日の三宅島での様子が気がかりで、断念した。先ほどから、前(三宅村役場)の様子はどうだと言う電話が数件かかってきている。皆が注目している。
今日、参天製薬から3,840個の目薬が届いた。心より御礼申し上げます。早く住民の手元に届けたい。
今日も又、友人が島外避難する。はっきり言って島に残っていると言うことに対し心細さを感じ始めているのは私だけではないだろう。
■
今日の三宅島 (8月31日)
昨日は、自宅が避難指示というを理由に事務所に泊まりました。
避難所へ帰るも、反対周りで遠いこと、道中が雨で道路状態が 悪く交通規制がかかってしまったからです。 お陰で4時近くまで十分パソコンを堪能し、皆様のご意見等 充分は意見いたしました。たくさんの方々の激励、ご厚意が ひしひしと伝わって参りました。
今眠さの頂点です。
昨晩は予想された雨は全く降らず肩すかしをくらいました。 但し、まだ今後に可能性があると、午前8時一時帰宅があり、 自宅に向かいました。南東側の伊豆地区で雨を伴った、火山灰 が確認されました。今現在も少量ながら降っていると言うことです。 今夕から明朝にかけても降雨が予想されると言うことで、今晩 もおそらく避難所生活でしょう。
先ほどまで、ボスの西野さんが来所しておりました。 昨日上京すると言っていたのに昨晩のテレビで避難所が映し出さ れた時写ったので変に思い問いただしましたら、港までの送迎 バスに乗り遅れたと言うことです。全く、慎重派なのかトロイの か良く解りません。9月2日(土)秋川高校で会うことを約束し 接岸港まで送り今帰ってきたところです。
今日ヘルメットの配布があるそうです。
■
今日の三宅島 (8月30日)
今朝、帰島しました。
船を下りた途端、灰が降っておりました。 とっさに噴火だと思い、車に入り込み、友人と自宅に向け 車を走らせたのですが、三池地区まで来たら、もう前が 真っ暗で、断念して、商工会事務所に避難しておりました。 山頂の広い範囲にわたり噴煙を上げ、南西から南方向に 灰が降っておりましたが、あまり風がないため、高く上がっ て、落ちているようでした。 又、山裾を転がるように下る噴煙も確認しました。
6時過ぎ、噴火がやや落ち着いたので、友人と帰る決心をし、 車で走り出しました。走り出した途端、街灯が消え、停電を 確認。三七山付近に来ると車の左右から灰が巻き上がり始め、 「ヤバイ」と感じました。 三七山を登り上がり、下りにさしかかったとき、「明男さん (友人:先輩)、これ下り終わって、車がつっこんだら歩こ うな」と言う状態、平地に至っても何とか車は走りました。
家まで後200m、上り坂です。ハンドルはほとんど効かず エンジンもロウで蒸かしっぱなし。ようやく自宅30m手前 の実家までたどり着きました。しばらく降灰は続いておりま した。降灰量を測ったところ4センチありました。 実家に逃げ込み、明るくなるのを待ちました。8時頃、 約500m離れた友人宅まで向かいました。20m行くと 雨を含んだ深い降灰。車両3代が立ち往生。 デリカ4WDで、前通ったジープの轍にくっついていくのが やっとやっと、友人宅50m手前で2台の車両が立ち往生、 そこから友人は歩くこととし、やっとの思いで方向転換し、 自宅に戻りました。
Uターンしたところは観光ホテル前、雨を含む灰で、目測7〜8センチはありました。 現在、三池浜キャンプ場から神着駐在所まで約7kmほどが交通 止め、土建業者が作業長中、現在12時30分、現在自宅付近 は未だ停電と言うこと。三宅島空港は民間機閉鎖です。
余談ですが、昨日午前中時間があったので、都立秋川高校まで 車で出かけました。周りは畑みたいなのが多く、駅前付近以外 は余り、開発されていないようで、良い意味で素晴らしい環境 でした。敷地も広く、校内案内図をちょっと見たところ、寮が3棟、 教員宿舎やら、野球場、ラグビー場、プール等、校舎を含め広大な 敷地を有しているようでした。
しばらく三宅島の子供達を預かって くれと心の中で頼んで参りました。
《8/25》
| 天 候 |
晴 |
| 気 温 |
30度(午前10時現在) |
| 風 向 |
南西 |
| 地 震 |
昨日午後より増えだし、昨夕から朝1時頃までは大小揺れっぱなし。 |
| 警 報 |
無し |
| 注 意 報 |
無し |
| 交通 機関 |
定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航
(前日)・・午後便=欠航
|
災害救助法が適用となった。待っていたかのように子供達の学童疎開が決定した。何が重要で物事を決定するのかと問いたい気持ちである。
同じく、昨日、今日の三宅島では村が全島民避難をお願いしたにも拘わらず東京都三宅支庁長において「東京都は全く考えていない」「三宅島を捨てるつもりですか」と言ったという話題が広く住民に伝わっている。「今こそ農業、漁業、観光業をどうするか考えるべきではないか」とも言ったとか・・・
三宅島住民は先の18日以来、相当自身の身の危険を強く感じている。島外へ出る環境にあるものは、どんどん出て言っている状況である。 深刻なのは島外へ出る環境のないものであり、全島避難にならなければ島を出ることの出来ない人たちである。
これには、全島避難指示による島外脱出の早期に実施に向けた行政の判断が強く求められる。 1人の犠牲者も出さないことは、行政の責任である。
さて、子供達であるが、主に2つの判断が求められている。 一つは「縁故疎開」、説明するまでもないが、親戚 等の家から、 近くの学校への転入である。
もう一つは「集団疎開」、先生、生徒が寝食を共にし、1設備で学校教育を行うと言うことだ。これについては、現在、受入先等で相当困難を要しているようである。従って、最終的にいつ島を出るのかも決定していない。
昨日、今までお世話になっていた「有珠山ネット・三宅島情報」から一歩脱皮し、三宅島から主に地元の様子を発信させるべく、三宅島ネット「島魂(とうこん)」を発足させた。スタートは4人であるが、これから趣旨に賛同いただける方達に随時メンバーになって貰い、より一層の情報を提供していきたいと思う。
《8/24》
・天 候 晴
・気 温 30度(午前10時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日午後より増えだし、昨夕から
朝1時頃までは大小揺れっぱなし。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航
(前日)・・午後便=欠航
昨夜は久しぶりの地震
昨日の地震は久しぶりに強烈だった。
午後2時頃から揺れだした地震は、夜1時頃まで続き大小合わせ揺れっぱなしと言っても言い過ぎではなかった。
つい夜中と朝方、山を覗くほどだった。
今朝方6時30分に村内放送で、坪田地区に若干の降灰があるとの事だったが、今現在は確認できない。
三宅島ネットを立ち上げよう!
有珠山ネットスタッフの方々の後押しもあり、三宅島民自らの意見を発する三宅島ネット的なものが立ち上がりそうだ。
いや、なんとしても立ち上げなければならないところである。Nさんを中心に始めるのが良いと思うが、それはみんなで話し合あい、より良い組織による運営を希望する。
災害救助法待ちの状態
島外への避難は、難航しているようだ。情報によるとやはり災害救助法待ちと聞く、じれったいばかりであるのは私だけでは無いだろう。
《8/23》
島外避難について
地震はほんの少し感じるだけで、落ち着いている。
今日は今のところガスにより山頂の様子は望めない。
昨日は風は強く、灰が舞っていたが、今日はそれほどでもない。
ただし、特に大型車両の後ろに着くと、全く前が見にくく、運転に支障を来している。
昨日も、書き込んだが、島外避難について、行政で具体的に動き始めたようだ。これは一にも二にも住民の声が強くなってきたからであることは間違いない。又、実際に村では港で島外に出ているものや、教育委員会では、学校で島外に出ている生徒数を把握する事を行っている。昨日ニューズで島外に出ている小中学生は島の生徒の3分の1に当たると行っていたが、1校の小学校では3分の2が島外避難しているとのこと(教頭)。
私の家の近所でも、老夫婦、子供、妻を島外に避難させているところが目立ち始めた。又、昨日の上りの船で東京の子供が迎えに来ての避難をする人も多く見られた。
本日三宅村議会全員協議会
本日三宅村議会全員協議会が開かれ、議会と行政で避難についてを議題とし、協議すると言うことである。
ある関係者から聞いたことであるが、村は災害救助法の再適用を求め、国の財源での避難を希望しているとのこと。解らないでも無いが、三宅村としては、何がなんでも島外避難させると言う強い行動に出れば、国をも動かすのではないか、又、行政の評価も上がるのではないかと思うが・・・
とにかくヘルメットを!
