災害現地レポート

特派員からの現地報告(5/22 その1) 08.05.22 12:30


《糞尿にまみれた避難生活》
避難テントに訪れてまず第一に思ったのが、その非衛生性であった。ほんの少し前まで、中国の公衆トイレはとんでもない状態であった。001

北川の避難テントのある競技場のスタンド下の部屋である。広さ30平方メートルほどの部屋が10くらいあるがそのすべてがこのように便所になってしまった。かなりしっかりしたつくりの競技場のスタンドであるから、医療施設などを設置することも可能なのだけれど、あっという間に便所になってしまった。こうなっては手の施しようがなくなる。

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避難テントの上の畑。いたるところで用を足している。白く見えるのはティッシュである。この畑はとうもろこしの畑であり、農民がこのすぐ上で菜種の収穫をしていた。私が見た限り、都市部の避難テントにも仮設トイレは見当たらなかった。取材最終日の22日朝の地元テレビでようやく仮設トイレが運び込まれている様子が写っていたが、数10万人、いやほとんど100万人に近い人が避難生活を余儀なくされている以上、かなりの数の仮設トイレが必要なのは言うまでもない。

【写真・報告:レスキューナウ災害特派員 冨田きよむ】

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