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2010年1月号(2)非常食 - 食は我が家にあり!
災害時に備えて非常食を購入して備蓄する。ってそもそも、そうやって特別に準備しておかなきゃいけないものなんだろうか?私たちは毎日食事するのだから、普段から自宅には米やパン、野菜などの食料が存在するものだ。とはいっても、自宅にどれくらいの食料があるか考えたことはないのでは?
財団法人市民防災研究所では1987年、大田区内に居住する主婦200人を対象に、「今、あなたの家庭にはどれくらいの食料がありますか」というアンケート調査を実施した。
米やパン、乾麺、野菜、缶詰などの項目別にそれぞれ何食分あるかを記入してもらい、最後にそれらの食料が(家族の)何食分になると考えられるかを尋ねた。その結果、9割弱の家庭で4日分以上の食料があることがわかった。アンケート結果を聞いた主婦は「自分の家にこんなにも食べ物があることにびっくりした」と感想を述べている。
昨年、筆者が講師を務めた講演会の中で、参加者に同様の調査をしたところ、ほとんどの人が3日分以上の食料があると答えた。
家庭により差はあるものの、特別に準備していなくても多くの家庭には3日分の食料があるということだ。
◇空き缶と食用油でご飯が炊ける
家に食べ物がたくさんあることに気づいたら、次に考えたいのが、ライフラインが止まっている中で家庭にある食料をどうやって生かせるか、だ。
卓上のカセットコンロがあると便利だが、なくても“空き缶”など身近にあるものでコンロが作れることをご存知だろうか。どの家庭にもある空き缶、食用油、アルミホイル、ティッシュペーパーで作る"空き缶コンロ"がある。空き缶を切って容器と五徳を、ティッシュペーパーで芯をつくり、アルミホイルで芯を支える。これを3個並べたところに、米と水を入れた鍋を置くと、40~50分でご飯が炊ける。フライパンを乗せれば、目玉焼きもできる!
非常食を備えることも大事なことではあるが、その前に、あなたの家庭に“何日分の食料があるか”、また、災害時を想定して“その食料をどう生かせるか”考えてみよう。
[関連リンク]
財団法人市民防災研究所
http://www.sbk.or.jp/top.html
空き缶(卓上)コンロの作り方
http://www.sbk.or.jp/idea/making/cookstove.html
※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。