今島内ではヘルメットを強く求めている。昨日から三宅村職員は着けだしている。我々もとりあえず役場から手配した。小学生にはライオンズクラブが贈呈するとのこと。子供に聞いたら中学生は学校に置いてあるとのこと。9月1日から通常通り学校が始まることに備え、今日、中学校の先生に会い、自宅へ持ってこられるようにお願いに行くつもりだ。
一般の者にも配られるのか確かめなければならない。
《8/21》
伊ヶ谷地区の避難勧告が解除
山頂の様子はガスがかかり見られません。
昨日6時頃の村内放送では、依然として水蒸気を上げているようですが、灰の降っているのは、確認されていないとのこと。
昨日帰ってきたばかりで確認できませんが、村では現在の火山情報を村内放送で流している模様。これは一歩前進。
本日午前8時、伊ヶ谷地区の避難勧告が解除されました。
道路封鎖が終わった事による解除です。
自衛隊が来島 降灰除去作業に取りかかる
本日から300名の自衛隊が来島し、泥流対策と高齢者を中心とした家屋の降灰除去作業が行われる。
本日配布物による周知が予定されていたが、一部謝りが発見され回収作業が行われているとのこと。
かなり大きな噴出物が! ヘルメットが必要
車両の被害ですが、坪田地区に置いてあった車両を中心にかなりの台数に被害が出ている。フロントガラス、サンルーフ左右のガラス等はもちろんのこと、天井が大きくつぶれている車もあるとのこと、かなり大きな噴出物が降ったようだ。行政にヘルメットを配って欲しい(有料でも良いから)との声も多い。
さすが、藤井さんの情報は良いところを捉えている。感心している。
しかし、島の人は災害に強いと言われており、事実そのようだと感じるが、今回の噴火では大きな固形噴出物の落下もあり、死との恐怖も紙一重と実感している。小さな子供を自主的に島外へ避難させている家庭もある。転校も聞く。又、近日中に島内でも大手スーパー2件が休業することとなった。1件は噴火だけが原因では無いようだが、大きな理由は噴火に起因している。
全島民、島外避難も検討すべきである。
《8/20》
・天 候 晴
・気 温 28度(午前9時現在)
・風 向 北東
・地 震 今朝からは無い。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航
(前日)・・午後便=欠航
帰島してみると...地獄絵のような島
今のところ、山頂は、水蒸気は上げているようですが、噴いてはおりません。
今朝、帰島しました。
まさか、噴火を東京から心配するなどとは思ってもおりませんでした。
使い古された言葉かも知れませんが、まさに『地獄』でした。
船から下りるや、「今日のバスは運行されておりません。」昨日、交通止めが一部解除されたとのことから、わざわざ迷惑をかけるからと迎えを断った私はどうしたらいいのやらと・・・(こんな時とは言え、事前に伝える手段有りだろ【怒】)
近所に住む、ダイビングセンター「アンバージャック」の高橋君が、大きいので来てるから「乗ってけば」との言葉に、藁をも見たり。助かりました。
道路は前を走る車が巻き上げる埃でほぼ見えない状態での運転です。
完全に島中がそのような状態でありましょう。
空港に置きっぱなしの車に噴石が
昨日の電話で飛行場に置きっぱなしの車のサンルーフが噴石でやられてると聞いており、ディスカウントで当面の修理道具を買っては来たものの、そんな規模ではありませんでした。あれが、人の頭でも直撃していれば大けが、いや生死をも脅かすものでありましょう。自分でもよくこんな島に(今の現状)子供をつれて帰ってきたなと思いもしました。
ありがたいことに、今度は窓ガラスに「フンカでわれた のだ」と書いてあり、土嚢とガムテープで補修してありました。今度はダイビングセンター「スナッパー」の野田君でした。当会HPの掲示板を見たところ「村上さんの大好きな土嚢で補修しておきました」とのメッセージ。勇気づけられるメッセージ?でした。
藤井さん来島
家に帰りますと、西野さんが疲れ切った表情で妙なお客さんを連れ、訪ねて見えられました。「いつもどうも、藤井です」とのこと。
「何だ藤井さんか」 「どこの藤井さんだ?」 「あっ 藤井さんだ!」
藤井さんでした。 同じ船に乗っていたんですね。
3人でひとしきりしゃべり、今娘と共に今事務所に来ました。
今日の三宅島になっていない、「今日の三宅島」です。
《8/17》
・天 候 晴
・気 温 29度(午前9時現在)
・風 向 弱い
・地 震 少ない
・警 報
・注 意 報
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=未定
(前日)・・午後便=就航
噴煙は依然高く
早朝はやはり昨日と同様の大きな噴煙が北東方向になびいた。
今は風が弱く、山の上を、雲とも噴煙とも区別できないような感じて覆っている。降灰の話しは聞かない。
地震はずいぶん落ち着いているけれど、たまに揺れることがある。
昨日は、南西に流れていた噴煙が、風向きが変わり一時伊豆地区の方にもかかり、空も暗くなって。灰が降るのではと心配したが大丈夫だった。
昨日の村内放送では、噴煙の最高は2300メートル、白色、であった。
昨日は、降灰もなく、地震の被害も一部小規模な崖崩れ程度の様子。売上は例年の2〜3割
ダイビングサービスと民宿をしている知り合いと話しをした。
今年は噴火が始まって、お客さんは殆どなく、このままだと売上は例年の2〜3割しかなく、借金するしかない。災害関係で金利が低いのは助かるが、保証人が必要で、返済期間が5〜7年と短く、条件がきついなあ。とのこと。
島の大事な観光産業、地盤沈下しないように関係機関にはいろいろな支援、配慮をよろしくお願いしたいと思う。
東京都 三宅島 西 野 直 樹
《8/16》
・天 候 晴
・気 温 29度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日から頻発。
・警 報
・注 意 報
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=条件付き就航
午後便=未定
(前日)・・午後便=就航
震度3〜4の地震が続く
商工会村上さんが所要で上京されましたので、村上さん帰島までつなぎをします。
今朝も、雄山山頂から、昨日同様白煙を空高く噴出している。風は弱いのでほぼ真上に上がっている。昨晩、見たときも噴煙はあがっていた。
昨日村内放送では白色の噴煙は最高2000メートル、灰白色の噴煙は800メートル、とのことであった。
昼間は動いていて感じなっかたが、夜、室内にいると地震は普段より多く感じた。
夜中に地震がひどくなり2時半頃目が醒めてしまった。震度2〜3が頻繁、震度4もあり、5に近く感じるものあった。テレビで流れる震度はそれより小さく、場所によって、揺れの程度に差があるのだろうか。頻繁な揺れは朝まで続き、眠れなかった島民も多いと思う。
三宅島の農家の様子
先日降灰のあった、三宅高校近くのレザーファン(フラワーアレンジメントなどに使うシダの切葉)のハウスを覗いた。灰は落としてあったが灰白色の跡は残っていた。
この跡が出荷するまでに落ちるかどうかまだ分からない。
阿古地区の降灰の多かったところのレザーファンも覗いたが、そこは、今の葉は出荷できないような状態だった。
島民全てそうだが、我々農家は、降灰は、風向きはと戦々恐々の数日間だ。
私のような40歳代でも、ひどい降灰を受ければ、再起は大変だと感じる。
年配の農家はなおさらだろう。
東京都 三宅島 西 野 園 芸
《8/15》
・天 候 晴
・気 温 28度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 いくらか地震あり。
・警 報 波浪
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=条件付き就航
午後便=未定
(前日)・・午後便=臨時便の関係で遅れて就航
坪田地区にも降灰
やはり、昨日はとうとう坪田地区の中心にも降灰があった。
量は、少ないが、三宅高校付近では、少量の積灰が確認された。
今現在も山頂のやや南方と思われるところから水蒸気が天高く上がっている。
ここのところ、村内では道ばたに集まり皆が山を見つめている姿が多く見られる。
昨晩7時に交通止め箇所が解除され、本日は通常の通勤道にて事務所に来たが、道路状態は非常に悪い。途中に三宅島建材工場があるのだが、屋根近くまで埋没している。
おそらくあそこでの作業は無理と思われる。その向かいにある神社もやや埋没状態が深くなっている様子であった。
観光シーズンのピークにも観光客の姿は見えず
地震は今朝方3時半頃、震度4というのがあったらしいが、眠りが深かったため私は確認していない。今も揺れたが、小さな揺れは現在までも時折続いている。
考えてみれば今はお盆中であり、観光の一番のピークである。が、観光客の姿はほとんど見られない。
私の家も、避難勧告中であったことで、13日に祖先をお迎えにあがれなかった。どうか来年は倍にしてお返しいたしますので、今年は勘弁ください。位牌や過去帳等を東京などに避難させている家も多いようだ。
《8/14》
・天 候 晴天
・気 温 30度(午後1時現在)
・風 向 北東から北西
・地 震 いくらか地震あり。
・警 報 波浪
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・欠航
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=予定通り
臨時便就航(午後2時)
(前日)・・午後便=欠航
台風による避難勧告は解除される今朝10時30分、御子敷地区、4件約10名を除き、避難勧告が解除となりました。御子敷地区は泥流で道路が使用できないため。
今回の避難勧告の台風は、一時全く停滞し心配されたものの、伊豆諸島に近づくにつれ足が速くなり通過していきました。午前7時頃よりだんだん明るくなり、今は快晴です。
台風による泥流等の被害はなし台風9号による、被害は予想されたより小さいようで、とりあえず、泥流による人家への被害は出ませんでした。又、この沢もあの沢もと、皆が不安がっておりましたが、通常の水や泥の量の流れで澄んだ沢もあり、たぶん今後も泥流による避難勧告が出される際の目安にもなったのではないかと思います。
しかし、昨日も噴煙が上がり、北東の風が吹いていたため、過去2回の噴火と全く反対の阿古地区の大部分のところで降灰がありました。
降った灰は過去のものと見た目全く同じです。民家がある一番多いところで、山の個人牧場付近で30〜50ミリ、麓の民家では15〜20ミリと言うことでした。雨交じりだったため、屋根に積もっている様子はほとんど見受けられず、乾くと共に埃を巻き上げております。
噴火の情報は避難所で聞いたのですが、これで現在の通行止めと併せ、道の2カ所が分断され、出るに出られない状況となることが一番の不安でしたが、繰り返し、走行注意の放送が流れてはおりましたが、最悪の交通止めにはなりませんでした。
2日間、船が欠航で、飛行機も10日の噴火後1便しか来ていないことから東京に帰れない人がいるようで、先ほどの放送で今日の2時(よく聞こえず)頃、空路の臨時便が就航するようです。
今日もまた噴煙が...今、又噴煙が上がりました。今度は坪田地区に向かっている、現在、坪田の阿古よりの地区で降灰が確認されたと言うこと、風が北西なのでこの噴火が長く続くと、今度は坪田地区で降灰の被害がおこりそうである。
10日、昨日の様子では時間的には噴火は短時間になってはいるようだが、全く悩ませる噴火だ!
《8/13》台風9号の影響
・天 候 大雨
・気 温 26度(午前10時現在)
・風 向 南西
・地 震 今朝方から地震あり。
・警 報 大雨・波浪
・注 意 報 強風
・交通機関 定期船・・・欠航
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航
(前日)・・午後便=欠航
今まさに危難勧告による避難所生活である。
沖ヶ平、三池、御子敷、神着のほとんど約800人が昨日の朝8時に避難勧告が発せられ、避難所にての一夜を明かした。台風9号は昨日昼頃から雨をもたらし、次第に強くなっている。
皮肉なことに、その足は遅く、昨晩は、停滞気味で、本日朝からようやく毎時15kmのスピードになったと言うこと。
台風のピークは本日夕方から夜にかけてとの発表。現在のところで慰留による目立った被害は報告されていない。
但し、これまでで一番被害のあった三七山近くの沢、御子敷近くの沢、赤場暁は確認できない状況。三宅村企業課近くの道路に若干の泥水が確認できる。その他、警戒される沢は順調に水が流れている。雨のピークを迎えて今後どうなるかが心配される。
今回で5回目の避難勧告。個人的には4回の避難所生活だが、かなり避難に対しての行政の対応もスムーズになっている。情報も多少であるが、避難所内放送や、FAX等を使い、対策本部との連絡を取るなどして、避難者に周知されるようになってきたし、食事等も自治会体制をフルに発揮し順調に動いている。今のところ目立って体調を崩しているものも見受けられない。
ただ、依然として不便なのは携帯電話が全ての場所で使えないことである。
台風情報などを加味すると、避難所生活は早くても明朝程度と予想される。後は泥流次第であるが、出ても心配、出なくても心配。勝手な心境である。
《8/11》
・天 候 快晴
・気 温 32度(午前11時現在)
・風 向 南西
・地 震 あまり揺れない。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航
(前日)・・午後便=欠航再噴火から一日たって 昨日の昼過ぎに終わった噴火だが、昨晩まで水蒸気は上がっていたらしい。
今日は山頂が確認できないが、水蒸気が上がっているとの放送はない。
地震は、今朝までは火山性微動(たぶん)が続いていたが、今はない。
飛行機だが、三宅島空港が降灰にあったため、昨日からの除去作業により本日は全便(往復4便)欠航。只今、早期開港に向け、職員と作業員による懸命の除去作業がおかなわれている。
ちなみに、当事務所も降灰を受け、今まで、除去作業を行っていた。昨日もたらした降灰は、7月14・15日よりは量的には積もっていない。
風があまり吹いていなかったので、もしかしたら山腹に積もった量が多いのかも知れない。
また不便な生活に
少なかったと言え噴火のもたらした降灰は、私の自宅で約5ミリ程度、事務所で2ミリ程度だが、折角窓を開けることので来た生活から、しめっきりの生活へ逆戻り、交通止めによる反対周りの通勤と併せ、元の生活に逆戻りしてしまった(どちらが元の生活か良く解らなくなってしまった。)。これからお盆だというのに、又、明日から数日、降灰対策に頭と体を使わなくてはなら
ない。台風9号が日本に近づいているが、これも悩みの種だ、今度の台風は三宅島にも雨をもたらしそうな感じがする。これで、屋根の灰を落としそうだが、泥流の危険による避難勧告は避けられそうもない。準備が必要だ。
本日11時下馬野尾地区の避難勧告が解除になった。残るは御子敷の4世帯だけである。車両が通れないことでの理由らしい。
昨日の泥流は多いところで約20センチ位と言うことで、これも前回ほどでは無いと聞いた。
洗濯物に灰が...
