レスキューナウ・ドット・ネット
02/08/28 (水) 1:12 更新
ページを移動
あらゆる危機への備えをサポート homeへ
サイトマップ サイト内検索:
Japan & world Now
119 now
Rescue's Point
Get Close To Rescue
僕のオヤジは消防団員
サッカー・ワールドカップ
防災研究者の与太噺
道端からの提案
身近な危機管理
食中毒の防ぎ方
災害検証レポート
ペットのための防災
レスキュー・ピープル
レスキュー・カルチャー
Fire Dept. Journal
Link! Link!
Information
弊社について
このサイトへのリンク
報道関係の方へ
お問い合せ
 
   
Get Close To Rescue 読む知るレスキュー
 
サッカー・ワールドカップ特集
6月に韓日で開催された”2002FIFAワールドカップ”を安全に楽しむために、特集ページを組んで情報収集・発信をおこなってきました。
”2002FIFAワールドカップ”を危機管理の観点から振り返ってみましょう。
 
  インデックスへ
スタジアムセキュリティとフーリガンについて
横浜国際競技場におけるスタジアムセキュリティ
 
日本代表VSコスタリカ代表の親善試合にみる警備体制
2002年6月、アジアで初のワールドカップが日本と韓国によって同時開催されます。日本国内では、全国10箇所のスタジアムで試合が開催されますが、その開催地の1つ横浜(新横浜国際競技場)において、先日、日本代表VSコスタリカ代表の親善試合が行われました。
その際、新横浜国際競技場近辺では、ワールドカップ本番を見据えた警備が警察や警備会社・ボランティアスタッフの人達によってとられており、今回その模様を取材したので、今回のコラムでは、ワールドカップ開幕直前の警備体制について考えてみたいと思います。

最寄駅(JR新横浜駅)の警備
試合開始当日、スタジアムの最寄駅(JR新横浜駅)では、試合開始2時間前にも関わらずかなり大勢の群集(観客)の流れを誘導する警備員(警察官)で埋め尽くされていました。駅構内の階段やスタジアムへ向かう途中にある歩道橋には、常に警察官が2名以上配備されており、警備・誘導を行っていました。
後から考えてみても、この時の警備体制は尋常ではなかったというのが率直な感想ですが、その背景には、昨年、兵庫県の明石市で発生した将棋倒し事故を考慮した上での警備体制だったようにも思えます。しかし、今回は6万人ちかくの観客の内、ほとんどが日本人だったためコミュニケーションもとりやすかったと思われますが、これが全て外国人や酒に酔った者、又は、世界的にも有名はフーリガンと呼ばれる人達などが暴れたりした際に、どのようにして警備・誘導し、騒ぎを収拾するのかは疑問に残るところです。

人の数で圧倒されたのは、最寄駅からスタジアムへ向かう途中だけでなく、最寄駅までの電車内及び駅構内でも凄まじいものがありました。平日の17時から19時にかけて、約2時間程の間に、会社帰りの会社員やOL、それに混ざって約6万人ものサポーターが移動をしたことになりますが、電車一両の乗車率はゆうに100%を超えていたのは一目瞭然でした。
 
新横浜国際競技場北口ゲートの荷物検査
新横浜国際競技場北口ゲート前、試合開始の約1時間前だったが人の流れが止まるほど混雑していなかったが、ゲート入り口には荷物検査を受ける入場者の列ができていました。
やはり、試合開始10分〜15分前ぐらいになっても荷物検査を受ける人の列は解消されず、むしろ列が長くなっていった。荷物検査については、それ程厳しいものではなく、荷物検査をする前に事前に鞄を開けさせて、それを警備員が検査をするというもの。所要時間は1人に対して5秒〜10秒程度、荷物検査を受けた者としての感想としては、検査というよりかは鞄の中身を見せただけという感じを受けました。(6万人もの鞄の中身を見るにはそれが限界なのかとも感じたが…)
   
今回の荷物検査では、凶器の持ち込みはもちろんのことペットボトルに関して、ゲートを通った後、すぐ脇にテントが張ってあり、そこで飲料水(ペットボトル)の中身を全て紙コップへと移し、中には持ち込ませないよう、徹底していたところを見ると、しっかりとした警備体制を整えているな、というの感じではありました。
 
 
その他のスタジアム内警備体制について
しかし、スタジアム内での緊急時対応は、いくつか疑問の残るものもありました。まずは、スタジアム内の救護室の利用方法。これは、自らの足で行くことはほぼ不可能で、近くの警備員やスタッフに話しをするか、もしくわインフォメーションセンターまで自ら行き、救護室の利用の許可を得なければ使用できないというものでした。もちろん、許可は簡単にでると想像できるが、緊急時にこんな回りくどいことをしなければならないなんて全くもって理解できませんでした。
次に、マスコミなどによってあれだけフーリガンに対する過剰なまでの報道がされているにも関わらず、スタジアム内では、当たり前のようにビールが販売されており、ハーフタイム時には、喫煙所に人が殺到し、たちまち喫煙所はタバコの煙で一杯になりました。
   
最後に、メインスタンドとバックスタンドを仕切る柵についてだが、高さが1メートル未満で、乗り越えようと思えば余裕で越えることができるパイプ上の開閉式のもので、警備にあったてるスタッフが1人しかいなかったこと。これは、万が一なにかが起きた時にはなんの効果も発揮できないのではないかと不安を感じる作りでした。
 
 
スタジアム内の警備体制については、各出入り口には3〜4名のスタッフと通路には10分毎に女性警備員が巡回をしており、試合開始前と終了間際にはスタンドとグランドの間に警備員が一列に並び、観客がグランド内に侵入するのを防ぐように凝視していました。

試合終了後、徐々に観客の足は出口に向かって移動を始めましたが、出口ではスタッフと警備員が列になり、人の流れを誘導していました。スタジアムの外に出るまでは、それ程ひどい混雑状況ではありませんでしたが、2階から降りてくる階段においては、溢れんばかりの人ごみででした。

試合終了後
スタジアムの外では、ほとんどの人が最寄駅(新横浜駅)に向かい移動して行きましたが、その途中では、行きの時以上に各交差点で警察官が警備・誘導をしている姿がありました。
しかし、何割かの人達は指示に従わず、分散して駅へ向かい、それが逆にうまい具合に分散され今回に関しては、なにも大きな騒ぎなどはありませんでした。

本番当日、言葉もうまく伝わらない人達をうまく誘導し、何事もなく最高のW杯となって終わって欲しいと願っています。
 

 

 

 

 
このページのトップへ  
  rescuenow.net:Copyright (c) rescuenow.net Inc. お問い合わせ プライバシーについて