特派員からの現地報告(5/20) 08.05.21 12:00
20日深夜、CCTVほかの中国テレビがM6クラス以上の余震がここ2・3日中に発生すると伝えた。建物から離れなさいとも伝えた。
結果、ホテルのフロントはすべての宿泊者を1階ロビーに集めた。
しかし結果として余震は発生しなかった。
予報に当たり外れはあり、「ある程度以上の根拠」もあって、四川省地震局は発表したのだろう。それはそれでよろしい。けれど、どの程度の確立で発生するのか、どのような対応をとればいいのかなど、肝心な情報をなかなか出さない。その情報を受け止める住民は必要以上に反応した。
ホテル以外でも、一般のマンションやアパートなどでも同様のことが発生し、住民たちは野外に避難し眠れぬ一夜を過ごした。
特にホテルの対応に問題があった。
下記を要求したが一切応じられなかった。
1 毛布などを用意せよ。
2 テレビ放送(英語字幕が出るチャンネルがある)を見せよ。
3 行政からの情報をきちんと伝達せよ。
4 警察や軍からの正式発表があるのかないのか。
宿泊者にとって当然の要求であるが、フロントマンは手を広げて、「詳しいことはわかりません」と、電話をかける風でもなかった。
私は翌日も取材の仕事を抱えている。いつまでも付き合っていられないので、3時になったのを潮時に、さっさと自室に引き上げて眠ったが、一切止められることもなかった。
0時30分過ぎから2時間少々、不要な時間を過ごしたことになった。
もちろん、余震が発生しなかったからよかったのだけれど、少なくとも科学的根拠を明確に示し、行政の見解と方針も示さないで市民を避難させてはいけない。マスコミも冷静な報道を心がけなくてはいけない。
下手すると「狼少年」になりかねない。
【写真・報告:レスキューナウ災害特派員 冨田きよむ】












