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有珠山ネットの守り神(2)

00.05.17  この記事をGoogle Bookmarksに登録する この記事をYahoo!ブックマークに登録する この記事を含むlivedoorクリップ この記事をイザ!ブックマークに登録する この記事をニフティクリップに登録する この記事をdel.icio.usに登録する この記事を含むはてなブックマーク


 NHK・BSに写ったときです。

 午後8時30分。

 有珠山ネットのURLがスーパーで流れたその瞬間、サーバーが落ちました。
 有珠山MLは始まって以来の楽しい大騒ぎとなりました。

「おっこちたねー」
「おーい浅川さーン、死んだかーー」
「ご愁傷様です」
「走り回ってるのかな、それともあきらめて寝ちゃったかな」

 男・浅川は雪辱に燃えたのでありました。

「もう絶対に落とさんケンネ!」

と、固くココロに誓ったに違いないのであります。
 「すみませんがトップページの名前をこれからはindex0.htmlにしてください」
と、言われて、フーンと思いましたが、それで落ちなくなるのかなあと思っていたら、男・浅川なんかやったのでしょう。悪魔のクロ魔術でも使ったに違いないと思われるのですが、その次のテレビ(ニュースステーション)のときには、見事に落ちなかった。
 男・浅川という人物は、顔文字など使う人間ではなかったのです。しかし、このときのメールには、高らかに勝利宣言をした後に、Vサイン入りのニコニコ顔文字が記されていたのであります。よほどうれしかったのか、BSのとき、よほど悔しかったのかどちらかであろうと思うのです。

 この日は、有珠山ネットの勝利宣言の日として長く語り継がれることでしょう。

 浅川さん、いつもありがとう。
 まだ見ぬミラーをしてくださっている人々にも、実際にどのくらいの方々のお世話になっているかさえ冨田は知らされてはいないのですが、心から御礼を申し上げます。
 ミラー用のMLまで有珠山ネットにはあるのです...・。知らぬが仏の仏様。ありがたいことです。
 冨田はというと、いまだに、パケットの意味がわからないのです。FTPしながらメールの受信ができたり、HPを見に行けるということはつまり、鼻で息を吸いながら口で息を吐くということですよね?「荷札」やら、「働き者の配達小人さん」やらを持ち出して、必死になってみんなで冨田を責めたけれど、残念なことに冨田はバカだから、いまだによくわかりません。 

2000年5月17日

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tomitan1.jpg2000年3月31日、有珠山が噴火しました。有珠山噴火災害に関して、過去のどの災害とも大きく異なっている点がありました。それは、本格的な「インターネットによる全国的な情報ボランティアネットワーク」の誕生。「被災地からの、市民の、市民による、市民のための情報発信」というこれまでに無かった活動を、インターネットを通じて日本全国から集まった有志達が、陰ながら支えるという重要な役割を果たしています。そのため、今後の災害時の市民情報発信の在り方を考える上でも非常に重みのある活動となっているのです。これは、この「有珠山ネット

」の立ち上げに深く関わり、自ら「隊長」として代表を務める冨田きよむ氏によるコラムです。

※この記事は、2000~2004年頃の「rescuenow.net」に掲載されたものを再掲載したものであり、筆者の所属や登場する団体名等は、このコラムの執筆当時のものです。

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