家庭の防災 -いざ、というときのための安心のために- 09.10.27 17:04
レスキューナウドットネット「ワークスタイル」では、防災や危機管理分野で仕事をされている、あるいは事業を行っている方にお話をお聞きします。今回は、日本震災パートナーズ株式会社の多田健太郎社長に話を伺いました。
地震費用保険「Resta」の使命は、命が助かった後に必要となる「生活を継続させるための経済的支えであること」です。
■日本震災パートナーズ株式会社 会社概要
代表者:多田 健太郎 創立:2006年4月 本社所在地:東京都千代田区
資本金: 15億6,987万円(平成20年8月20日現在)
株主:丸紅株式会社、みずほキャピタル株式会社など 事業概要:少額短期保険事業
(登録番号:関東財務局長(少額短期保険)第1号)
自己紹介をお願いいたします。
大学卒業後から一貫して保険の仕事に携わっています。卒業後はAIU保険会社に入社し、その後、イギリスで保険商品の仲介の仕事をしていました。その後、アメリカに留学し、ノース・カロライナにあるロースクールで、法律を学びました。保険の仕事をしていると、賠償責任や、法律の知識が必要とされるので、ロースクールで知識を深めようと考えたことがきっかけです。
ロースクールを卒業した後は、マーシュジャパン株式会社に入社し、リスクを調査する仕事に従事しました。そこでは、法律・保険の知識が大変役に立ちました。
そして、2006年に保険に関する法改正があり、これが新しいビジネスチャンスになると確信。2006年4月に日本震災パートナーズ株式会社を立ち上げ、起業しました。
「家庭の防災を実現する」という観点で、リスタとミニリスタのコンセプト・購入メリットを教えてください。
地震防災は、まず「自助」努力です。国の援助、いわゆる「公助」には限界があります。その大前提の中で自助努力による地震対策の一つの手段として「保険」があるという風に捉えてほしいです。何よりもまず、命が最優先。自助努力の第一としては、「倒れない家に住む」ことです。その次に考えていただきたいことが、被災後の生活再建です。「倒れない」家だったので命は助かったけれども、家が「壊れて」しまい、住むところがなくなってしまった...という事態です。そんな時でも、生活は継続させていかなければいけないですよね。せっかく命は助かったのに、家族を路頭に迷わせてしまっては、生き地獄になってしまいます。今ある地震保険というのは、ご自身が持っている建物の価額の半分までしか保険がかけられず、これでは家を建て直すなど、生活を再建するには不十分です。ここに、上乗せできるような保険商品になればと思い、作ったのがRestaです。
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「Resta(リスタ)」は、当社がご提供する「地震被災者のための生活再建費用保険」の愛称です。保険をつうじて、地震被災者の「新たな生活のスタート」(Restart リ・スタート)を応援したい、そんな想いが込められています。また、震災後の生活再建費用をサポートする日本で初めての保険です。住宅が地震等による損害を受けた際に、ご家族が安心して暮らせるよう、政府の定める被害認定区分に応じて保険金をお支払いいたします。 詳細はこちら
「Resta(リスタ)」は、当社がご提供する「地震被災者のための生活再建費用保険」の愛称です。保険をつうじて、地震被災者の「新たな生活のスタート」(Restart リ・スタート)を応援したい、そんな想いが込められています。また、震災後の生活再建費用をサポートする日本で初めての保険です。住宅が地震等による損害を受けた際に、ご家族が安心して暮らせるよう、政府の定める被害認定区分に応じて保険金をお支払いいたします。 詳細はこちら
Resta(リスタ)の正式名称は、「地震被災者のための生活再建費用保険」で、持ち家の方を対象にした商品です。地震が起きてしまった後の、経済的支援としての位置付けで捉えていただきたいです。持ち家の人と賃貸の人では、被災後の生活再建にかかる費用が大きく異なります。住宅ローンというのは、亡くなったらローンの返済は免除になりますが、地震で家が壊れても、ローンの返済が免除になることは、ありません。
ローンは丸々残ってしまうのに、住む家がない。そこで、新たな家を建てるとまた、ローンを抱えることになり、賃貸で住んだとしても前の家のローンと新しい家の家賃の2重の負担になってしまいます。
地震防災で一番重要なことは「命を守ること」で、Restaの使命は、命が助かった後に必要となる「生活を継続させるための経済的支えであること」です。したがって、旧耐震あるいは既存不適格といわれる築27年以上の古い家は倒壊してしまう可能性が高いので、リスタには加入できないこととしています。そういった家に住む方々には、新耐新基準を満たすような家に住んでくださいというのが、私たちからのメッセージでもあります。壊れる家に住むということは、まず命が危ないということを分かってもらうためです。実際、阪神淡路大震災の犠牲者の大半が、建物の倒壊や家具の転倒による圧死でした。
今年8月からは、賃貸入居者でも加入できるミニリスタという新商品を販売しています。「賃貸住宅でも加入できる商品はないか」との問合せを多く受けたために開発いたしました。ミニリスタは、賃貸住宅の入居者でも加入することが可能で、お住まいの地域で震度6強の地震が発生すれば、すぐに保険金をお支払いする点が特長です。さらに多くのニーズを拾える商品となり、企業が従業員のために地震被災時のお見舞金の制度として契約することも可能になりました!
提携により、ミニリスタの契約者様は家族の安否確認が簡単にできるサービスも利用できるようになりました。
保険金未払いという問題が、一時保険業界の中で騒がれていた時期がありました。怪我や病気をされたお客様とのコンタクトを確実に取れるようにしないと、あのような問題が生じます。
まずは、お客様の安否を確認できるような仕組みを作ることで、保険会社としての業務効率をあげることが期待できますし、また、安否確認をお客様にサービスとして提供することで、商品の質を高められると思っています。
最後に「自分の家庭の防災をやらなくては」と考えられている人たちへのアドバイスをお願いします。
まず、物が落ちて来る所には寝ないでください!自分の命を守る、身を守るということで、私自身も気をつけています。壊れない家に住む、というと大掛かりでお金がかかってくる話になるかもしれませんが、身近にできる小さなことから、実践してもらいたいです。
あとは、常に今この瞬間に地震が起きたときにどうしよう、ということを頭の中でシミュレーションする癖をつけたほうがよい、と聞いたことがあります。
特に人混みの駅や、映画館などです。その場に入ったときに、まず周りを見て確認したりする癖をつけておくと、いざというときに慌てないで行動できます。これは、特に子供に向けて教育していきたいことでもあります。家庭では、家族会議など開いて、緊急連絡先や避難場所の確認、そしてお子様に行動をシミュレーションさせたりすることが、一つの「家庭の防災」になると思います。
-ありがとうございました。












