02/11/20 (水) 21:51 更新
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私たちの身の回りには無数の危機があります。危機に直面した時、被害を回避したり最小限にくい止めるためには、日頃の適切な備えが必要です。このコーナーでは、そんなひとりひとりの危機管理を考えていきます。
■Vol.6-1. 鳥から蚊、そしてヒトへ感染 (1)
「ウエストナイルウイルスとは?」
日本ではまだこのウイルスの名前を聞いたことがある人は少ないかもしれません。「西ナイル熱」とも呼ばれる感染症で、大都市のニューヨークを襲いました。
日本にも危険はすぐそこまでやってきているのです。
1999年7月、ニューヨークではカラスが空から墜落し始めました。
ニューヨークは世界で最も忙しいといわれる街です。
そんな夏のカラスの死に誰一人関心を持つはずもありませんでした。
しかし、お年寄りが一人、また一人と病気にかかり始める前に、何かが始まろうとしていることに彼等は気がつくべきだったのかもしれません。
まさかその始まりがアメリカ全土を巻き込む感染症との壮絶なバトルの始まりになると誰が予想したでしょうか。
日本とアメリカの大きさの比較
このウエストナイル・ウイルスは1937年、ウガンダの西ナイル付近で発見されたことによりこの名前が付けられました。
ウイルスの構成自体は、「日本脳炎」とも似ていますが症状の一つに特徴的なものがあります。
それは、手や足の筋力低下です。
その他に脳炎の症状として一般的な、発熱・精神的障害・免疫低下等の症状が見られます。
では、何故このウイルスがウガンダからアメリカまで運ばれたのでしょうか。
この間の距離はあまりにも遠く、渡り鳥はそう辿り着きません。想像されるのは空輸で持込まれたか、あるいはコンテナを外国から運んでくる際に蚊がそこに住みついていた可能性などがあります。
蚊を採取するトラップ
実際、ニューヨークで
ウエストナイル・ウイルス
にかかり脳炎を発症した患者が確認された1999年、付近では鳥の死亡が確認され、動物園の鳥も死亡しました。
あれから2年、その後の
ウエストナイル・ウイルス
はどうなっているのでしょうか。
(6-2へ)
<関連リンク>
【NIH-NET :West Nile Virus (西ナイルウイルス) 】
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html
【国立感染症研究所 感染症情報センター】
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html
【海外渡航者のための感染症情報】
http://www.forth.go.jp/tourist/topics/p2002/p125.html
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