昨日は、お風呂の窓と軒下に洗濯物を干したまま(何せ今チョンガー)家を出てしまった。気がついたときは遅く、既に道は交通止め、家に帰ることが出来ずあきらめた。4時過ぎに避難勧告解除となり、家に帰ることが出来たが、風が無かったせいか、思ったほどの悲惨な状態ではなく、直ぐに風呂の掃除をした。
洗濯物は多少灰がかかっている程度なので、明日やり直すこととする。
《8/10》
・天 候 快晴
・気 温 30度(午前12時現在)
・風 向 南西
・地 震 噴火の爆発と共に小刻みに揺れる。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航の予想
(前日)・・午後便=予定通り
雄山山頂から再び噴煙が...今朝6時30分頃、雄山山頂より噴火が発生した。
水蒸気爆発で白い噴煙や黒い噴煙が吹き出している。
現在まで断続的に続いており、噴煙は火口から約3,000m上空まで達しており、これまでの噴火の中で最大だと言うことである。
商工会事務所前も火山灰が降り、約2ミリ程度積もった。
事務所の車、周りの車は真っ黒である。
村役場からの情報によると、噴煙が上空高くまで達しているので、雨を伴うと言っているが、30分ほどにわか雨が降った。
あまり降るようだと泥流が怖い。避難勧告が発令今回はずいぶん早く、又、広範囲にわたっての避難勧告である。
神着地区の一部 160世帯 317人
坪田地区の一部 155世帯 317人
計
315世帯 634人
との発表。
噴火予知の難しさ先日の夢は正夢となったが、中田先生が嘘ついたな等とは全く思わなかった。
過去に比べれば、各種の新たな観測方法により、かなりな部分まで観測できるようになっていることは事実であり、今後もこの様な水蒸気爆発の可能性はあると言っていた。
それよりも、噴火予知の難しさを改めて感じ
た。
《8/9》
・天 候 快晴
・気 温 29度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日から体に感じる地震はほとんどない
小康状態。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=予定通り
(前日)・・午後便=予定通り昨夕、交通止め箇所が開通した。通勤時間が40分から7分に戻った。
天気も良く、朝から気分がよい。
約1ヶ月ぶり(その間数日は通れたが)に通ってきた道は、様子が一変していた。その泥流の凄まじさ今でも伝わってくる。
また、山を見ると、これ又一変。赤場暁の直線では、山頂の崩れている様子が側面から良く解り今後も崩れそうな感じがする。
昨日、噴火予知連の会見があった。新島、神津島沖のマグマの活動は依然として活発で今後も地震は続くとのこと。又、三宅島に関しても山麓での噴火は否定するものの山頂での噴火の可能性はあるとのこと。未だ予断を許さない状況なのか。
昨日の甲子園であるが、有珠山噴火で被害を受けた虻田町高校の主将が始球式を努めた。やはり憧れの甲子園、少し力んでいたのかデッドボールと思われる玉を披露した。ど真ん中にずどんと投げたかったに違いなく本人は非常に残念だったろう。しかし、本人には何事にも代え難い貴重な体験だったに違いない。
玉の走りは自体はとても良い玉と見た。高野連の粋な計らいに拍手する
。
《8/8》
・天 候 晴
・気 温 30度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日より本当にたまに感じる程度。
今朝方震度2程度の揺れあり。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=予定通り
(前日)・・午後便=予定通り
昨日から、地震の方はさほど感じなく、たまに小さな揺れがあるくらい
今朝方震度2程度の揺れがあった。テレビをつけると震度3新島神津島との発表だった。
昨日、ようやく泥流による危険地域として坪田三宅島空港から、神着七島信用組合までの約8?の間が指定され、泥流の危険がある時は、それぞれ定められた避難場所に避難するようにとの村の島内放送があり、避難場所が指定された。
一歩前進したようだが、避難については自主避難と聞く、確かめず語るのも申し訳ないが、本当に自主避難と言うことだとしたら、少し疑問を感じる。
場合によっては避難勧告や避難指示が出るのかも知れないが・・・
ばかばかしいと言われるのを期待しながら・・・
今朝方、記憶に久しく夢を見た。噴火の夢である。雄山山頂から囂々と真っ黒な噴煙が上がり、住民はパニック状態であちこちにそれぞれ逃げ回っていた。私が一番最初に思ったことは「中田先生 嘘ついたな。 今後は先だってのような大爆発の可能性は低いと勉強会で言ったじゃないかよ。」だった。噴火が再度起きたことが、悔しくて悔しくて堪らなかったところで目を覚ました。ほっとした途端「中田先生に申し訳なかった」と反省した。そして、私の夢を最後に今回の噴火活動が終息してくれることを願った。
《8/7》
・天 候 晴
・気 温 27度(午前9時現在)
・風 向 東
・地 震 昨晩3時頃、やや大きな揺れ、
その後2〜3度ズシンと揺れたが現在は無い
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=未定
(前日)・・午後便=予定通り昨晩(今朝方)3時頃だろうか、私の推定で震度3程度の地震があり、その後2〜3度下からズシンと来る揺れを感じた。その後は爆睡。
今朝からは感じる地震はない。海から三宅島を見てみると昨日、海上からの三宅島調査を行った(実は親父と引き縄(トローリングみたいなもの)、全く釣れないから調査に切り替えた。)。海上から見渡す三宅島の全貌は、相当変わっており、特に神着から伊ヶ谷(北方面)にかけての山頂は様変わりしており、ノコギリ山となっている。高い部分は、今後まだ落ちそうに思う(勉強会で中田先生も話していた。)。神着方面の山肌は、土砂崩れ、崖崩れにより、何本も地肌が露出している。雨が降れば、まさしく土砂を巻き込み泥流の被害がありそうだ。
神着から阿古までの海岸で崖崩れが多く、20数カ所と数える。特に伊ヶ谷から阿古までの海岸は、切り立った崖であるが、ほとんどが崩れ、その下の海岸は茶色く濁っている。同じく漁師の話だと、三宅島の南西に反り立つ岩礁、三本岳(大野原島)も真ん中の根(エビ根)が、中腹から崩れ落ちていたと聞いた。
どちらにしても、今後地震だけではなく、大波の際は、ある程度浸食されてい
くのではないかと思った。崖上には建物が無く、その点の心配はない。
先だっての勉強会について、メールや直に話を聞くが、かなり好評であった。
但し、やはり他に遠慮せず、気を使わず、堂々と広報し、広い会場で地域の皆を対象にやれば良かったと反省している。
《8/5》
・天 候 晴
・気 温 34度(午後2時時現在)
・風 向 東
・地 震 多少落ち着いているが、先ほど
少し大きな揺れを感じた。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=予定通り
(前日)・・午後便=予定通り
昨日より、地震の回数は少なくなり落ち着いている。と言いながらも先ほど少し大きな揺れがあるなど時たま揺れる。
さて、今日は都合により投稿が遅れましたが、どうしても書き込みたく事務所に参りました。三宅島火山活動に関する勉強会開催! 60名近くが参加昨日の三宅島火山活動に関する勉強会ですが、30席用意のところ、報道関係者も若干おりましたが、約60人の参加者があり開場はいっぱいでした。(三宅島ML、冨田さんの書き込みにより椅子を準備いたしました、感謝申し上げます)。これまでにもいろいろな講習会や講演会を毎年2・3度開催しているのですが、何も広報せず、口コミでこれだけ参加者が集まったことはこれまでになかったことで、いかに地域住民が今回の火山活動に対し感心があり、又、不安があるのかを実感するところでありました。今回の勉強会の内容は、近々整理し、HPで公開しようと思っておりますが、何しろ講師の中田先生を含めた東大地震研の方々が、一般にも非常に理解しやすいように説明され、又、各種資料に基づき、非常に説得力のあるもので、参加者には様々な情報が飛び交う中、現状への対応や今後の危険性、安全性等に対する認識が非常に高まったのではないかと確信するところでありました。残念なのは、行政(村議は2名参加しておりましたが)に携わるものの参加が無かったことです。様子を探りに来てくれるのではないかと期待していただけに、皆が真剣に質疑をする様子を見れば、今後、行政が何をしていかなければならないかの参考になったのではないかと非常に残念でした。
マスコミの来場に対し、多少の警戒感を抱いておりましたが、全く混乱も無く、代えって自分たちも勉強会の参加者となっていた感がありました。もう疲れているのかも知れません(笑)。中田先生には、次には防災に対する勉強会を開かれたらいかがかと提言されておりました。特に、泥流の被害が確率高く予想される中、最もな提言でした。雨も近い打ち必ず来ることは間違いない中、対策にはまだまだ多くの時間を要すことでしょう、とりあえずは、 雨予報に対しては大きな警戒感を抱き、行政に頼る事無く、自分自身で身を守ることが必要であると強く思います。
