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最終回 月浦の子どもたちのために(1)
「いやー、島原には本当に感謝してるんだよ」
FMレイクトピアの淵瀬である。
ご存知のように、島原の商工会議所青年部「がまだす」の人たちが、虻田の温泉小学校の5,6年生の子どもたちを全部島原に招待してくださった。しかも、地元の負担にならないようにと、きわめて慎重な配慮の元に企画を進めてくださった。
地元と子どもたちがどれほど喜んでいるか、冨田は言葉では書き表すことができない。子どもらの笑顔は、我々の励みになる。復興の礎になる。
「けどさ、4年生以下のちびっこにも何かしてやりたいなあ」
そうだった!
ちびっこを忘れてはいけない。
というわけで、月浦の仮設の親たちが中心になって夏休みにお楽しみ会をやろうということになった。
「花火を飽きるほど、もうやりたくないってほどやらせるのはどうだ?」
「猿回しを呼ぶか」
「ペットボトルロケットをぶっ飛ばそう」
「豚の丸焼きを食いたい」
「札幌の新聞社でやる花火大会に掛け合って、スターマインもらってくるか」
話が大きくなってきた。
これまで非常に多くの被災地のためのイベントが企画され実行されてきた。ありがたいことである。けれども、それらのほとんどすべてが、被災者をお客として扱ってきた。
今度は違う。
復興というのは自分たちでやるんだ。だから、子ども祭りを復興の第1歩にするのであれば、主催者は被災者であるべきだ。自分のことは自分でやるのは、大人として当たり前。おらたちは、ここまでは自分たちで出きる。したけど、本当はここまでやりたいから、この部分を手伝ってけれ、と、よそ様に協力をお願いするのが自然な流れだろうし、筋でもある。
月浦の親たちは立ち上がった。
来る8月12日土曜日。場所は旧月浦小学校グラウンド。
とにかく、子どもたちと一緒に1日中遊び狂おうではないかという企画である。楽しいことに飢えているのは、実は大人自身であった。大声で笑ったことは、ここしばらくない。
豚の丸焼きというのは、よく聞く言葉ではあるが、実際にそれを見た、あるいは見ただけでなく食ったことのある人というのはそんなに多くない。
豚の丸焼きを作って子どもらにナイフを渡し、
「おまーら、好きなところを好きなだけ自分で切りとって食え!」
と、これはぜひともやってみたい。
普通花火というのは、家庭でやるときには、ナンだか中途半端な気持ちで終わってしまうことが多い。やるのであれば、これはもう徹底的に、もうやりたくない、花火なんか見たくもないというくらいまでやった経験は、少なくとも冨田にはない。
で、せがれも中学3年生になったから、家族で花火をすることもなくなってさびしい。
だから、とにかく花火を死ぬほど買う、か、集める手立てを考える。
次に豚だ。
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2000年3月31日、有珠山が噴火しました。有珠山噴火災害に関して、過去のどの災害とも大きく異なっている点がありました。それは、本格的な「インターネットによる全国的な情報ボランティアネットワーク」の誕生。「被災地からの、市民の、市民による、市民のための情報発信」というこれまでに無かった活動を、インターネットを通じて日本全国から集まった有志達が、陰ながら支えるという重要な役割を果たしています。そのため、今後の災害時の市民情報発信の在り方を考える上でも非常に重みのある活動となっているのです。これは、この「有珠山ネット














