スキーに行ったSさん、吹雪に遭う。雪に埋もれた車はどうやって除雪するのか? 10.03.07 11:20
私自身も、中越地震の活動をしていた年が、地元でも何年ぶりかの豪雪で、起きぬけの日課が活動場所の出口とか車の除雪だった。でももう5年も前なので細かい手順を忘れてしまった。
で、諸々の経緯をふまえ、地元の人ではないけど週末に結構な頻度でスキー行くSさんをつかまえて手順を聞いてみた。(そう、何事も手順をふまえておくことは大切だw。)
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1)ナンバープレートを確認する。
他人の車を雪かきしても…ということらしい。
2)車が出る道を想定する。
駐車スペースから出した後、普通左右に曲がるわけで、内輪差分だけ左右どこまでどけるか、考えておく。
3)最低限雪かきをして駐車スペースから脱出する
すると、車の周り、運転席の窓まわりの屋根、助手席の窓、ボンネットとフロントガラス、排気口とリアガラスをかけば良い。ボンネットの雪を下ろすことを考えると、駐車方法が重要(後述)
4)素早くエンジンをかけ、デフォッガ(フロントガラスに風を送る)に高温の空気を送る。
フロントガラスが凍ってては何も見えません。そのためにはエンジン排気口の周りの雪かきも忘れずに。
5)タイヤの通り道はしっかりかく。
途中で何らかの事情で止まってしまったとき、タイヤの形に轍(わだち:車が通った後にできる溝状のあと)ができてしまうと出なくなる場合がある。(その時はその部分の雪をかいて平坦にするのと誰かに押して貰う)
6)脱出はゆっくりかつ一発で。
止まると轍が出来る。ゆっくり出ないとスリップして更に轍が深まる。
7)屋根の雪は脱出した後でちゃんと落とす。
特に高速では周りの車に迷惑をかけるし危険。燃費も悪い。県によっては法令で禁止している。
そもそも駐車するときに気を付けること
1)屋根の下は車が全て入らない場合止めない。
落ちてくる雪でボンネットが歪んだり、更にかく雪が増える
2)除雪スペースを考えて車間はあける
風向きによっては車間がない方が雪が積もらないケースもあるが、雪をどけるスペースがないと、車の真ん中あたりで雪をどけるのが大変になる
3)日があたって溶けやすいように車を駐車する。
勿論、脱出側が日にあたらないと…
4)風向きに注意。
壁の横や崖の上だと風向きによっては吹き溜まりが出来て、とんでもなく雪が溜まっている時がたまにある。
そして、一番楽に脱出するひけつ
1)まめに雪かきをする。
「多く降りそうだな。」と思ったら夜のうちに1回雪かきをする。そんなに量が多くないし、
気温も低いので雪も軽い。朝になってからやろうとすると、歩いてたどり着くだけでも一苦労。
勿論数日止めるときは多く降ったなと思ったらその都度雪かきをしてエンジンもかける。
ただしその際はあまり長い間エンジンはかけず、車の中の温度を上げない(ガラスに雪が溶けて凍る)最近温暖化のせいか、そこまで酷い経験はしなくなったような気もする。
2)「こりゃすごいことになる」と思ったら、そもそも勇気を持って行くのをやめる。
吹雪がひどいと地元の人でも動けなくなってしまうことがある。またスタッドレスを履いていても山道は4WDでないと動けないことも。(さらに4WDでも動けなくなることも)
動けなくなったら排気ガスによる一酸化炭素中毒、エンジンを止めれば勿論凍死の危険もある。自分は大丈夫でも貰い事故もあります。そんな時は行かないに限る。
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「勇気をもって」ってw…。多分、スキーヤーには「行かないことに勇気」が要るのでしょう。
地元の人だともっとコツを押さえているだろうし、地域の共同作業的な除雪もかねたりするだろうから、もっと要領のいい、あるいは違う方法があるのかもしれない。
…と話をしていたら、今度はMさん(やはり週末スキーにいくひと)が車まわりの除雪の細かい話をし始めた。それは次回。
wrote by kenn_okasaka
(ほとんどSさんのコメントそのまま)
[写真]
1枚目:運転席などを除雪したところ。このあと脱出する。
2枚目:車が雪に埋もれている駐車場の風景。この状態から除雪開始。
