《8/4》
・天 候 晴
・気 温 29度(午後1時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨夕から今朝方にかけひっきりなしに
地震が続いていた。現在は無い。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=未定
(前日)・・午後便=就航
念願の火山活動に関する勉強会開催朝から、お客さんや、今晩の火山活動に対する勉強会の対応で本日の発信が遅れました。ようやく漕ぎ着けた今晩の勉強会ですが、予想以上に反応を感じます。青年部を中心に口コミでの 開催ですが、行政や一般の住民の方からも数件問い合わせがあるなど、ここに来て会場(席数30席)に不安を感じております。少なくても寂しいですが・・・
続く地震、広がる不安
地震ですが、昨夕から今朝方までひっきりなしに続き、揺れも大きいものばかりでした。現在は落ち着いております。又、先程、上昇気流により、山に積もった灰や、火口内の砂、灰が舞っているとの島内放送がかかりました。注意しろと言うことではなく、新しい噴煙じゃないから心配するなと言うことだと理解します。村役場に聞くところによると、海水の色がおかしいとか、山から煙が上がっているとか、いろいろな問い合わせがあるそうです。対応に苦慮しているようです。
100mほど火口の直径が拡大
昨日は久しぶりに頂上の雲が一部晴れ上がり、ヘリコプターが数機飛んでおりました。火口の写真を撮ったり、様子を調査していたようです。群馬大学の早川先生によると7月22日時点より 100m程火口の直径が拡大しているようです。
又、村議会議員団の調査も行われたようで、泥流の危険について、かなり実感できたと言います。今後の避難勧告や注意につなげ、未然の事故防止に努めていただきたいと思います。
今日は東京都商工会青年部連合会の峯岸会長が見舞いがてら来島してくれました。日帰りの予定だったのですが、青年部が勉強会を開催すると言ったら、迷惑でなければ残りたいとの事により 早速宿を手配し、参加していただくことにしました。
忙しいところ、ありがたいことです。
《8/3》
・天 候 晴
・気 温 30度(午前10時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨晩から今朝にかけ大きな揺れの
地震が起きている。現在は無い
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=未定
(前日)・・午後便=就航
昨晩、震度4の地震があり、その後震度3〜2の地震があり、今朝も震度3などの地震があった。それ以降現在まではあまり揺れは感じない。 今日も三宅島は真夏の空が広がっている。視界も良く、神津島、新島、式根島が水平線にくっきりと浮かんでいる。式根島を除き御蔵島を含め、どの島も山頂に雲がかかっている。
これらの島どれもが、今非常に大変なんだなと感傷に耽った。
聞くところによると、本日、村議会が山頂調査にはいると言うことだ、ヘリコプターで行くという情報もある。又、朝日新聞、TBSもヘリで山頂にトライするらしい。現在山頂は、雲がかかっている。
神着方面にわずか山頂を望めるところがあったが、雲の流れでいつまでもあるとは限らないし、逆に風で雲の透き間が空くこともある。
何とか、現在の山頂を写しだし、どうなっているのか、情報を公開して貰いたいものだ。 又、今日も朝から消防団騒ぎがあった。私の住む地区で4時頃、車が民家につっこみ、ガスボンベに激突し、炎上し、車は丸焼け、民家にも火が移った。幸い人に怪我等はなく、民家も半焼の手前程度だった。
災いは続くもので、火山活動以来、約1ヶ月の間に別件で2件の消防団の出動である。この1ヶ月で3年間分くらいの出動をしたのではないだろうか。
消防団で集まる度に、泥流の話が出る。かなり多くの人が近くまで見に行っているようで、話からは非常に危険な状態らしい。
流れ込む危険がないところも、道路が遮断され孤立してしまう心配も予想されると言うことで、このことも予想される地区の人たちには危険性を話しておいた方がよいと思う。
《8/2》
・天 候 晴
・気 温 30度(午前10時現在)
・風 向 南西
・地 震 体にようやく感じる程度の
地震が続いている。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=未定
(前日)・・午後便=予定通り最近ようやく飛行機も気合いを入れ就航するようになっている。
雄山の噴火が安定期に入っていることか?
どうしても三宅島の夏は南西の風が多く、山の東から西地区にかけては雲が溜まる傾向にある。神着、伊豆からは山頂が見えても他の地区はガスがかかる。ここのところそんな空模様が続いている。
本格的な三宅島の夏だ。但し、夏のお客様の台風も発生した。第8号であるが、泥流を抱えているだけに進路が非常に心配である。昨日念願のアジア航測の千葉さんと会った。わざわざ来所いただき、7月22日に撮影した山頂写真と今回泥流の調査に現場を歩き、記入した地図を見せていただきいろいろな話を聞いた。
溜まった火山灰が26日の雨で流れ出した山腹は今も尚非常に危険な状態であることを実感した。行政が今後の雨に対しどのような対応に出るか解らないが、沖ヶ平地区、御子敷地区、島下地区、焼場地区は特に警戒が必要である。特に窪んだ場所に住む人や後ろにに沢を抱えている人、沢の近くの人は、避難することを考える必要がある。
千葉さんとの話の中で、有珠山ネットでの提言からの火山活動に対する勉強会、説明会の話が出、具体的に中田先生にコンタクトを取っていただいた。ちょっとその後、東京都からの内容調査的(悪い意味ではない)なものが入ったが、本日問題ない旨の連絡があった。
今日から具体的な詰めに入るつもり。
本日は早朝から東京都金融課、東京信用保証協会、国民生活金融公庫、中小企業金融公庫、商工中金が来島され、当事務所で個別金融相談会が開催されている。まだまだ今後に不安を抱える事業者が多い中で、具体的な相談には及ばないはずであるが、是非、島の実状を把握いただき今後の融資につなげていただくようお願いするだけである。
本日7月の来島者数を東京都空港港湾管理事務所に問い合わせ聞いた。
前年7月来島者数 8,239人
本年7月来島者数 4,082人
4,157人の減である。
約50%の来島者数である。50%と言うのをどう捉えるかであるが、
噴火関係者(帰省客:島からの脱出者:報道関係)がほとんどであろう。
《8/1》
・天 候 晴
・気 温 30度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日より非常に揺れの小さい地震が
続いている。朝からは無し。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=未定
(前日)・・午後便=就航地震は昨晩より非常に小さな揺れは、度々感じていたものの、一昨日とは打って変わったような落ち着いた現在である。
昨日、地震の被害について島を巡回したが、思ったよりその被害の程度は大きく、見るだけでも、崖崩れは至るところにあり、中には家の目の前まで崩れている崖もある。未だ山の中でたまっている泥流と併せ、今後の台風や、雨、更には次の地震と第二次災害が非常に危険と思われる。
また、家屋も聞いただけでも半壊状態の家が2件ほど出ていた。1件の家の中の様子を見せてもらったが、置物という置物はすべて落ち、食器類はもとより、テレビ、洗濯機まで倒れ、壁の張り紙は膨らんでいる。
いかにもその下の壁には亀裂が走っているのではないかと考えられる。
当然家の土台にもひびが入っていた。
本日、通行止めの中の道路状態、自動車修理工場の様子を写した写真を見たが、ひどい泥流である。泥流がもたらした土砂の噴出、倒木の被害も大きく、三宅村の関係者の話だと、後2週間くらいの交通止めになるのではないかと予想していた。
昭和58年に溶岩流で約400世帯が埋没し、その他、降灰の被害等大きな災害を出し、激甚災害に指定され、復興を図り約20年、ようやくその時の事を忘れかけていた今日であったが、前回があまりにも悲惨であったが故、今回の被害を軽んじている意識が、周囲にありすぎるのではないだろうかと感じ始めている。
個人(法人)被害への保証について唱えるものがあるが、現在のところ検討されていないと聞き、それはしょうがないことだと思いつつも、では何故、前回の噴火時と同程度の対応が出来ないのだと聞くと、前回は義援金を充てたという応える関係者もある。義援金を頼るところではないが、この様な対応について住民の不信感が多少なりとも芽生えていることは事実である。
いよいよ8月、どうにか終息に向かう8月であることを祈るばかりである!
