三重県の調査研究では、カキによるSRSV感染症の発生は、1月〜3月に集中しており、浄化によっても、SRSVを完全に除去出来ない。 1月〜3月にSRSV感染症が多く発生する要因として、水温が 低下しろ過水量が低下し取り込まれたSRSVが消化または排出されず残留するのではないか。 12年1月、福岡市博多保健所では、カキによるSRSV食中毒が全国的に頻発していることから、カキの生食を提供していると思われる飲食店に電話をして注意を喚起することにより、その後のSRSV食中毒の防止に役立った。 以上の調査研究等から、2,3年後には、安全なカキの生食が提供できるのではと考えられるが、現時点では、カキの生食はたいへんりスクの高い食品と思う。
(西村雅宏)
Vol.9 隠される牡蠣の原産国表示を読む