悪徳商法に注意 02.11.03 16:20
「埼玉県で悪徳商法が横行」
「無料プレゼント」「無料点検」などをうたい文句に、主に高齢者を狙って高額な商品を売りつける悪徳商法が埼玉県内で横行しており、埼玉県消費生活課では注意を呼びかけています。
県消費者支援センターには、昨年度の1年間で催眠商法154件、点検商法160件の被害相談や苦情などが寄せられており、うち60歳以上の高齢者からの相談・苦情などは催眠商法124件、点検商法64件にも及んだといいます。さらに今年4~6月にかけ、60歳以上の高齢者からの苦情・相談などは、すでに53件に達しているとのことです。
【悪徳業者の主な手口】
主に1人暮らしの高齢者宅を狙い、専門用語を並べて信用させようとします。高齢者が健康に関心があることを利用して高額な健康器具を売りつけようとします。
●催眠商法
無料プレゼントなどにより消費者を興奮状態にさせてから、「買わないと損をする」という一種の催眠状態をつくったところで高額な商品を売りつけようとします。
●点検商法
無料点検などをきっかけとし、住宅の改築などを無理強いします。
【主な悪徳商法の事例】
・催眠商法による事例
85歳の女性が、業者に依頼されて自宅の近所の人を集めたところ、同業者により「無料プレゼント」と称された日用品、炭入り入浴剤などが配られ、会場全体が興奮状態になり、それにつられるような形で約30万円もの木炭入り布団の購入契約をしてしまった。
・点検商法による事例
62歳の女性が、「1000円で屋根瓦の点検をする」という訪問業者に対し依頼してみたところ、屋根の状況の写真を見せられ「至急屋根の工事をするべき」と勧められたため、約60万円で契約してしまった。
・その他の悪質事例
73歳の女性が、業者の女からの「布団のクリーニングが無料」という電話に応じたところ、訪問してきた同業者の男の販売員に「布団が汚れている」などの理由で約40万円の高額羽布団を執拗に勧められたが断ったところ、さんざん悪態をつかれるなどの怖い思いをした。
【悪徳商法にかからないためには】
知らない人が訪問した際にはすぐにドアを開けず、「どこの誰なのか?」「どのような目的で来たのか?」などを確認するようにして下さい。不必要と判断した「商品の販売」や「修理などの契約」などはきっぱりと断ってください。決してその場では契約せずに、家族らに相談して下さい。仮に契約してしまった後でも「クーリングオフ制度」などで契約を取り消せる場合があるので、早めに近くの消費者生活相談窓口に連絡して下さい。
【問い合わせ先】
埼玉県消費生活支援センター048-261-0930
犯罪被害者ホットライン(警視庁) 03-3597-7830
埼玉県広聴広報課 048-830-2857(直通)
※この記事は、2000~2004年頃の「rescuenow.net」に掲載されたものを再掲載したものであり、筆者の所属や登場する団体名等は、このコラムの執筆当時のものです。