《7/31》
・天 候 晴
・気 温 30度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨晩9時20分頃震度6弱、9時50分頃
震度5の大きな地震あり。その後も明け方
まで揺れはあったが現在は無し。
・警 報 無し
・注 意 報 無し
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=未定
(前日)・・午後便=欠航
さて、既に皆さんご存じの通り、昨日は地震に揺れる1日だった。
朝方9時頃震度5の大きな揺れがあり、各所に崖崩れ等の被害をもたらし、その後断続的に連れが続いていたところ、夜9時25分頃、今回の火山活動が始まって以来の最大の震度6弱という大きな地震があった。その後も30分後くらいに震度5の地震があった。その後、地震は明け方まで続いていたものの、現在は落ち着
いているようだ。
どこから来たのか、昨晩の地震から数十分経つと、ヘリが飛び、今朝は、明け方からのヘリの爆音で目を覚ました。被害状況の調査と考え、あきらめるものの、睡眠不足である。
報道の通り、阿古の民宿の親父さんが、落ちてきた木の置物で軽い怪我を負ったと言うことである。又、道路も各所で崖崩れや大小の石が道路上に転がり、水道の破裂もある。ほとんどの民家で、物が落ち、テレビが倒れたり、食器類が割れて散乱するなどの被害も聞く。
最近は慣れ始めていた地震であるが、昨日は久しぶりに地震の怖さを体験させられ、やはり慣れは怖く、今後は再度、気を引き締め、今回の災害に備えていかなければならないことを改めて思い出させる1日であった。
《7/30》
・天 候 晴
・気 温 31度(午前10時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨晩から今朝は落ち着いていたものの
9時20分頃、強い地震があった。
三宅島の震度は5強
・警 報 無し
・注 意 報 無し雷
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=未定
(前日)・・午後便=予定通り
昨晩から大分地震は落ち着いていたところ、今朝方9時20分頃大分強い地震があった。家では、台所でがちゃがちゃと大きな音を立てていたものの実害無し。
阿古のスーパーでは、酒瓶等が倒れ下に割れて散乱したと言うこと。又、事務所に来る途中の道路では、数カ所(4〜5)で崖崩れが見られた。2カ所は大きく道路の中央線まで覆われていた。なかなかいつまでも安心させない群発地震(火山活動)である。
空は青く澄み渡り、海は泥流地区を除き、真っ青に輝いている。思い起こせば本日が「マリンズコーレ花火大会」の日である。
6月30日に火山活動の安全宣言的な発表があり、阿古、坪田伊ヶ谷地区の避難勧告が解除されてから、誰がここまで災害が続くと推測しただろうか。その後、地震、水蒸気爆発、伴う降灰、
泥流とその災害は止まるところを知らないかの様に三宅島を襲っている。いつもと変わらない真夏の陽気であるが、島に本当の夏がやって来るのはいったいいつなのだろうか。
島では今皆が雄山に注目している。毎日毎日その姿を変えているのである。雄山という名の通りの雄大な裾野が広がる山が、今やノコギリ山のように姿を変えている。水蒸気爆発以来、常にガスがかかりその姿をなかなか現さない山頂であるが、時折見せるその姿は見るものに驚愕を与えると共に、一抹の寂しさを与えるばかりである。
昨日近所火事があり消防団で出動した。幸いぼや騒ぎだけで終わったが、民宿で、外のシャワー室(風呂)で発生した。
ここも降灰が多かったところで、消防団では、灰の影響や、器具に対する地震からの影響も考えられると言う話も出た。
《7/28》
・天 候 曇り時々雨
・気 温 24度(午前9時現在)
・風 向 南
・地 震 地震は落ち着いている。
時々小さな揺れがあるくらい
・警 報 無し
・注 意 報 大雨・雷
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航(予想)
(前日)・・午後便=欠航
地震は、かなり少ない。
昨日は泥流の危険が予想されたが、思ったより大雨も降らなかった事もあり、山麓への被害の程は聞いていない。
但し、夜9時30分頃、神着の焼場地区、七島信用組合近くの沢の水嵩が増し、その回りの家に自主非難するよう呼びかけたようだ。但し、雨が弱くなると共に水嵩は低くなった(実地)。
この沢は昔から大水を流すところで「川田の沢」と言い、数本の沢が集合するところである。
朝、神着側より僅かの時間、山頂が望めたが、3本ほどの、完全に水が流れたと思われるラインが見られた。あとで写真を撮ろうと思ったのが間違いで、直ぐに雲で覆われてしまった。
商工会前(坪田:沖ヶ平)でも山に目を向けると、近くのところで木が倒され水の流れたラインが見られる。
泥流に関する注意は今後ともかなり心配しなければならないようだ。
避難所では、何度も水が流れ、一定の水の流れるラインが出来れば、ある程度安心だという人もいたが、本当だろうか(何方か詳しい方は・・・)
《7/27》
・天 候 雨
・気 温 24度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日から地震は落ち着いている。
時たま小さな揺れがあるくらい
・警 報 大雨
・注 意 報 雷・洪水・波浪
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航(予想)
(前日)・・午後便=欠航
昨日の泥流は、自動車修理工場の半壊、民家、民宿、店舗等への浸水や神社が半分埋まる等予想外に大きな被害を出している。
避難勧告は神着の島下、下場野尾、坪田の三池、沖が平の一部に出されており、行政や、警察署員の話を聞くと、この地区では、山側に今にも流れ出しそうな泥や、倒木、土砂が積もっており、今後の雨の状況によっては、危険であると言うことで、交通止め等で立ち入りも禁止している。
本日も大雨警戒予報、雷、波浪、洪水注意報が出されており、大きな不安感を漂わせている。
地震は、昨晩から大分ずく無くなっており、時折小さな揺れを感じる程度だが、こんな事の繰り返しなので、安心できない。
昨晩避難所で、数人が神着地区の山側で、地中よりゴォーという地鳴りがしており、昨日の雨が地中に入り込み、水蒸気爆発の前兆ではないかと話している者がいた。火山や地震関係の方々の考え方を見るとあながち無いこととも言えないようである。
《7/26》
・天 候 大雨
・気 温 25度(午前10時現在)
・風 向 南強く
・地 震 昨日午後から揺れ始め、本日午前2時30分頃
からは揺れっぱなし。朝5時頃まで続き、全然
休み無し。震度1〜3の地震が1分間に5〜10
回はあったろう。素人計算では1分に平均7回と
して揺れっぱなしの時間の回数は
7×60×2.5=1,050回
ではきかないかも知れない。
・警 報 大雨
・注 意 報 雷・洪水・波浪
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航しそう(見込み)
(前日)・・午後便=欠航
昨日、降灰以来初めての雨、夕方には上がり、久しぶりに窓を開け、外の空気を入れ、夏特有のすがすがしい海風にあたった。
ところが、一夜明け今朝方6時頃から大雨が降り出した。
出勤しようと車を向けたところ、途中の林道から泥水と、伴う石や、木屑が循環道路にあふれ出し、通行止め、反対回り25kmを経て事務所に来るや、今までの停電と更には未だ断水状態。
もっと驚いたことに、事務所より20m離れたところの沢が反乱し、灰、泥水、木屑、大石があふれ出し、道路一面に飛び出している。
先日まで降灰で交通止めとなっていた約5kmがまたもや交通止めとなり、下馬野尾地区約15世帯程度が洪水の注意による避難勧告となってしまった。現在作業中で有るが、解除の見通しはたっていない。
坪田地区と神着地区の消防団にも召集がかかった。
マグマの上昇による火山活動非難→群発地震→山頂からの水蒸気爆発
→降灰→泥流と今回の災害はとどまるところを知らない。
本日2時30分頃からだと思うが、始まった地震は全く休むことなく、朝の5時頃まで続いた。始終揺れっぱなしで、うちの妻などは船で帰ってきた朝のように感じると表現していた。
1〜4程度の揺れは、常に寝ているものに不安を感じさせ、この私でさえ、不安感を抱いた。これがもし内地だったら都会はもはやパニック状態になっている事だろう。行政などが何も手を出せないことは解るが、野放し状態の対策ではないかと憤りを感じながらの頭が冴える布団の中だった。
事務所で皆と話もし、事務所の横を見に来た多くの人とも話したが、やはり昨夜というか今朝方は全く眠れなかったそうだ。
火山活動が始まってからちょうど1ヶ月を経過する。火山活動への対応は非常に素早く、即対策本部が出来たが、1度目の避難勧告と共にその対策本部も素早く解散し、現在、災害救助法も用されていないことにも住民皆が不満感を募らせている。個人的には天災と言っても様々な状況から住民の心労はそろそろ限界に達し始めているのではないかと思う。
最近のインターネットから、噴火に関しては、様々な情報が飛び交い、それをアレンジして自分なりの噴火論を展開する住民も多く、それが伝言ゲームのように次から次に飛躍しながら伝わり、中には、三宅島がこのまま海に沈没してしまうのではないかとも心配する者まで出ている始末である。本当のところを学者の方々に問うことは無理であると言うことは充分承知はしているが、誰か真実を伝えてくれないか神にもすがる思いである。
今、電話にて連絡があり下馬野尾地区に加え島下地区にも避難勧告が出たと言うことである。2度目の避難勧告であり、約30世帯ほどである。ちなみに我が家もである。
下馬野尾地区であるが、以前も書いたとおり島下地区の一部である。この地区は開拓地区で、新しい移島民の方々が多く住む地区であり、昭和15年、37年と噴火災害にあった地区である。昭和15年の噴火では確か8人ほどが亡くなり、昭和37年には噴火後1ヶ月ほど続いた地震に、恐れを成し、数世帯が島を離れ、内地に移住していき、だんだん世帯が少
なくなってしまったと言うことである。今の現状がまさにその時にだぶるという人もいる。
又、連絡が入ったが、交通止めの間の泥水は相当ひどく、自動車修理工場で約1m埋まり、神社は鳥居がかろうじて見えている状況という情報が入った。
確かめてはいないので何とも申し上げられないが、各所で相当ひどい現状となっているようだ。
昨日、地域を巡回すると各家の前に積み上がられた見慣れた土嚢袋の上に日本の国旗を掲げている光景が見られた。何とも滑稽で、ユーモアのある光景だった。即その日のうちに電話をし、いつまでもそのままにしておいてくれと励まし合った。こういうユーモアが被災者を元気づけてくれると確信する。
《7/25》
・天 候 曇り(今にも降り出しそう)
・気 温 27度(午前9時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日は一日中揺れっぱなし。
昨晩から今朝に掛けては、余り感じない。
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=欠航しそう(見込み)
(前日)・・午後便=予定通り
一日中揺れっぱなしの昨日とは打ってて変わり、何かしばらくぶりの揺れない朝を迎えているような気がします。
今日は飛行機便は欠航です。ここのところ欠航がかなり多くなっております。正確な情報ではないですが、信用できる人から飛行機は就航会社の自主規制により、山頂が雲で覆われているときは、就航しないと言う話を聞きました。確かに乗客の安全第一ということからは、現在の状況では無理もないことでしょう。
今日三宅島MLで紹介されていたアジア航測の山頂の写真を見ました。
三宅島が変わったことを実感しました。島の中では、どこどこから見ると雄山の形が違うとか、山頂は7〜800mも落ち込んでいるらしいとか、最後は海水の圧力で島が2つに割れてしまうんじゃないかとか様々な情報が走り回っている。この航空写真を見る限り、あくまでも素人目ですが、確かに見る場所によっては、山の形は違っているでしょうが、7〜800m落ち込んでいるとは考えられず、三宅島が2つに割れるという事もどうでしょうか?
