2017
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区別が困難な毒キノコ

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by レスキューナウ

この記事は2002年10月に執筆されたものです。

毒キノコによる食中毒

食用キノコによく似ている毒キノコがあり、少しキノコの知識がある人でさえも区別が難しいため、誤食して食中毒を起こすことが多いそうです。その代表とも言える毒キノコは「ツキヨタケ」「クサウラベニタケ」「カキシメジ」です。

ツキヨタケ

特徴

傘の色は橙褐色か紫褐色、暗所または紫外線が当るとひだの部分に黄緑色か青白色に光り、付け根に黒紫色のしみがあります。断面の黒紫色のしみがあるか無いかが識別のポイントになります。

よく似ている食用キノコ

ヒラタケ
シイタケ
ムキタケ

クサウラベニタケ

特徴

傘の色はねずみ色から灰褐色で、ひだの色は薄いピンク色、柄は白色、また 傘の表面に斑や繊維模様がない。ピンク色の胞子紋が鑑別のポイントとなる。

よく似ている食用キノコ

ウラベニホテイシメジ

カキシメジ

特徴

傘の色は赤褐色から栗色、ひだ 密で白色、柄は上部が白色で下部が褐色、根元にやや膨らみがある。また、 秋になると雑木林に群生する。毒々しさがなく一見食べられそうに見える。臭気、ひだのしみが鑑別のポイントになる。

よく似ている食用キノコ

・チャナメツムタケ
・マツタケモドキ

キノコの俗説は本当なの?

キノコには、昔から多くの言い伝えや俗説があります。そのほとんどは根拠に乏しいもので、信じては危険です。現在、日本で知られているキノコは、約2000種存在するといわれています。日本に発生するキノコを分類学的に全て明確に分類する事は難しく、不明のキノコもたくさん存在します。

事例

岡山で毒キノコ対策 岡山

岡山県では1983年以降、毒キノコによる食中毒の被害が計49人に達している事が分かった。同県環境衛生課はホームページを設置し、住民に注意を呼びかけている。

キノコを食べて食中毒 福島

2002年10月1日、郡山市内の旅館で、男女計8名がキノコなどの炒め物を食べて食中毒症状を発症した。保健所は、クサウラベニタケが原因と断定した。

キノコ汁を食べて食中毒 福島

2002年9月27日、原町市でキノコ汁を食べた一家族4名が下痢・吐き気などの症状を訴えた。保健所は10月2日、毒キノコの一種であるクサウラベニタケによるものと断定した。このキノコは食用になるウラベニホテイシメジと似ており、誤って採取されたものが農家から持ち込まれたと見られている。家族は既に回復しているという。

一家4人が毒キノコで食中毒 栃木

2002年10月3日、佐野市に住む家族ら4人が毒キノコの「クサウラベニタケ」を誤って食べてしまい、食中毒の症状を訴え入院したことが分かった。

毒キノコで1家4人が食中毒の症状 栃木

2002年10月3日、足利市内の山林で採ったクサウラベニタケとみられる毒キノコを、食用のウラベニホテイシメジと間違えたて、食べた家族4人が食中毒の症状を訴えていた事がわかった。

毒キノコで3人が食中毒の症状 新潟

2002年10月3日、長岡市で毒キノコであるクサウラベニタケを誤って食べ、3人が食中毒の症状を訴えた事が分かった。

誤って毒キノコを調理 富山

2002年10月2日、氷見市の女性が、毒キノコのクサウラベニタケを誤って食べ、食中毒の症状を訴え入院した。県では疑わしいキノコは食べないように注意を呼びかけている。

山林のきのこを食べ食中毒 鳥取

2002年10月1日、倉吉市内の山林で採ったクサウラベニタケをすまし汁にして食べた男女2人が、食中毒の症状を訴えて入院した。2人の症状は軽く、ずでに退院した。クサウラベニタケは白っぽいキノコで食用のウラベニホテイシメジに似ているため、間違えて食べることがあるという。鳥取県は、山林できのこを採る際には注意するよう呼びかけている。

毒キノコで4人が食中毒 長野

2002年9月29日、大町市平にある山林で採ってきたキノコを食べたところ、嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴え、3人が入院した。毒キノコの「ツヨキタケ」を、毒のない「ヒラタケ」と間違えて食べたとみられている。

毒キノコを食べ5人が食中毒 新潟

2002年9月28日、長岡市内の雑木林でホンシメジと誤って採取したクサウラベニタケを食べた5人が、食中毒になっていたことが分かった。5人は腹痛などの症状を訴えていたが、現在快方に向かっており、新潟県は、食用と判断できないキノコを食べないように注意を呼びかけているという。

キノコによる食中毒 栃木

2002年9月26日、同県矢板市に在住の6人らがキノコを食べ食中毒になっていた事が分かった。同県生活衛生課は毒キノコのツキヨタケによる食中毒と断定した。

毒キノコによる食中毒 北海道

2002年9月18日、札幌市生活環境課は同市北区の住民ら計11人が、毒キノコの「ツキヨダケ」を食べて6人が食中毒の症状を訴えたと発表した。現在、快方に向かっているという。

間違えてツキヨタケを食べ食中毒 山形

2002年9月12日、最上町内に住む20歳代から70歳代の二家族の男女計7人がヒラタケと間違えて毒キノコのツキヨタケを食べ、吐き気や嘔吐などの症状を起こした。診察を受けた4名を含む7名の症状は軽く、全員回復している模様。

毒キノコを誤食 神奈川

横浜市内の山林でキノコを採取し、それを食べた男女8人が吐き気や腹痛などを訴えていたことがわかった。現在、8人とも回復しており、ツキヨタケという毒キノコを間違えて食べたことが原因とみられている。

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