安全・防災コラム

停電時の行動 02.11.05 10:01


「真っ暗になっても冷静な対応を」

■停電の種類について
 電気が消えてもあせらず状況の確認をしましょう。停電にはいくつかの種類があり、それぞれ対処方法が異なります。ブレーカー操作だけで、簡単に電気がつく場合もあります。

停電の種類 1部停電 家中停電 地域停電 災害停電
範囲 部屋の一部 自宅のみ 近所の世帯 広範囲の世帯
復旧時間 短時間 長時間 長時間 長期
連絡先 電気工事屋 電気工事屋 電力会社 電力会社

■対処手順
【1部停電の場合】
家の中の一部の部屋や特定の電気機器が使用できない状況の場合、個人の対応で復旧できることも多くあります。下記の手順で異常をチェックしてください。

1. 確認準備
部屋に設置してあるコンセントから全てのプラグを抜き、漏電ブレーカーをONにします。
※ここで再びブレーカーが作動する場合、電気工事店等に修理を依頼します。
 
2. 漏電の確認
コンセントに1つずつプラグを入れます。
※漏電ブレーカーが作動した場合、その機器に異常があります。
 
3. 1~2までを行っても漏電ブレーカーが作動する場合
電気の容量オーバーの可能性が高いので、電気の使用量を減らします。
※電気容量を増やす為には、回路の分割工事が必要です。
 
【家中停電の場合】
家の部屋全ての電気が使用不能で、配電盤内の漏電ブレーカー、又は電流制限器による停電。電気工事店等に修理を依頼する場合、作業時間は個人の事前対応で短縮可能です。
 
1. 作動しているブレーカーの確認
・電流制限器が作動している場合
電気容量オーバーの可能性が高いので、電気の使用量を減らします。
※電気容量を増やす為には、回路の分割工事が必要です。
・漏電ブレーカーが作動している場合
安全ブレーカーを全てOFFにして、1つずつONにしていきます。問題がある回路をONにすると再びブレーカーが作動するので、1つずつ確認しながら異常な回路を発見しましょう。
 
2. 電気工事屋に連絡
電気工事店等に修理を依頼します。1で発見した回路を伝える事で、修理の際の作業時間が短縮されます。
 
【地域停電の場合】
近所一帯の地域および、変電所や架空電線の事故・異常により起こる停電。個人では対処不可能なので電力会社に任せましょう。
 
【災害停電の場合】
地震、落雷、大雪等、自然災害によるもので、個人の対処不可能です。

 

 いつ停電になっても、困らぬように懐中電灯を常備しておくと便利です。突然停電になると、あわててしまい思わぬ事故を発生させてしまいます。冷静に対処できるよう、普段から心構えを持ちましょう。
 

【関連リンク】
北陸電力

※この記事は、2000~2004年頃の「rescuenow.net」に掲載されたものを再掲載したものであり、筆者の所属や登場する団体名等は、このコラムの執筆当時のものです。

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