書き込んでいるうちに強い雨が降り始めました。これで木々の灰が落ちることでしょう。ただし、道路が滑りやすく、スリップやハンドルを取られる事にもなりそうです。
朝日新聞に《今日の三宅島》の事が掲載されたと言うことです。そんな大それたと思いながら複雑な気持ちです。本当に小さなきっかけから始まった発信ですが、たくさんの皆様にお世話になっていることを実感しております。このことを最後に書いていただきたかったというか、言葉が足りなかった私を後悔しております。
あのポスターが日の目を見るまで、続けたいです(たまに休みながら)。
《7/24》
・天 候 快晴
・気 温 29度(午前10時現在)
・風 向 南西
・地 震 昨日の夜から揺れ始め、午前2時頃からは大きな揺れを感じる。
・交通機関 定期船・・・予定通り。
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=予定通り(見込み)
(前日)・・午後便=欠航
降灰除去で、2日間休ませていただきましたが、我が家もようやく見られる程度までに回復いたしました。
土・日と私や子供の友人が多く集まって作業を手伝ってくれましたが、うだるほどの暑さの中、2日間で約300体の土嚢袋に火山灰を詰め、道路沿いに積み上げました。神着地区内は現在、道路沿いはどこも土嚢の山です。
始末の悪いのが埃で、強い風が舞うと辺り一面火山灰が舞い上がり目も口も開けられないと言うような始末です。
島外より土日を利用し、降灰除去のボランティアが来島し、独居老人宅を中心に作業を行ったようですが、その数110名程だそうで、小耳に挟んだ話ですが、募集では、約400名程度の募集があり、こちらでの受入等の関係から、110名程度になったと言うことです。
また、20日頃から島内の中学生がボランティアで、降灰除去作業を行っていたようですが、これがテレビ等の報道で流れたとたん各方面からクレームが入り、この作業は中止となったようです。私個人としては、教育の一環としても素晴らしいことだと考えるのですが・・・ ちなみに、多くの中学生が友人の家の降灰除去作業を率先して行っています。
さて、地震は昨日から、また大分多くなっており、揺れも強く感じます。本日、式根島と新島の友人にお見舞いのTELを入れました。
新島の友人は、若郷地区なので、当然非難をしているとのこと、彼の情報によると、現在の状況は若郷地区でも山に近い方の家屋が被害が多いとの事です。式根島の友人は、地震計が設置されたことで大分住民の間にも情報の収集に対しての安心感が出始めているとのこと、式根島と新島では大分揺れが違うそうで、地震計がないときは神津島の震度を参考にしていたとのことです。両島ともお互いに長期戦になりそうだとの見方は変わらず、激励のうちに電話を置きました。(7/21)明日とあさって、家の降灰除去を行うため《今日の三宅島》を休ませていただきますのでご了承ください。
《7/21》
・天 候 曇り
・気 温 26度(午前9時現在)
・風 向 北東の風弱
・地 震 昨日は日中かなりの回数があったものの
夕方からは少なく、本日も少ない。
・交通機関* 定期船・・・入港は予定通り。
出港は八丈島欠航で、6:30
東京に向け繰り上げ出帆
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=予定通り(見込み)
(前日)・・午後便=欠航
さて、地震については昨日は日中かなりの数があったものの、夕方より本日まで数は減っている。
ここのところようやく友島の式根島にも地震計が設置されたと言うことで、式根島の震度も発表され、テレビでも式根島の様子が映し出されるようになった。式根島の被害が大分ひどいという情報が流れていただけに、今の様子を見る限り若干安心しているところである。
本日は台風5号の影響で海上模様が荒れ始めている。この影響で定期船は定刻に入港したものの、八丈島行きは欠航で、6時30分、早々と東京に向け出帆していった。台風5号は勢力は弱く、三宅島の東を通り抜けるようで、この影響はさほど無いという予報である。今朝、海を見ながら出勤したが、降灰地区の海は荒れ始め、海岸より100m程度沖合まで、茶色っぽく濁っている。元通りの真っ青な海が戻るまで多少時間がかかるかも知れない。
朝、野球で都大会に行っていた子供の迎えで桟橋まで出かけたが、本来であればこの時期は駐車場にも入れないほどの観光客出迎え車両でいっぱいなのに、あまりその姿が見えなかった。代わりに帰省客の顔がちらほら見られた。降灰除去や島の様子を心配してのものらしい。
*《今日の三宅島》で、参考に前日の午後便を追加して欲しいと言う要望があり、本日より、空路について前日の午後便を掲載いたしますので、くれぐれも見間違えの無いようお願いいたします。
《7/20》
・天 候 曇り
・気 温 29度(午前10時現在)
・風 向 北東の風弱
・地 震 昨晩から現在に掛け、ちょくちょく揺れる
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=未定
火山活動は表面では、沈静化している様子。地震は回数も多く、時たま大きな揺れを感じる。
道路の降灰除去作業が今日は全面的に休みにつき、交通止めも無く、東京百景にも選ばれている、昭和15年と37年の噴火跡を通ってきたが、「赤場暁(あかばっきょう)」と言われるところであるが、もはや「白場暁」と呼ぶに相応しいほど、一面が灰に覆われその姿は見るものもなくなっている。洗い落とす事は出来ないだろうから、また一つ三宅島の代表的な見所が無くなったと言うことか・・・
昨日屋根に積もった降灰の除去中、足を滑らせ落ち、骨折者が出た。私も経験者であるが、非常に滑りやすく危ない。こういうのも噴火の怪我人と言うことになるのだろうか。
私的なことですが、昨日、三宅の中学校が都大会に出発した、男女バレーと野球で、野球は本日、上井草球場で11時30分から練馬代表の中村三中と対戦すると言うことである。
6月後半からの火山活動で満足な練習もできなかったようであるが、張り切って出かけていったので、近くにお住まいの方が有ったら、是非応援に出かけて頂きたい。
申し訳有りませんが、バレーはどこでやるのか解りません。
本日、東京より、仲間が降灰除去の応援だと言って突然島に来ている旨の連絡があり、今迎えに行ってきた。
もう3日も灰と戦ったので、今日は休むつもりであったので、早速、再開の祝杯をあげた。お土産が電気掃除
機とは洒落ている。
月曜日からの降灰除去中と今回の来島と、このところ多くの仲間に世話になっている。ありがたいものだ。
《7/19》
・天 候 快晴
・気 温 29度(午前9時現在)
・風 向 南西の風弱
・地 震 昨晩9時頃一発大きな揺れを感じた。神津島、新島近海らしい。今日は朝からは小さな揺れがある。
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=未定
2日間のお休み申し訳有りませんでした。
また、日曜日は島下にも避難勧告解除などと言う、デマ(本当はデマではない)をお知らせしたまま、本日まで至りましたことお詫び申し上げます。
日曜日、帰られる人は帰って良いというのが、行政の発表だったのですが、避難している住民との今後の降灰除去作業に伴う処理とか、生活面での援助とか、今後の対応とか色々避難所で協議し、同じ地区に住む同志で、帰られるものと帰られないものが出るのは好ましく無いという結果となり、翌日9時の一斉避難勧告解除となった次第です。古い家ですが、2件ほどが住めない状態となっているようです。
噴火は土曜日を最後に治まっております。昨日の昼に一度噴煙を見たという人もおりますが、定かではありません。
さて、降灰は思ったより始末の悪いものでした。一昨日、昨日と後輩、先輩、友人が集まってくれて、まずは30度を越す炎天下の中、屋根の除去作業から始めました。
降灰中の雨で流されたものの5〜10センチ程度の灰が積もり、樋は灰でいっぱいでした。上の方の灰はスコップで落とせたのですが、2〜3ミリが屋根にへばりつき、スコップでは歯が立ちません。ジェット噴射の水で流せるのですが、そうすると今度は下(庭)の降灰がベチョベチョになり、歯が立たないことと、水道は使用が制約されていること、また、道路に水を流すと交通の弊害となること等により、未だそのままにしております。
庭と周囲ですが、樹木はほとんど曲がった状態で、庭の木だけは、叩いてとりあえず、息が出来る状態にしてやりました。庭の灰取りですが、これも屋根と同じ状況で、上の軽い部分はすんなりと行くのですが、下の部分はこべり付いて始末に負えない状況です。
また、除去作業中に風が吹いたり、始終通る車両に乾いた灰が舞い上がり、目も口も灰で一杯で思うように作業も進まない状況でした。
こんな状況下ですから、私みたいなまだ若い者は無理も利きますが、ほとんどが60歳以上の世帯だけに、業者待ちと言う状況です。おそらく、元通りの状態に戻るには1年近く(それ以上かも)を要するのではないでしょうか。手伝ってもらった、民宿、ダイビング関係の人は、どうせ今年はお客も来ないのだから、強い台風が来て、山の樹木を揺さぶって洗い落としてくれないかとも言っておりました。
まさしく同感です。
海の状態ですが、海岸も灰でいっぱいです。私のプライベートビーチ(釜の尻)ですが波打ち際から50kmほど沖合まで、うす茶色っぽく変色しております。今後、雨が降ると沢からの泥流で、もっとひどい状態となってしまうのではないでしょうか。海藻や貝等の生物への影響が心配です。
現在も降灰除去作業で日中、2kmほどで交通止めがあり、不便です。そこは迂回道路が無いので、反対周りでぐるっと一周しなければならない状態です。
一応、人並みの状態までして、本日出勤してきたのですが、予知連の話だとまだ水蒸気爆発の可能性は残っているとのこと、ここまでやりながら、また同じ状態になったらと思うと気が休まりません。何とかもう2度と噴火しないよう願うばかりです。
《7/16》
・天 候 曇り所により晴れ
・気 温 25度(午前9時現在)
・風 向 南西の風弱
・地 震 ここ数日ほどの回数は感じないが、依然として
度々揺れる
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=未定
今日も雄山はガスがかかり頂上は望めない。
もう飛行機は何日来ていないのだろうか。噴火活動の影響も有るのかな?と感じています。
さて、避難所での2日目の朝を迎えました。 火山活動は昨日の夕方からは落ち着いているようで、その後、噴煙は上がっていない様子です。しかし、依然として旧観光ホテル前から三池浜キャンプ場までの約6kmは通行止めで、立ち入りが許されておりません。都道循環道路については、島内建設会社総出で降灰除去作業が行われており、大分進んでいるようです。
村道については、村議の説明によると只今、被害なのか、除去作業に要する経費なのかを積算中で、これから予算要求するので、早急には出来ない旨の説明をしておりましたが、都道から村道で奥に住居を構える人が十数件おりますが、四駆でなければ走れないような状態ですので、何とか、早く除去して欲しいものです。
昨日は、神着地区のほとんどの家で降灰の除去作業が行われておりました。お年寄りだけの住む家は大変なようです。
途中、用事で立入禁止区域に行くという村役場の車両に便乗し、自宅を覗いて参りました。灰はだいたい15〜20センチほど積もっておりました。周りの木々は腰の曲がったお年寄りのような状態で、灰が積もりグレー一色の光景でした。地獄に来たかなと言う感じでした。
只今(9時30分)、事務所に電話が入り、着替えや、薬を取りに行くと言うことで、マイクロバスで一時帰宅が許されると言うことです。
私はここからだと25km反対周りをしなければならないので、残念ながら行けませんが、おそらくあの光景を見た人たちは一様に肩を落とすかも知れません。
《7/15》
・天 候 曇り
・気 温 25度(午前10時30時現在)
・風 向 南西の風強
・地 震 地震は昨晩からひっきりなしです。
これを打っている今も大きな地震(推定震度3強が有りました。
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・前便=欠航
午後便=未定
・火山活動 今も時折噴煙が吹き出している様子
今日は島全体が濃い霧で覆われており、山頂の様子は全く見えず。
昨日は【すごいです】【非難します】を最後に事務所を離れてしまいご心配をかけました。
何せ、三宅村島下、下馬野尾と言うのは私の住んでいるところなのです。島下と下馬野尾とは全く同じで、場所的に言うと、37年と15年に噴火をした近くです。何故分けて発表するのかは解りません。細かく言うとそうなのでしょうか?
