まだ「花粉症」という言葉がなかった中学生の頃、私はクラスでただ一人、学年末試験にはいつも滝のような汗じゃなくて鼻水を流していた。毎年この季節は、ひたすら耐えに耐えて乗り切り、おかげで春が嫌いになった。30代になってやっと耳鼻科のアレルギー科を受診したところ、アレルギーはスギ花粉だけでなく、ハウスダストとブタクサ、ネコの毛にもあることが発覚。減感作療法を2年半続け、「もう大丈夫」と言われながら、今も症状は出ている。以前ほど重症ではないが。 そんな私の自己流花粉症対策は、鼻うがいの励行(上手くできなくても何となく鼻の中が洗えるとムズムズが軽減)、ミントティー(すっきりして鼻が通る)を飲む、お風呂の湯気やお湯を湧かした蒸気を吸う(温度と湿度が気持ち良い)、熱めのシャワーを首と背中の境目あたりにかける(不思議と鼻が通る)、ラベンダー・ユーカリプタス・ティートリー・ローズマリーをブレンドしたアロマオイルを焚くなど。即効性なら飲み薬や点鼻薬に求めるが、こうした自己流にも鼻がスッとしたり不快感がやわらぐ効果があるようだ。
(文:大和田瑞穂)