関係者の疑問と不安の対象になっているのが、競技場入場に際しての身分確認。日本組織委員会(JAWOC)横浜支部では、担当するスタッフの配置や体制も固まっておらず、作業マニュアルも完成していないという。
今回のワールドカップでは、チケットは記名式。競技場入場の際には、観客に身分証明書を提示してもらいチケットの記名と照合する方式を取り、一致しなければ入場はできない。現場からは「実際にできるとは思えない」「大変な混乱を招くのではないか」との不安の声も強まっている。
仙台市交通局は23日までに、宮城スタジアムでワールドカップの試合がある日に限って、外国人の観客らが地下鉄駅構内に泊まることを黙認する方針を決めた。終電後に英語とスペイン語のボードで退去を促し、通常通り地上への出入り口のシャッターを閉めるが、構内に残る人は強制的に排除しないという。
国際サッカー連盟(FIFA)は23日、韓国で開いたワールドカップのチケット小委員会で、これまで禁止していた観戦チケットの名義人変更を一転して認める方針へ。チケット譲渡を認めるよう要求してきた韓国側に配慮した格好だが、開幕直前の方針転換に混乱も予想される。