新型多剤耐性菌が急増 ベルギーで初の死者確認-国際研究チーム 10.08.18 08:00
インド・マドラス大や英健康保護庁などの国際研究チームは、インド・パキスタンなどの南アジアが発生源とみられる抗生物質がほとんど効かなくなる遺伝子を持つ新型多剤耐性菌が、両国のほか、欧米諸国でも旅行者が感染する例が増えていると英医学誌ランセット電子版に発表した。同研究チームによると、「NDM1」と名付けられた遺伝子を持つこの細菌は、大腸菌や肺炎桿菌などさまざまな細菌に広がっており、世界各地に拡散する可能性が高く、各国当局が協力して監視する必要があると指摘している。 AFP通信によると、パキスタンを旅行していたベルギー人男性が、交通事故に遭い入院した際にこの耐性菌に感染し、帰国後の6月に死亡していたことが明らかになったとしている。また、欧米メディアによると、英国、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、米国、カナダ、オーストラリアでも感染が確認され、今後さらに拡大する恐れがあるとしている。
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