2017
01.11

東日本大震災から5年10か月

1月11日、東日本大震災が発生してから5年10か月

◆人的被害・避難者数
・2011年3月11日、国内最大規模となるM9.0の地震が発生し、大津波により東北地方の太平洋沿岸に大きな被害をもたらした。警察庁によると、2016年12月9日現在、死者1万5893人、行方不明者2556人、死者不明を合わせて1万8449人。

・復興庁によると、2016年3月31日現在、震災関連死は1都9県で3472人。前回の発表から65人増加。直接死・行方不明者と合わせると合計2万1921人。

・復興庁によると、2016年12月9日現在、避難者数は13万740人。県外避難は4万6940人(福島県4万59人、宮城県5542人、岩手県1339人)。

◆健康
・12月16日、厚生労働省は、原発事故の収束作業で被ばくし、甲状腺がんになった東京電力の40代男性社員を労災と認定した。また、甲状腺がんについて労災と認定するための目安を策定し公表した。目安は被ばく量100ミリシーベルト以上、被ばくから発症まで5年以上としている。

・12月26日、原発事故後に甲状腺がんと診断された子どもに療養費の支援を行う民間の基金「3・11甲状腺がん子ども基金」は、福島県など8県35人に療養費の給付を決めたと発表した。療養費は10万円で、症状が重い場合はさらに10万円を給付する。

・12月27日、福島県は県民健康調査検討委員会を開き、原発事故発生時18歳以下だった県民を対象とする2巡目の甲状腺検査の結果を公表した。9月末現在、新たに10人が甲状腺がんと診断され、2巡目で44人の甲状腺がんが確定した。

◆地域医療
・12月11日、福島県立医大「ふくしま国際医療科学センター」の開設記念式典が行われた。ふくしま国際医療科学センターは福島県復興計画の1つで、県民健康調査の実施や最先端の医療を提供する体制の構築、地域医療に携わる人材育成などが期待されている。

・12月30日、福島県広野町の高野病院敷地内の院長宅で火災が発生し、院長の高野さんが亡くなった。高野病院は原発事故後も避難せず診療を続けていたが、院長が亡くなり病院の設置に必要な常勤医がいなくなったことから、広野町の遠藤町長は会見で存続のために支援することを明らかにし、南相馬市立総合病院の医師らによる「高野病院を支援する会」が立ち上げられた。高野病院を支援する会 http://savepatientakano.sakura.ne.jp/

◆裁判・訴訟
・12月16日、震災遺児の財産を管理中に約6800万円を口座から引き出し、業務上横領罪などで逮捕された後見人の論告求刑公判が仙台地裁で開かれた。検察は懲役10年を求刑した。

・12月22日、原発事故で風評被害を受けたとして宇都宮市のバナナ加工販売会社が東京電力に約9600万円の損害賠償を求めた裁判で、宇都宮地裁は請求を棄却した。

・12月27日、津波で児童と教職員が犠牲になった大川小学校の対応を巡る裁判で、宮城県と石巻市は仙台高裁に一審判決の控訴理由書を提出した。県と市は控訴理由書で、津波の襲来の予見は困難で教員らに過失はなかったとした。

◆いじめ
・12月、原発事故で福島市から川崎市に自主避難した男子生徒が、転校先の川崎市立中学校に在籍中にいじめを受けたと訴えていることが横浜地裁集団訴訟に関連する報道で明らかになった。

◆余震
・12月28日21:38頃、茨城県北部を震源とするM6.3・最大震度6弱の地震が発生した。この地震で茨城県で2人が軽傷。一時山形新幹線が見合わせるなどした。気象庁は会見で東日本大震災の余震とみられると発表した。

◆東日本大震災から5年9か月
http://www.rescuenow.net/?p=4844

◆広島大学|地球資源論研究室|東日本大震災-被災地-
http://earthresources.sakura.ne.jp/er/EV_TKJ(4).html

◆警察庁|東日本大震災について[2016年12月9日]
http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/index.htm

◆復興庁|全国の避難者等の数(所在都道府県別・所在施設別の数)[平成28年12月27日]
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-1/hinanshasuu.html

◆復興庁|震災関連死の死者数等について(平成28年3月31日現在)[平成28年6月30日公表]
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-6/20140526131634.html

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