さて、と言うわけで昨晩は、避難勧告の島下地区(下馬野尾)とその横の美茂井地区の一部の人たちが避難所での一夜を過ごしました。
午後3時頃でしょうか、朝に次ぐ2度目の噴煙が上がりそれはすごいものでした。轟音と、パンパンという岩石がはねる音に加え、白い煙と真っ黒な煙とが山頂から湧き出るように吹き出したのです。しばらく事務所の前で見ておりましたが、その凄まさに、残してきた老夫婦と妻子をとりあえず非難させるために事務所を離れました。幸い避難者皆怪我等の事故もなく、昨晩は約80人ほどが避難所生活を致しました。みんな見た顔知った顔なので、特に混乱もなく、不安な中にも気持ちよく一夜を過ごしました。
8時30分頃南西から若干南が強くなったせいで、避難所付近もすごい火山灰が降りました。最終的に火山灰に覆われた地区は東北東から北北東の三池から神着支庁付近までで、その後の雨で、今朝は火山灰は巻き上がらないものの地面や植物は、石灰を灰色にし、それに水を加え混ぜたような状況です。
早速朝から建設会社が灰の除去作業をしており、私も避難所前の道路を手伝いましたが、作業は非常に手間取り、難航しております。今日一日でどこまで進むのか予測も付きません。私の家の方は今朝も降っていると言うことですので、しばらく立ち入りは出来ないかも知れません。
まあ、溶岩で埋まるわけではないでしょうから、時間をかけ、掃除していくしかないでしょうね!現在の三池キャンプ場から旧観光ホテルまでが通行止めでその他降灰地区は降灰除去作業中の場所は通行禁止、その他は通行注意です(とにかくスリップします)。
《7/14》
朝6時に起きたら、雨だと思ったのが灰でした。
見る見るうちに積もり、と言っても現在5センチくらいでしょうか。
逃げてきたのでその後の様子は分かりませんが、9時頃事務所に向かったのですが、15年と37年の噴火後まで来たら、灰で前も見えず、ワイパーなど効かず、引き返し、(このときは真っ暗で闇夜です)とりあえず、子供と妻を明るい地区まで避難させ、反対周りで、今ようやく事務所に着きました。
今でも噴出していているようです。今、まだ自宅にいる父に電話しましたらバスが来て自主非難と言うことですが、本人はまだ家にいると言うことです。溶岩等の噴出ではないし、電気等が泊まっているわけ
ではないのでやや安心ですが・・・
うちの2台の新車は灰が積もり、水で洗い落とすもこびりついてしまい始末悪いです。
《7/13》
・天 候 曇り所により晴れ
・気 温 29度(午前9時現在)
・風 向 南西の風弱
・地 震 一昨日から地震の回数が増えているように感じます。一昨日よりは、昨日のが多かったようだし。地震は島内でも所により、揺れの大きさが違います。田口さんは身をもってご存じだと思いますが、やはり阿古地区の方が揺れているようです。
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=未定
今日も雄山はガスがかかり頂上は望めない。
地震活動は、一昨日よりも増えている。昨日は午後の大半を阿古で過ごしたが、やはり阿古の揺れは、他地区より大きく、阿古の中でもこれまた地盤で違うようだ、有る民宿では常に揺れを感じた。マグマが通ったと推測される中心に位置する民宿で、聞いてみるといつもこんな感じだと言う。
廻った事業所の大半の女性や、お客さんから、早く地震が治まってくれないと夜も寝られなく、精神的にも参っちゃうよと言う声を聞いた。
昨日より本格的に商工業者の被害状況、現在、今後の経営状況を調査し始めたが、特に観光関連の業に携わっている業種には、聞くのも気の毒なくらいの答えが返ってくる。火山活動の発生から現在まで開店休業はもちろんのこと、予約台帳を見せてもらったが、7月に至っては、限りなく100%に近いキャンセル率であり、8月は予約はややそのままになっているものの、今後の状況ではどうなるか解らず、また、肝心の予約が火山活動以来ほとんど入ってこない状況下であるという。
私がいたときも数件の電話が入ったが、キャンセルと、どうしようかという相談の電話だった。経営者は、安心だから来て下さいいうような安易な答えも出来ず、「ただ地震だけが回数も多く、私たちは慣れてきているけどお客さんは始め驚くでしょうね。後はお客さんの判断にお任せいたしますよ。様子を見ながら、ぎりぎりのキャンセルでもかまいませんよ。」と言うような受け答えをしていた。問い合わせにも苦渋の様子が伺えた。昨日の三宅村長選挙の告示では、最終的に立候補者1人という事で、無投票での村長が誕生した、無投票での村長誕生は過去に一度だけ有ったと聞くが、 是非この結果通り、三宅村が行政、議会、住民一丸となって、この難局を乗 り切ってもらいたい、いや、乗り切っていきたいと感じているのは私だけでは無いだろう。
《7/12》
・天 候 曇り時々晴
・気 温 27度(午前9時現在)
・風 向 南西の風弱
・地 震 昨日は日中かなり多く、夜中も多かった
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航
午後便=未定
地震活動は、昨日から本日未明にかけて、多く発生している。
昨日は、村の防災放送で、三宅島を中心とした地震が多発しているので注意するようにとの放送が入った。具体的に何に注意しなくてはならないのかと言うことがなかったが、おそらく何に対しても(噴火、地震、津波等)と言うことであろう。
昨日は雄山にガスがかかり、何か怪しい雰囲気を醸し出していた。島内では噴火の煙ではないかという住民もあり、依然として、落ち着かない、不安感を抱かせる地震であることは間違いない。
昨日、ようやく火山活動騒ぎで延期になっていた三中学球技大会が終了した。
私的なことで恐縮ですが、中学生の子供が2人いて、共に野球部に入っており、仕事と噴火を忘れ、午後から応援に行った。総当たり戦の3試合とも引き分け、延長という、白熱した中、最後には得失点差というサッカー並のルールで、我が子どもの中学校が優勝し、7月20日、都内(確か上井草球場)で行われる東京都大会の出場権を勝ち取った。親として応援に行きたいのだが、仕事の関係上無理なので、是非お近くにお住まいの方には応援に出かけて貰いたいものだ等と勝手なことを思っている。(レベルの違いを見せつけられるだろうが・・・)
これまた火山活動で延期していた村長選挙が今日告示となった。
戦前の予想では、立候補者の調整が出来ず、おそらく有力立候補者は1人であるとの味方が強い。選挙無しとの声も聞く。
どちらにしても、この難局を乗り切り、指導力を発揮してくれる首長で有って欲しいと誰もが望んでいる。
《7/11》
・気 温 29度(午前9時現在)
・風 向 南西の風弱
・地 震 午前1時30分頃より度々眠りを妨げるような揺れがあり。
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=欠航(ガスにより引き返す)
午後便=未定(就航する気配)
火山活動は落ち着いているようだが、地震活動はその数を減らしているものの集中した時間で起きているような気がする。昨晩から今朝方にかけては、午前1〜3時ころを中心に度々強い揺れを感じた。小学校の保健の先生の話によると、火山活動騒ぎから現在までの地震の影響で疲労や睡眠不足を訴え、体調を崩している子が多いらしい、中には欠席する子も出ているとのことである。火山・地震活動や、今夏の観光客ばかり心配していたが、こう言った弊害も出ていることには心が痛む。
火山活動と火山灰噴出により延期され、中止とまでの検討が成されていた「三宅島三中学球技大会」が、昨日と、本日の放課後を使って開催されることとなり、昨日開幕した。生憎、一つの会場での開催は困難と言うことで、3会場に別れての開催となったが、野球大会の観戦に行くと、夏の熱い日差しを受ける中、子供達が果敢に一つの白球に向かっている光景が目に焼き付いた。避難活動等の空白で多少練習不足も有ろうかと思うが、プレイ出来ることの喜びを声や身体で最大限に表現していた。
話は変わりますが、今朝のニュースで今夏の甲子園の始球式を虻田町高校のエースが努めるという話題を聞いた。野球好きで、甲子園に思い入れのある私としては、素晴らしい演出に感激している。
昨日の火山予知連絡会の発表によると三宅島、有珠山とも安全な状況となっていると言うことであるが、早く平常の暮らしに戻りたいものである。
《7/10》
・天 候 快晴
・気 温 32度(午前12時現在)
・風 向 南西の風弱
・地 震 昨晩(深夜)に2回ほど強い揺れを感じたが、その後は
落ち着いている。
・交通機関 定期船・・・予定通り
飛行機・・・午前便=予定通り
午後便=予定通り(午前12時現在)
火山灰の噴出であるが、昨日小規模なものがあったらしいが、集落等では特に異常は感じられず。一昨日の火山灰流出の影響で、雄山山頂(八丁平)が100m近くにわたり陥没している(NHK等の情報:映像)、これにより、坪田地区を網羅しているテレビの受信塔が倒壊し、この地区では現在のところテレビが受信できなく情報等の面で不安感を抱いている。
八丁平は戦時中に日本軍の飛行機が不時着したと言われる広い平地(八丁にもわたるという意味)で、そこには貴重な植物や、湿地帯、ツゲ等が有り、学校の遠足や観光的にはハイキングコースとして多くの人を楽しませる場所であった。昭和58年の時の新澪池(プランクトンの影響で7色に水面の色が変わる池)が無くなったときのような寂しさを感じる。7/9
《今日(昨日?)の三宅島》
・天候 快晴
・気温 25度(午前7時現在)
・風向 南西
・地震 昨晩から今朝にかけ、眠りを妨げる大きな揺れも含め幾度も発生。
昨夕、18時40分頃、今までにないような目が回るような地震(例えば その場でくるくる10回廻ったような:皆一様に言う)が有った後、父から 噴火したというから見てこいと言う電話が入る。何故俺が噴火したかど うか見に行かなければならないのだろうとも思いながらも、外に飛び出 すと白いと言うより、夕日に繁栄し、有る部分ではオレンジ色とも見える 雲が上空に数百メートルに立ち上っていた。
つい、デジカメを撮り撮影してしまった。 車を飛ばし(1分)、昭和37年噴火後まで来るともうそこは硫黄のニオ イが充満し、明らかに火山灰の噴出を思わせるニオイだった。
坪田の方から来た人によると、6時45分頃、屋根でバチバチと音がする ので、雨かと思って外へ出ると、火山灰だったので、これは噴火だと思い 慌てて、神着方面へ逃げてきたという。
その車には火山灰がこびりついていた。
消防団が召集され、分団本部へ集合。巡回に出かける。 三池地区まで来ると、道一杯にチョコレート色の火山灰が広がり、車の轍 のところだけがアスファルトである。 分断本部に戻り、皆で私の移した写真を見ていたところにTBSの現地記者 が来、私のデジカメ写真を是非貸してくれと頼まれた。
日頃世話になっている私は、つい持って行かせてしまった。 夜中12時30分、電話が鳴るので何事かと出てみると、現地記者から12時 45分におまえの写真が名前入りで放映されるのでテレビを見ろと言われた、ほんの数秒だったが、確かにテレビで私の写真と、名前が写しだれた。
ほとんど忘れかけ、立ち直りの兆しを見せていたところだったので、今回の火山灰噴出は非常に残念な出来事であった。
