おチビには危険がいっぱい -ママ的、子どもの危機管理対策- 【ガスコンロ】 10.01.19 09:44
子どもがつかまり立ちをするようになった10ヵ月の頃のことです。ハイハイで私の後追いをしては、まとわりつきっぱなしの時期でした。洗濯、炊事をするのはもちろん、トイレすらサッと行くこともままならない日々。おもちゃに集中して遊んでくれるのもつかの間だし、寝かしつけてもすぐに起きてしまいます。そんな中、私から子どもの気をそらせる工夫をしては苦心しながら毎日の食事作りをしていたのですが、
その日もやはり、食事を作っている側にやってきたわけです。
台所ではガスコンロを使っていましたし、私は包丁を持って野菜を切っていたので、リビングに戻ってもらわなくちゃ、と思いました。
「ダメよ。危ないから向こうで遊んでいて」
と言ってはみたものの、なんとか構ってもらいたい様子。いつもなら、食事作りをあきらめ、包丁を流し台に置いてガスコンロの火を止め、子どもを抱きかかえてリビングへと連れ戻すところ。ただ、このときは、食事作りが遅れていたこともあり、お風呂や寝かしつけを考えると、食事を急いで作って子どもに食べさせなくちゃ!という一心だったのです。
そのとき、子どもが私の側で立ち上がったと思ったら、火がついたように泣き始めたのでした。なんだか激しく泣くなぁと思ってよくよく子どもを見ると、片手をガスコンロのグリル部分のガラスについた状態で泣いていることに気づきました。
ん?
魚を焼いている今、それって、ものすごく熱いんじゃないっ!!!!!?
一瞬にしてその考えに至り、私は包丁を流し台に放り出し、急いで子どもの手をグリルのガラスからはがしました。
……時すでに遅し。子どもの手のひらを見ると、かなりの火傷を負っていました。
こんなに小さい子は、まだ反射神経が育っていないから、すぐに手を引っ込められないんだ……。ガスコンロが危ないことは重々承知してたつもりなのに、魚を焼いているときのグリルの高温については頭になかった……。
そんなことを思いながらも、もう、心の中はぐちゃぐちゃ。後悔、反省をしても、時間は戻ってくれません。すぐに抱き上げて、子どもの手を大量の流水で冷やしました。泣いている場合じゃないけれど、グリルの危険を認識していなかった後悔の念が頭をグルグルし、涙がボロボロ流れてきました。
「ごめんね。痛いね。ごめんね…」
しかもこの日は1月3日。病院では、通常の診療も行われていません。流水で冷やしたあと、氷袋を作って子どもの手を冷やしながら、休日診療所へと走りました。すると、休日診療所は休憩時間中。午後の診療まで2時間もありました。ガッカリしているヒマはないので、近くの大学病院に電話をしてみました。なんだかいろいろ聞かれたり、電話を回されたりして時間はかかったけれど、連れて行けばすぐに診てもらえるということになり、そちらへと走りました。
大学病院に着いた頃には、もう子どもはケロリ(患部が冷えて感覚を失っていただけ!?)。だけど、診断の結果は、
「中程度の火傷です。程度を5に分けると3ですね」
と。そうだよね、軽くはないよね……(泣)それからの毎日は、手の成長に問題はないか、火傷の痕は消えてくれるか…なんてことばかり考えながら、手当てをする日々でした。
幸い、痕も後遺症もなく治ってくれましたが、自身の危機管理の甘さに辟易した事件でした。これから、無事に育てられるのだろうか?なんて自信喪失をしてしまうほどに。(ま、初めての子育てに自信なんてあるはずもないのですが)
台所に来られないような工夫もいろいろ試みましたが、どれもうまく行かず、そのままにしていたのも失敗の要因。台所が区切られている家に住んでいれば……!(なんつって)
ただ、これから赤ちゃんをお迎えになるご家庭に言えるのは、間取りやレイアウトを再検討する必要はあるということ。予測できる危険は、できるだけ排除しておきたいものです。赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちをし始める前に、誤飲をしてしまいそうな小さな物や壊されたくない大事な物は、赤ちゃんが開けられない引き出しなどに収納するとか、赤ちゃんの目線や頭の位置にくるような角があればカバーリングをしておくとか。
祖父母も同居というような大人の目がたくさんあるお宅では、誰かが子どもをみていてくれるものですが、そうでない家庭が多い現代。親の危機管理が至らずに、子どもに怪我を負わせてしまうことが少なからず起こっています。“ここは危ないかも?”とか“こうなる危険があるかも?”と感じたときは、その都度、よ〜くチェックした上で防御策を講じていきましょう!
wrote by minakuchin(2010.1.19)
※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。
















