新型インフルエンザ発生から1ヶ月 09.05.23 02:43
メキシコで豚インフルエンザが発生してから1ヶ月が経過した。WHO・CDC・報道などによると、23日0:00現在、感染が確認された国と地域は46。1万1千人以上が感染し90人が死亡している。感染者のほとんどがメキシコ(3892人、内78人死亡)とアメリカ(6552人、内10人死亡)に集中している。
日本国内でも5月16日に検疫外での感染が確認され、近畿圏で感染が拡大、ほか首都圏など7つの都府県で感染者が確認されている。(死者なし)
感染が確認された自治体では、当初、県単位などでの一律の休校措置がとられたほか、感染者が発生した商店や地下街が一時的に臨時休業をした。従業員にマスクの着用を指示する企業や商店も増え、薬局でマスクが品薄になっている状況が発生し現在も続いている。
日本政府は、23日に新型インフルエンザに対する新たな指針を発表している。これまで感染が確認された都道府県では一律に当該患者の入院や県内の学校の休校措置を行うなどの対応を行っていたが、人から人の感染が発生している地域では入院の基準が緩和されている。ごく限られた範囲内だけで感染している場合では県内一律での休校措置の対応を求めず、個別の対応を各自治体が判断できるようになった。
WHOは、4月28日にフェーズ4、30日にフェーズ5を発表している。報道によると、フェーズ6にあげる条件として南半球での感染拡大が必要になるとの見解を示している。また、現在のフェーズ情報と平行して、感染症の警戒情報にウイルスの毒性などを考慮した新たなフェーズを検討している。
22日、メキシコ市は市の感染症警戒レベルを豚インフルエンザ発生前のレベルに戻している。最も感染が警戒されていた時期から段階的に警戒レベルが引き下げられていて、交通機関の職員などにマスクの着用を義務付けているだけだったが、その措置も解除されることになった。
(5月23日更新)