地震もこれに合わせたかのように、大きいのも含め、かなりの回数を記録している。
午前6時30分頃からは治まっている。
○降灰の様子
三宅村沖ヶ平地区から、御子敷くらいまで降灰
三池地区が一番多く、2・3ミリ等と報道されている模様。
但し、場所によってはもう少しあふっている地域がある模様。
硫黄のニオイが立ちこめております。
我が事務所(三宅村商工会@坪田地区)も降灰地区。
《7/8》
・天候 快晴
・気温 27度(午前10時現在)
・風向 南西の風超強
・地震 ほとんどありません
今日は交通機関(定期船・飛行機)が全便欠航です(午後の飛行機もこの強風ではまず無理でしょう)。
台風3号は本日未明、三宅島の南東約40?を北北東に向け足早に去っていったようです。昨日は午後4時頃より雨風共に強くなり、去ったと思われる午前4時頃からは吹き返しの風が更に強く吹いていました。
海はまだ真っ白です。
畑の作物(スイカ、キュウリ、トマト、いも等)に被害が出るだろうと百姓の母が話していました。
島内では、やはり地震で地盤がゆるんでいたせいか、数カ所で崖崩れが起こり、島の循環道路の伊ヶ谷から阿古までの約7?が通行止めとなっておりました。午前9時30分には復旧いたしました。
地震ですが、台風騒ぎで気にならなかったせいもありますが、ほとんど感じません。
《7/7》
・天候 雨(これから最悪となりそう)
・気温 22度(午前9時現在)
・風向 南東の風弱(今後大荒れ)
・地震 昨晩から未明にかけては久しぶりに幾度もの揺れを感じた。今朝方からは、静かになり地震は発生していない。「地震が潮の満ち引きと関係有るんじゃないか」と島の素人が根拠もなく言っていたが、集中するときと静かなときが極端であり、そういいたくなる気持ちも理解する。
今日は七夕ですが、生憎台風3号の接近により雨。天の川には期待できず、これから明日にかけては大荒れの天気が予想される。本日の定期船は5時に入港したものの6時に出港で、八丈島行きは欠航で早々と東京に引き返してしまった。
昨日から島内商工業者の被害状況の聞き取りを開始したが、1件1件の聞き取りにつき、来週一週間は優にかかりそうである。
とにかく宿泊業者のキャンセル状況が最悪である。観光協会によると発生から一昨日までで、実件数461名760泊とのことであり、各業者の直受けその他を含めると1,000名、2,000泊には達しているだろう。また、夏季の見通しは50%程度との予測もされている。年内一杯影響は出るだろうと言う業者の声もあった。
今週の土日に品川区の戸越銀座で商店街のイベントとがあり、当会青年部が物産即売で参加する計画であったが、この様な状況下であり参加について検討していたところ、主催者から、とにかくせっかくの縁だから、荷物だけでも送ってくれればこちらで責任もって応援するよとのありがたい言葉に、何とか参加することを決めた。
有珠山ネットをはじめ多くの皆様の励ましに心強いばかりである。
台風3号は着実にこちらに向け進路を取っている。ゆるんだ地盤、家屋等の被害が出ないことを祈っている。
(三宅島災害対策MLでのレス)
------------------------------
村上さん、中川です
根拠というか、潮の満ち干と群発地震は関連性があるという研究論文は以前からあります。私もかつて、伊豆の群発と潮汐の関連性は有意であるという学会発表を元に記事を書いたことがあります。ただ、有感も無感もいれての地震回数と潮汐の関係なので、体感的に分かるほどかどうかは分かりませんが。
伊豆の群発地震は、火山・地下のマグマの活動によって、地下の岩盤がぐさぐさになっていて、今回のような噴火活動や大きめの地震があったりすると、地中の力のバランスが変わって、ちょっとしたきっかけで地震が起きやすくなるという理屈だそうです。ですから、潮汐というような微妙な力(とは言っても海水をあれだけ上下させるのですが)の影響にも感度が良くなり、地震が起きやすいのではないかと言うことです。今回、地震が起き始めた後に、潮汐によっても変動する可能性があると指摘されている研究者がおりました。
** 中川 和之 / 時事通信社・神戸総局
-----------------------------
さらに、レス
-----------------------------
潮の満ち干と群発地震の関連性は、伊豆半島の群発地震の際にそのような関係があるという研究論文がいくつかあります。戦前の論文にこうしたものがあり、最近もいくらかあります。
1930年(昭和5年)に伊豆半島で伊東群発地震が起きました。その際、群発地震の初期には、干潮時に地震が多く満潮時は少ない傾向がありました。しかし、群発が続いて1カ月もするとその関係がなくなるということで、当時学術論文に報告があります。
その理由は、なかなか説明が付け難いというのですが、近年の伊豆東方沖群発地震でも、そう思って見ると、群発活動当初はそのような様子に見えたりします。しかし、しばらくすると地震と干満は関係なさそうになってきます。
川端 / 静岡総合研究機構防災情報研究所研究員
-----------------------------
《7/6》
・天候 快晴
・気温 29度(午前9時現在)
・風向 北東の風弱
・地震 今朝方一度揺れを感じたものの、その後は全く地震を感じない。昨日も朝はこの様な様子であったが、その後午前中に幾度も地震を感じた。しかし間違いなく鎮静化に向かっているようだ。
今朝のニュースで洞爺湖温泉地区の一部の避難指示が解除されたと言うことを聞いた。まだまだ大変厳しい状況下とは思いますが、一つの明るいニュースであることは間違いなく、今後どんどんこの様なニュースが報道される事を祈るばかりであります。
昨夕、三宅島では、雄山山頂より水蒸気の上がる可能性有りと防災無線でしつこく放送が流れ、山頂への交通止めが実施された。三宅島では山頂に「雄山サウナ」と言うところがあり、ここでは常に水蒸気が噴出している。情報によるとここが通常より多量の水蒸気を発しており、これと一緒に周りの火山灰も少量であるが吹き上げられていると言うことである(村役場情報:気象庁情報)。噴火の起こる可能性とは無縁と言うことである。
昨日、毎年当会で7月末に開催されるイベント(5月より既に動いていた)の会議があり、今年度の中止を決定した。一部の委員には、このままでは今夏の観光に対するイメージが悪化し、せめて安全宣言的な意味でも実施したいとの意見もあったが、住民の感情、神津島での被害状況、今後の被害調査等を考慮し、やむなく中止とした。ただし、今後の様子を見て、7月30日に住民の元気を取り戻すため、並びにこの様なときにも訪れてくれる観光客のためにもということで打ち上げ花火大会だけは実施する予定で進めることとした。この花火大会が事実上の【安全宣言】となればと期待している・・・・
《7/5》
《今日の三宅島》
・天候 曇り時々雨
・気温 22度(午前9時現在)
・風向 北東の風弱
・地震 昨晩はさほど大きな揺れを感じず、今朝7時少し前に震度4という発表の地震があったが、さほど強いとは思われなかっ(慣れたせいも有ろうが・・・)
日に日に沈静化に向かっている感じがする。
(昨日の情報)
三宅村長・三宅支庁長からの情報(直接聞いた)
・水道については20日頃を目標に復旧中
・水道の本管は破裂していない様子
・地質(火山灰)の影響で破裂箇所の見分けが難しい(浸透してしまうと言うこと)
・現在約600世帯が断水状態
・本日8名の東京都調査隊が入島、各戸の被害状況調査中
・昨晩(7月3日)、伊ヶ谷〜阿古間の都道にて新たに都道を塞ぐ壁面の崩れ有り、早朝までに都道は通行可能
観光関連
・島外への安全宣言については、今週中の地震状況を静観する。
・今週中の地震状況を見た上で、安全が確認されれば、村長、支庁長等が上京し、各関係機関に安全の報告をし、観光面のPRを行う。
・東海汽船については、今週中は観光客への渡島中止を放送する。この一週間の様子によって、来週より宣伝をかける。
その他
・来週を予定とし、都金融課、東京信用保証協会が現地視察、相談業務
・先日報告した、海底での亀裂の様子は、水中ビデオで撮影し、既にTBSが入手済み
昨晩は、地震など忘れるほどの雷雨でした。閃光とともに稲妻が走り、すぐそこに落ちたのではないかと思われる雷の揺れも感じました。本来で有れば、これで梅雨明けなのでしょうが、沖縄の南にある台風3号の進路が気になります。
今の進路は伊豆諸島直撃コースです。これで被害が出ればダブルパンチになりそうです。何とか弱まってくれることを祈るばかりです。
《7/4》
《今日の三宅島》
・天候 薄曇り
・気温 27度(午前9時現在)
・風向 南西の風弱
・地震 昨日の23:00頃までは震度2〜3程度の揺れを感じる地震が数度あったものの、その後は余り感じず(寝てしまって気づかないのかもかも)、早朝からは、弱いものを数度(2〜3回)感じる。
本日は、国民金融公庫東京支店の参事及び融資課長が現地を訪れ、現地の様子を視察し、商工業者の被害状況、今後の融資相談に対応の打ち合わせを行う。
◎水道の復旧の見通しですが、まだはっきりしていないそうです。しかし、懸命の復旧活動が続けられており、徐々に地域ごとに復旧している様子です。昨日も、特養老人ホーム付近一帯は復旧したとのことです。
早く、全面復旧のお知らせをしたいです。
◎海底の観光資源についてですが、昨日も見た者とそういう話をしました。水深は4〜5m程度だと言うことですが、海岸からトライできるところではないので、検討が必要でしょう。昨日はデジカメの外に水中ビデオももって入ってるはずですから、また近いうちに情報仕入れます。
《7/3》
火山活動の騒ぎ後、初めて島を一周してきました。
十数件の商工業者を回ってきたのですが、民宿では、だいぶ今夏のキャンセルが出始めているそうです。
お店は、ほとんどのお店で設備への被害はないようですが、賞味期限切れや棚から落ちて売り物にならないものやで、実質的損害は4〜50万円、これに加え、約1週間の閉店による売上ダウン、また、同じく今夏の観光客の入れ込みによる不安などで、運転資金の心配が多かったです。
水道は、伊豆地区、伊ヶ谷地区で全地区断水状態。阿古地区のほとんど、神着地区の一部が断水状態です。これにより、民宿ではお客さんのキャンセルもありますが、受け入れられない状態で、理美容業も水が出ないための、休業が出ております。二次的被害が心配です。
実際に見たことと、聞き込みでの現状ですが、地震による大小の崖崩れ、亀裂が大分目立ちました。早いうちのものは、応急に復旧が成されているようですが、未だ崩れたままの箇所は、昨日今日のものと思われます。聞き込みでは、2件でほぼ家が狂ってしまい、そのままでは住めない状態と聞きました。
たまたま、トサカ(海藻)の操業をしてきたという人から海底の様子聞くことが出来たですが地震がしていると思われるときは、ゴォーという海鳴りがしているそうで、また、地上の地割れをしているところから直線の部分で、海底でも、地割れがしていると言うことです。もう一度カメラをもって潜ると言うことなので、もしかしたら、写真が手にはいるかも知れませんので、その時は添付いたします。(と言っているときに電話が入りデジカメに海水が入ってしまい壊してしまったそうです。残念です、また被害を作ってしまいました。)
|