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有珠山ネットの守り神(1)

00.05.17  この記事をGoogle Bookmarksに登録する この記事をYahoo!ブックマークに登録する この記事を含むlivedoorクリップ この記事をイザ!ブックマークに登録する この記事をニフティクリップに登録する この記事をdel.icio.usに登録する この記事を含むはてなブックマーク


 男浅川ニュースステーションに勝つ!!

 そもそも、東京もんを信じた冨田がバカであった。

 週2回の締め切りを2ヶ月も続けるなどというのが、これほどのことだとは思っていなかった。
 これまでは、月2回の新聞が一番多かったのだが、週に2回となると、これはほとんど毎日になる。昨日原稿を上げたばかりのような気がする。

 担当の大槻という男は、こいつは結構な男前。しかし、行動はとろい。もたもたしてるから、巣窟で冨田に怒鳴られたのを忘れてなくてこれをしっかりと根にもっている。このときの仕返しをネチネチとするような人間である。この大槻が、うれしそうに、
「本日締め切りでっせ」
などと、有珠山MLで流してよこす。これほど根性の曲がった青年というのも珍しい。で、有珠山ネット関連の人々というのは、みんなこういう悪たればかりかというと、これはまったくの誤解である。
 大槻の話などどうでもいいのだ。現在、全部あわせて、長短5本のレギュラー連載があって、今年の夏に出る本の書き下ろし分74枚がほとんどそのまま残っており、新しく始まる月刊誌も1つありそうな気配だ。
 で、書くテーマというのが全部違うような、同じようなことなので、どこにどれを書いたのかわからなくなることがある。
 
 しかし、実は一番きついのが、ここのコラムである。

 短いと市川(レスキューナウのしゃちょーで、パソコンお助け隊では冨田の忠実な部下で、意外にも信用は厚い)が、こーーーんな目で見る。
 で、今回は、ド素人がいかにして有珠山ネットを始めたのかという、きわめて興味深い問題に取り組みたいと思う。思うのだが、いかんせんその仕組みがどうなっているのかについては、よくわかっていないので、関係各位のひんしゅく(顰蹙という字が出てきたけれど、こんな字書けるはずないので、敢えてひらがなにした)を買う覚悟だけはできているので、皆さんフォローよろしく。

 一番先に反応したのが、M蘭市教育委員会情報教育センターの佐藤さんであったという話しは以前書いたっけ? 書いたと思うので、次に進む。

 その次は、札幌のインターネットの猛者、男・浅川であった。

 彼とは2年越しの仇である。その名も恐ろしいML軍団NCFのいわばドンというかご意見番というか、とにかく冨田はNCFに加入したその日から男・浅川と大喧嘩ぶっこきましたのです。理由は...・・・なんだったか忘れました。つまり忘れるくらいドーデもいいことで、確か3日ほど、いがみ合ったという記憶がある。
 で、普通、ネットでケンカしたって、相手はわざわざ札幌から高速に乗って伊達市までケンカの続きをしにはこないだろうと思うんだ。

 男・浅川は違った。きちゃったんだよね。中山峠超えて!asakawashi.jpg

 で、冨田はその瞬間、
「あ、こいつ悪いヤツみたいな顔してるけどホントはいいヤツかもしれない」
と思ったのでありました。
 パソコンの人というのは、画面にだったらなんでもいえるけれども、面と向かってけんかできる人って少ない。
 男・浅川という人物は、画面だろうが面と向かおうがケンカできる、パソコンの世界では、特にユニックスなどと呼ばれる面妖極まりない言葉を操る人にしては珍しい人物のひとりである。
 で、何を言われたのか忘れたし、きっとそのときは理解していなかったけれども、恐らくは、噴火の直前に、

 「このままではお前のところは完全に壊れるから、俺に任せろ。お前は今までどおりに勝手にHPを作ってればいい。余計なことは聞くな。聞くだけ時間が無駄だ」
というようなやり取りと言うか、指示があったようにぼんやりと記憶している。冨田は素直な人間だから、プロがそういうのならば、それが一番良いに違いないと思ったので、「好きにしてくれ。俺に説明なんかしないでほしい」と言いましたのです。

 で、さらにまことに申し訳ない話しなんだけれども、
「ミラーしてもいいですか?」
との、お申し出も沢山頂戴した。本人は何を言われてるのかわからないので、
「当方はサルですので、ヨシナニしてください」と、お返事するのみであった。

 で、後からよく聞くと、「ミラーをしていただけませんか」というのが筋で、「ミラーをさせていただけませんか?」というのは、反対であることを習った。
 ようするに、ちゃんとしたプロの人ならば、いやプロでなくても冨田の作ったHPを一目見た段階で、こいつはどうしようもないど素人だ、ほっとくと間違いなく貧弱なレンタルサーバーがぶっ飛ぶ。かといって、こいつに今、その緊急性を説くのは意味がない。恐らくはミラーの意味さえまともに理解していないはずだから、リンクとミラーの違いもわからないだろう、と、判断してくださったに違いない。
 で、恐らくは、冨田がわけもわからない返事をしてくるはずだということも十分想定していたに違いない。
 おかげさまで、見事に運営できています。
 で、5分だか6分おきに、自動的に更新内容を機械が自分で探して直すという離れ業もやってのけるのであります。
 けれども、たった一度だけ落ちたことがありました。

2000年5月17日

有珠山ネットの守り神(2)につづく

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tomitan1.jpg2000年3月31日、有珠山が噴火しました。有珠山噴火災害に関して、過去のどの災害とも大きく異なっている点がありました。それは、本格的な「インターネットによる全国的な情報ボランティアネットワーク」の誕生。「被災地からの、市民の、市民による、市民のための情報発信」というこれまでに無かった活動を、インターネットを通じて日本全国から集まった有志達が、陰ながら支えるという重要な役割を果たしています。そのため、今後の災害時の市民情報発信の在り方を考える上でも非常に重みのある活動となっているのです。これは、この「有珠山ネット

」の立ち上げに深く関わり、自ら「隊長」として代表を務める冨田きよむ氏によるコラムです。

※この記事は、2000~2004年頃の「rescuenow.net」に掲載されたものを再掲載したものであり、筆者の所属や登場する団体名等は、このコラムの執筆当時のものです。

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