安全・防災コラム

ふぐ中毒 02.11.28 11:07


「毒性は、青酸カリの1000倍以上」
 
■ふぐ中毒とは
 ふぐ中毒とは、ふぐの肝臓や卵巣などの内臓や皮、筋肉などに含まれるテトロドトキシンという毒性の強い物質が原因でおこります。その強さは青酸カリの1000倍以上といわれ、少量でもふぐ中毒で死亡するケースがあります。又、加熱や水洗いをしても毒性を除く事はできません。

■ふぐ中毒の症状
 初期症状で唇、舌、指先のしびれを感じ、続いて知覚神経、運動神経が麻痺して呼吸困難となり意識が消失してり死亡します。現在、ふぐ中毒に効果的な治療法は無いと言われてます。

■ふぐの調理について021115fugu_s.jpg
 ふぐは種類により有毒部位が異なり、季節による毒性の変動、個体差による違いなどから、素人が調理するのは困難です。ふぐを調理する専門の免許を所有した人に依頼するか、調理済みのふぐを購入しましょう。
         ちり鍋などで食用とされるショウサイフグ→

ふぐによる食中毒の事例
・フグによる食中毒で死亡 三重
11月8日、志摩郡に住む男性が自宅でフグを調理して食べ、食中毒の症状を訴えて死亡しました。

・フグを食べ入院 大分
10月20日夜、佐伯市の女性が、自分で釣った小型種のクサフグを煮付けにして食べたところ、嘔吐などフグ中毒症状を起こし、市内の病院に入院しました。現在、容体は回復向かっている模様。県衛生環境研究センターの検査によると、吐しゃ物から猛毒のテトロドトキシンが検出されたそうです。


【関連リンク】
危険がいっぱいふぐの素人料理(東京都福祉健康局)
フグ毒(国立科学博物館魚類研究室)
知って得するフグの知識(北九州市保健所)

※この記事は、2000~2004年頃の「rescuenow.net」に掲載されたものを再掲載したものであり、筆者の所属や登場する団体名等は、このコラムの執筆当時のものです。

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