オピニオン

ボードゲーム「パンデミック」導入編 09.10.27 17:54


ボードゲーム「パンデミック」導入編 9月某日。とある事務所にあるボードゲームを持ち込んでみた。どうみてもおどろおどろしいパッケージのこの箱を地下鉄に乗って運ぶのは正直勇気が要ることだった。スタッフYくんとTくんをつかまえて、この謎のゲームにつきあってもらうことに...。

今回持ち込んだのはホビージャパンのボードゲーム「パンデミック」。パッケージデザインに少しヒキながら、とりあえず箱を開けてみる。

世界地図が描かれた厚手のゲームボード(よく見ると油絵風)をとりだす。コマがたくさんある。雑貨屋さんで売っているような K3400001.jpg意外とかわいいバルサ材のもの。なぜプラスチックじゃないんだ?。カードもたくさん。プレイヤーカード、感染カード、ロールカード、エピデミックカード?...この時点で「難しそうな」ことは判明した。

Yくん、おもむろに説明書を朗読し始めた。「パンデミックは多人数協力型ゲームです。あなたと仲間のプレイヤーは病原体対策チームの一員となり、協力しあって治療薬を発見し、病原体のアウトブレイクを防ぎます」。うーん、病原体が4種類もあるらしい。全員で協力して病原体を抑えられなければ、ゲームオーバー。

つまりゲームオーバーのその時点では全員負 K3400011.jpgけ、勝ったときは全員勝ち_というボードゲームとしては異例の構成。斬新というかなんというか...。

プレイヤーには役割がある。科学者、研究員、作戦エキスパート、衛生兵、通信司令員...。全員で「ドラクエ」をやるようなものか?。ん?この1センチ角の4色のコマが病原体。ちなみに病原体には「**ウイルス」のような固有名詞がない。ワクチンと思しきものも「治療薬」となっている。そのあたり、専門家に突っ込まれないようにできているようだ。うまくできている。

K3400028.jpgでは準備開始。実はこのゲーム準備だけで12アクションもある。Yくんが引き続き説明書を朗読。(1)ゲームボードをテーブル中央に配置。(2)役割カードをシャッフルし、各プレイヤーに配る。私は衛生兵。Tくんは通信司令員。Yくんは研究員。衛生兵はその都市にある病原体を一掃できるらしい。結構強い。(3)調査基地のコマを1個アトランタに置く。なぜアトランタ?説明はまったく書かれていないが、おそらくCDC本部があるからではないかと思われる。とにかくプレイヤーのコマと調査基地をすべてアトランタに配置。

(4)アウトブレイクマーカーをゲームボードの「表示表」の「0」に配置。アウトブレイク表示は1~7まで、その先の8番目にはドクロマーク。これはWHOのフェーズのようなものか?、これは大変だ。反対側に感染率マーカー。こちらはその名のとおり感染率。実際は感染カードを引く枚数を示すものらしい。2枚~4枚までの7段階。さらに治療薬マーカーを定位置に伏せて配置。

(5)プレイヤーカードから6枚の「エピデミックカード」を取り出して、(6)プレイヤーカードを3枚ずつ各プレイヤーに配布。(7)残りは(5)のエピデミックカードを混ぜて山札に。この混ぜ具合がゲームの難易度を変えるらしい。(そもそも「難易度」って何だ?意味がわからない。)ちなみにエピデミックカードは感染率を上げ、感染地域を一箇所最高レベルに増やしてしまい、これまでせっかく対応してきた感染地域の感染レベルをやや戻してしまうくらい、やっかいなカード。...とこの時点でカードの種類や動きが多すぎて覚えられない気もしてきたのでちょっと休憩。(つづく)

多人数協力型ボードゲーム『パンデミック』 日本語版
― HobbyJAPAN 40周年記念商品 ―


2009年 米オリジン賞・年間最優秀ボードゲーム賞受賞
2009年 ドイツ年間ゲーム大賞 最終候補選出

 * 製造元:Z-MAN Games
 * 日本語版販売:ホビージャパン
 * 発売:2009年8月
 * 価格:4,200円(4,000円+税)

※ボードゲーム『パンデミック』は新型インフルエンザ等、実在の感染症とは関係ありません。


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