北海道・東北で大雨、浸水等の被害(08/14~)【第3報】 10.08.15 21:00
日本海を進む前線を伴った低気圧に南から暖かく湿った空気が入り込んだ影響で、8月13日夜から、北海道や東北・北陸地方などで局地的に激しい大雨が降り、浸水被害や交通機関への影響が出ています。気象庁は引き続き16日にかけて局地的な激しい雨に警戒を呼びかけています。【8月15日21:00現在 レスキューナウまとめ】■気象概況
【大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第5号】〔8月15日16:24 気象庁予報部発表〕(一部抜粋)
北日本や北陸地方では引き続き16日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒してください。また、落雷や降ひょう、竜巻などの激しい突風にも注意してください。
[気圧配置など]
前線が東北地方に停滞しています。前線上の低気圧が、日本海を北東に進むため、前線は15日夜にかけて北海道付近まで北上し、その後16日昼頃にかけて東北地方まで南下する見込みです。このため、前線付近の北日本と北陸地方では、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
北日本と北陸地方では、ここ数日の大雨で地盤が緩んでいる所があります。また前線の活動が活発となるため、これから16日夕方にかけても、雷を伴った1時間に30ミリから50ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
土砂災害や低地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒し、落雷、降ひょう、竜巻などの激しい突風にも注意してください。また、東日本や西日本でも気温の上昇する午後を中心に大気の状態が不安定となって、山沿いを中心に雷雲が発達する見込みです。急な強い雨や落雷、突風に注意してください。
【1時間雨量】
・北海道 留萌地方 初山別 67.5mm(~14日07:00)≪観測史上1位≫
・北海道 留萌地方 焼尻 63.5mm(~14日07:50)
・福島県 東白川 57.0mm(~15日16:00)
・北海道 留萌地方 遠別 52.0mm(~14日05:40)≪観測史上1位≫
【24時間雨量】
・秋田県 大正寺 175.5mm(~15日08:30)≪8月1位≫
・秋田県 角館 174.0mm(~15日10:40)≪8月1位≫
・岩手県 沢内 157.5mm(~15日10:50)
・新潟県 三面 132.0mm(~15日05:40)
・北海道 留萌地方 遠別 130.5mm(~15日00:10)
■人的被害
・現時点で被害の情報はない。
【避難勧告】
・14日には北海道枝幸町や秋田県秋田市・大仙市で一時避難勧告が出されたが、15日08:00現在、全て解除されている。
■物的被害
【床上浸水】
・北海道:16棟(天塩町11棟、枝幸町5棟)〔NHK・毎日〕
・秋田県:4棟(大仙市、由利本荘市)〔NHK〕
【床下浸水】
・秋田県:41棟(秋田市、大仙市、由利本荘市など)〔NHK・秋田魁〕
・北海道:14棟(枝幸町7棟、遠別町7棟)〔毎日〕
■ライフラインへの影響
【断水】
・北海道:1500世帯(天塩町)
・天塩町の断水は浄水場の貯水池に土砂が流れ込んだためで復旧の見通しは立っていない。町や自衛隊による給水活動が行われている。〔NHK〕
【電気】
・現在のところ大規模停電などは発生していない。
■交通への影響(15日21:00現在)
【鉄道】
≪運転見合わせ≫
・JR北海道:宗谷本線(線路内に土砂が流入、一部冠水)
・14日は、JR北海道宗谷本線が終日一部区間で運転を見合わせたほか、東北地方では秋田県内のJR線を中心に終日ダイヤに乱れ。秋田新幹線にも影響が出た。
・15日も河川の増水のため宗谷本線は一部区間で運転を見合わせており、スーパー宗谷など特急列車が一部区間で運休となった。
【航空】
・15日21:00現在、羽田空港発着の国内線に大きな影響はない。
【道路】
・15日21:00現在、気象に伴う高速道路通行止めなどの影響はない。
・北海道の国道40号線、音威子府村~中川町間の一部区間で通行止め、232号、275号でも土砂崩れによる通行止めが発生した。
※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。
















