2009年の山岳遭難件数は過去最多-警察庁 10.06.08 21:30
6月8日、警察庁生活安全局地域課は昨年(2009年(平成21年))の山岳遭難の概況についてまとめた。それによると、昨年の山岳遭難の件数は1676件、遭難者数は2085人(うち死者・行方不明者数は317人)であり、いずれの数字も統計の残る1961年(昭和36年)以降では最多となった。
また、昨今の中高年層の登山ブームを背景にして中高年層の山岳遭難が増加し、遭難者全体の70%以上を40歳以上のいわゆる「中高年層」が占める結果となっており、特に55歳以上の遭難者が全体の60%以上を占めている。
一方、遭難の原因としては、道迷いが最も多く全体の40%以上を占めているほか、滑落や転倒もそれぞれ15%前後で続いており、いずれも登山者の不注意や安易な行動によって発生していることが多くなっている。
こうしたことから、警察庁では、・登山計画書の提出による綿密な登山準備の策定/危険箇所の事前把握/悪天候時の登山の中止など状況の的確な判断/滑落・転倒を防止する装備の準備/地図やコンパスの携帯による現在位置の確認/等を呼び掛けている。
また、単独登山による死者・行方不明者の割合が複数登山者の2倍にも上っていることから、単独行動は極力避け、経験を積んだリーダーによる複数名での登山を推奨している。
(6月8日更新)
◆警察庁生活安全局地域課:平成20年中における山岳遭難の概況(PDFファイル 104KB)
http://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki28/sangakusounan.pdf
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※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。













