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■青森県青森市後潟 住宅火災(2002年12月29日)
12月29日8時頃、青森県青森市後潟の住宅から火が出て、青森地域広域消防事務組合、青森市消防団、蓬田村消防団などが現場に急行し消火活動を行った。現場は、JR津軽線の線路と国道280号との間にある住宅だった。消防車到着当時、既に建物全体が火に包まれており、数キロ離れたところから炎が見えるほど火炎が上がっていた。消防本部では現場付近の強風と水利状態なども考慮し、早い段階で増員増車体制とした事で、幸いにも住宅1件を全焼しただけで被害を食い止める事ができた。現場の状況からすれば数件の家屋に燃え移ってもおかしくない状況だったが、先着隊の活動と消防団の中継送水が機能し、被害を最小限に食い止めることが出来た。消防では出火原因などを調査している。なお、この火災の影響で付近一帯は断水状態となったほか、国道280号線は通行が出来ない状態になった。
 
炎上する建物。 強風によりあっという間に燃え広がった。   本部消防隊と消防団と連携しホースを延長し送水を行う。
炎上する建物。 強風によりあっという間に燃え広がった。
 
本部消防隊と消防団と連携しホースを延長し送水を行う。
     
本部消防隊と消防団と連携しホースを延長し送水を行う。   本部消防隊と消防団と連携しホースを延長し送水を行う。
建物西側から放水を開始した消防隊。 猛烈な横風で、風の周りが複雑になるために煙に巻かれないように低位置から放水する消防隊。
 
風があまりに強いため、風上では殆ど煙が無い。
     
本部消防隊と消防団と連携しホースを延長し送水を行う。   都市ガスの配備されていない地域ではこのようなガスボンベが住宅に取り付けられている。火災の燃焼熱に耐えられるような構造ではあるが、早期にボンベを引き出し、二時災害を防ぐ必要がある。建物内に放置しておくと安全バルブが作動し、内部のガスが放射される事で火が燃え広がる可能性がある。特に冬場は、ボンベ自体を雪により引き出しにくい場合があるので、住宅を建築する場合はこのような状況を考慮する必要がある。
放水による支援をうけて、加熱したガスボンベを建物から引き出す本部消防隊  
   

電力幹線付近で火災が発生すると電力線が焼け落ち、停電等が発生する為、東北電力の係員により電源供給の停止、付近一帯の電源復旧等が行われた。台風や地震以外にも、このような火災が原因で停電することも十分に考えられることから、懐中電灯などはぜひ用意しておきたい。

 
(情報提供:(株)e-防災 佐々木 氏)


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