自動体外式除細動器(AED)の市民救命で社会復帰率は2倍超-京都大学調べ 10.03.19 02:00
京都大学研究チームは、心停止した人に近くにいた一般の人が自動体外式除細動器(以下AED)を使って最初に救命処置を行った場合、救急隊が処置したケースに比べ、患者の社会復帰率は2倍を超えることを実証し、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに18日付で発表した。同研究チームは、消防庁の2005~07年の医療機関以外で救急処置を受けた心肺停止状態の患者のデータを対象に調査。救急隊が最初に処置を行った患者約11700人の社会復帰率は14.0%だったが、近くにいた一般の人が最初にAEDを使って救命処置をした462人の1カ月以内の社会復帰率は31.6%となり、2倍以上となることを実証した。また、森林や原野を除いた可住面積1平方キロあたりの公共AEDの数が4個以上ある地域の社会復帰率は、1個未満の地域と比べて3.7倍になることや、心停止で倒れてから電気ショックまでの時間が1分早いと社会復帰率が9%増えることも確認された。
消防庁
消防庁の統計データを用いた研究の米国医学雑誌「New England Journal of Medicine」への掲載について(平成22年3月18日)
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi2203/pdf/220318_NEJM.pdf
※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。
















