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02/03/19 (火) 22:49 更新
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東京都田無市にあるラジオ局『FM西東京』と『レスキューナウ』のタイアップで田無市近辺の防災関係の専門家のゲストの方に防災一口メモをお話しいただくラジオとWEBサイトの連動企画をまとめました。

FM西東京連携企画・インタビュー vol.4
「大切なのは、地域全体を住民みんなでサポートすること」

今回お話しを伺ったのは、田無市社会福祉協議会・地域福祉課の飯塚和幸さん
「社会福祉協議会」とは日頃どんな活動をし、災害時にはどのような役割を果たすのでしょうか。地域の住民が心掛けるべきこととは?  
社協に勤務して6年目という飯塚さんに伺いました 。


●社会福祉協議会の役割とは?
住民の方々が主体となって地域の福祉活動を活発にさせるため、社会福祉協議会( 以下、社協と記す)ではその組織化をお手伝いします。そして、それぞれのグループで福祉や地域に興味を持ってもらうようなプログラムを企画・運営してもらい、社協 はそのサポートをします。また、ボランティア活動を整備していくためにボランティアセンターを設置し、ボランティア活動をしたい人と必要としている人をつなげる役割も果たしています。
一口に言えば、地域の住民の方々の福祉活動・ボランティア活動を活性化させ、調整する仕事をしています。


●日頃は主にどんな活動をしていますか?
ボランティアスクールや手話講習会などの各種講習会を開いたり、ボランティア活動に参加するきっかけづくりとして、ボランティア活動体験プログラムを毎年夏に実 施しています。活動中のボランティアグループについては、活動室やロッカーの貸し出しなどを通じてサポート。さらに、介護保険で対応しきれない部分での高齢者の家事援助、子育て中の親をサポートするための有償家事援助サービス、所得が少ない世帯や高齢者・障害者世帯に対する低利子での生活福祉資金の貸し付けも行っています 。
皆さんよくご存じの「赤い羽根共同募金」や「歳末助け合い募金」などの募金活動 も、社会福祉協議会が窓口となって実施しています。募金活動については、地域の「 協力員」と呼ばれる254名の募金ボランティアの方々にご協力を頂いて行っております。


●災害時はどのような役割を果たすのでしょうか。
田無市の地域防災計画にも位置付けられているように、田無ボランティアセンターが中心となって「防災ボランティア総合センター」の設置が考えられています。災害時のボランティア活動の拠点として、ボランティアを必要とする人、ボランティアをしたい人の総合調整機能を果たす予定です。特に災害時はボランティアへのニーズが増大すると思われますので、そのニーズを的確に把握して、ボランティア活動希望者に情報提供することが大切になっていきます。
災害時に必要性が高くなるボランティアとしては、まず、被災者のメンタルケアをしていただく方、話し相手になっていただく方。それから、障害者・高齢者の方の介護、避難所における炊き出しや支援物資の管理配布、情報を集約・整理して提供していただく方など、さまざまな役割をボランティアの方に担っていただくようになると考えています。また、怪我の応急手当てができる看護業務、無線通信機器を使った通信業務など、有資格のボランティアも必要となるでしょう。
何が欲しいかという情報と支援したいという情報をコーディネートする役割を「防 災ボランティア総合センター」が担うことになります。


●三宅島被災者への支援活動は?
多くの社協が、三宅島の噴火災害の被災世帯に対しいろいろなサポートを行っています。自主的な住民組織の立ち上げや運営をする際の支援をさせて頂くとか、総合相談窓口的役割、精神的・経済的な支えの一端を担っています。
具体的には、田無市では市内の被災世帯への個別訪問活動を行っています。被災者の方にどんなニーズがあるのかを把握し、必要なものがあればボランティアグループに伝える。例えば、防寒対策は十分かどうかを聞き、メ暖房器具モが必要だということになればボランティアグループに声掛けして、そこに物資があれば提供しますし、充分でない場合は、支援物資を集約している「東京ボランティア市民活動センター」へ相談します。「歳末助け合い募金」の中からお見舞金を渡すのも支援活動の一つです。
台東区などでは、生活物資の募集を区内に呼び掛け、集まった物品を現地の社協を通じて避難住民へ配布していただくという、救援物資の受け入れや配布を行っています。また、港区、北区、東久留米市、稲城市では、情報交換や交流を行う三宅島住民組織との連携やサポートをしています。
被災者の方への支援と同時に、地域住民の方々に対しては、「災害はまだ終わっていないんだ」ということを知ってもらい、「いつか自分自身の身にも起きる」という理解のもとに災害時の対応を常に考えておくことの必要性を訴えています。


●私たち住民は、普段からどんなことに気をつけるべきですか?
災害時は非常に生活が混乱します。特に高齢者・障害者など弱者の方々にとっては負担が大きくなり、サポートが手薄になると考えられるため、そういう方へのボランティア活動や、地域全体を住民みんなでサポートしていくという気構えを常に持っておいていただきたいと思います。阪神淡路大震災もそうですが、災害というのは本当にいつ起きるかわからない。だからこそ、普段から地域における備えに関心を持って 、コミュニティづくりをしっかりしていかなければならないのです。


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