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これからどうしようかな(2)
災難は災難として乗り越えて行く力をわれわれは持っているはずだ。災害の絶望から、立ち上がる勇気をも併せ持っているはずだ。先人たちの仕事はそれを見事に証明している。
忘れよう。
忘れ去ろう。
振り返っても、何も生まれはしない。
それもまた事実。
「今回の災害をプラスと捉え、今後火山とともにある町作りはどうあるべきかを真剣に考えるときにきている」
先日の、虻田町の小学校で開かれた噴火状況説明会のときに、北大の岡田先生と宇井先生は力説された。
この感動的な説明会は、われわれに勇気を与えると同時に、研究者の真髄をも見せた。
岡田先生の説明のときには、次々と宇井先生がOHPの準備をされた。その反対に宇井先生の時には岡田先生が。
冨田は研究者、特に大学の教授というのは、もっと気難しくて、ある意味では気位が高いのかと思っていたけれども、それぞれがお互いの研究を非常に大切にされ、思いやりを持って仕事をされている様を見て、説明の内容よりも、忙しく立ち働く姿に深い感銘を覚えた。
有珠山ネットは地元では有名でないという批判がある。避難所では誰も知らないじゃないかとも言われている。
それでいいのだ。
もともと目立つため、有名になるためにはじめた仕事ではない。情報支援というのはあくまでも影の仕事であり、華々しく表舞台にしゃしゃり出るべきではないと考えている。
研究者が、きわめて地味ではあるが一つ一つのデータを元に、目の前の自然現象を解き明かして行くように、われわれの有珠山ネットも、地味な何でもない日常の中から、喜びを見出し、あるいは悲しみを見出し、それを共有するネットワークでありたいと願う。
声にならない声をどうやったら一つ一つ集めることができるだろうか。
何をすれば復興のために役立つのだろうか。
答えはまだ見えないけれど、日本中に住む仲間たちがきっと答えを見つけてくれると信じている。
いろいろな提案も頂戴する。
有珠山ネットは、言い出しっぺが班長である。言いっぱなしの人は決して相手にされないというのは以前書いた。当然のことだと思う。
被災地に必要以上な負荷のかからない企画を、しかし、決して上げ膳据え膳にならないような企画を考えたいと思っている。
有珠山の噴火災害はまだぜんぜん終わっていないのだから。むしろ一番苦しいのはこれからなのだから。
いまだに家で眠ることのできない2000人以上の人がいることを忘れてはいけない。
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2000年3月31日、有珠山が噴火しました。有珠山噴火災害に関して、過去のどの災害とも大きく異なっている点がありました。それは、本格的な「インターネットによる全国的な情報ボランティアネットワーク」の誕生。「被災地からの、市民の、市民による、市民のための情報発信」というこれまでに無かった活動を、インターネットを通じて日本全国から集まった有志達が、陰ながら支えるという重要な役割を果たしています。そのため、今後の災害時の市民情報発信の在り方を考える上でも非常に重みのある活動となっているのです。これは、この「有珠山ネット














