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O157について

01.04.28  この記事をGoogle Bookmarksに登録する この記事をYahoo!ブックマークに登録する この記事を含むlivedoorクリップ この記事をイザ!ブックマークに登録する この記事をニフティクリップに登録する この記事をdel.icio.usに登録する この記事を含むはてなブックマーク


 最近、病原性大腸菌O157による大規模な食中毒事件が立て続けに発生しています。
 滋賀県、富山県、奈良県のファミリーレストランで「ビーフ角切りステーキ」で、千葉県など7都県では「ローストビーフ」「牛タタキスライス」などの牛肉製品で病原性大腸菌O157の食中毒事件が発生しました。  

 千葉県健康福祉部は同県内の感染者は189人で、現在も36人が入院中。感染者のうち、スーパーで滝沢ハム栃木工場製造の肉製品を購入するなどしたのは172人で、家庭での二次感染者も8人いました。店頭で試食しただけで感染した人も約10人にのぼり、うち半分は幼児だった。と発表しています。
 「ビーフ角切りステーキ」ではテンザライズ処理、タンブリング処理が疑われています。滝沢ハム栃木工場製造の「ローストビーフ」「牛タタキ」は感染経路が明らかになってはいませんが、器具からの汚染、販売方法の問題が指摘されています。

「すじ切り・調味液漬けの食肉にはご注意を!! 」
●テンザライズ処理
すじ切り処理・針状の刃を刺し通し、原型を保ったまま硬い筋や繊維を短く切断する処理
   
●タンブリング処理
調味液処理・調味液を機械的しみこませる処理  
   
●ポイント
 このような処理は、肉の表面や器具に付いた菌を肉の内部にまで入れる可能性があり、ハンバーグと同じように、中心部75℃、1分以 上、の加熱調理が必要です。

 「牛タタキスライス」を店頭で試食しただけで感染した人も約10人にのぼり、うち半分は幼児が罹っていました。お母さん、スーパーやデパートの地下の食品売り場でのお子さんの行動に注意しましょう。また、子どもには、牛タタキ、牛刺し、馬刺し、鶏刺し等の生食用食肉は大変危険ですので、食べさせないようにしたほうが安全です。

※九州の保健所で食品衛生監視員をなさっている西村雅宏さんにご協力いただき、ご自身が発信しているメールマガジン「食中毒の防ぎ方」を当コンテンツでも連載しています。

西村雅宏(にしむらまさひろ)nishi.jpg
食品衛生監視員歴16年。数多くの事例を通して実感するのは、食中毒の原因のひとつが情報不足による、ということだった。現場から知り得たノウハウを伝えることで、少しでも食中毒を減らすことができるのではないか、という思いから食中毒予防に関するメールマガジンを発信している。

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